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レベル79 結局やることは地味だよね

「海の雫か~それはどこで手に入るんですか?」


 マジコ店長

「ああ、大丈夫大丈夫!そんなに危険じゃないから はいコレ」


 そういって渡されたのは…


 シャベル

 軍手

 バケツ


 ・・・?


 マジコ店長

「南の海岸のフィールドにある砂場をそれで掘って蒼いキラキラしたものがたまに出てくる、それが海の雫だ」


 シャベルで掘る>砂を掻き分け探す>バケツで回収


 潮干狩りかい!


 ハルル

「夏っぽく良いんじゃないかな」


 アイナ

「お弁当もってかないとね~」


「う~ん また地味な作業かな~」


 マジコ店長

「最低でも100個頼むぞ」


 俺達は店長に見送られ海岸へと移動した。


 アイナ

「ふふふ、タコタコ焼きそばとシュワシュワ水~♪」


 完全に行楽モードのアイナさん。


 ハルル

「3人でやれば直ぐさ」


 ハルルさんも乗り気だ…

 海岸に着くとそこは綺麗な砂浜が広がっていた。


「ここを掘れば良いんですかね」


 ハルル

「その様だが…」


「どうしたんですか?」


 ハルル

「いや…多分気のせいだとは思うが」


 何かが気になってるようだがそんなことも考えずアイナさんは…


 アイナ

「みんなもおいでよ!海風が気持ちいよ」


 次の瞬間


 パク!


 アイナ

「きゃーー!」


 アイナさんの左足が何かに挟まれた。


 ハルル

「やっぱりか」


 俺とハルルさんがアイナさんのとこにいくと噛みついている正体がわかった、

 それは巨大な貝だった…

 ハマグリの様なモノが足を貝と貝で挟み噛みついている。


 シーハマー

 レベル30

 HP150

 MP50

 スキル 殻にこもる 砂隠れ 穴を掘る かみつき


 俺とハルルさんが貝を叩きなんとか倒して剥がそうとするが固い!

 幸い攻撃力はそんなにないのでアイナさんはやられはしないのだが…


 それから数10分後


「やった~倒せた」


 アイナ

「歯型付いた~」


 それは歯なのだろうか…


 ハルル

「やはり、こういうことだったか」


「というと?」


 ハルル

「いや、海の雫がクエストアイテムならばもっと人が居ると思ったがこの人気の無さ、

 そして店長の“そんなに危険ではない”という言葉これらを総合的に考えるに」


「・・・」


 ハルル

「相当めんどくさいぞコレ」


「嫌だ~ゲームでも作業ばっかりなんて~」


 こうして作業ゲームが始まった…



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