レベル77 長期休暇前の欠品とか止めて!
「欠品の伝票まわして」
「次いつ入るのかわかる?お盆前には全て揃えないとペナルティー発生するんよ」
今 会社は欠品の嵐だ!
お盆前に急に発注が重なり商品が間に合わない状況で、
通常こんなに発注がある製品ではないから生産は間に合わず得意先に謝り倒してる状況だ!
そんな状況が一週間続いた…
「お疲れ~なんとか乗り切ったな」
俺
「ですね~お盆明けのことはお盆明けに考えましょうかね」
「だな~お前お盆はどうするんだ?」
俺
「そうですね~帰省したいとこですけど、いつお客さんからクレームが来るかわからないから現地待機ですかね」
「そうだな~」
そんな感じで俺は最近インできない状況が続いていたが明日からは夏季休暇で帰省もしないので思いっきりゲームする予定だ。
「飲み物よし!レトルトよし!じゃ始めますか」
俺は食べ物を買いそろえてゲームを開始した。
~ゲーム内~
インするとウィンドウにフレンドからの連絡が2件入っていた、
一人はハルルさんで一昨日から実装されたサブ職をまだ獲ってないから、
まだだったら情報交換がてら合流しないかという連絡だった。
もう一人はアイナさんだった、
最近連絡こないけど~何か悪いことしたかな~みたいな内容だった…なんだろうこのいじけてるような文章は…
俺はハルルさんに確認をとって了承を得てからアイナさんと連絡を取って3人で合流することにした。
待ち合わせの広場…
ハルル
「お~いワーカー君」
いつも通りのラッコのお面で登場!
「あ、ハルルさんこの前ぶりです」
それから暫くして、
アイナ
「待たせたね!」
いつもみたいにキャラを作ってアイナさんが登場!
「お久しぶり~」
アイナ
「そうだよ!ひどいよ」
すぐキャラが崩れる。
「すいません、いろいろと立て込んでいたので」
アイナ
「そうなの~?」
若干起こり気味なので話をチェンジ!
「ハルルさん サブ職は何があるんですか?」
アイナ
「ふふふ!ワーカー君サブ職は普通にはとれないんだよ 職業クエスト私みたいに昇格しないと」
「あ、昇格してますよ」
ハルル
「私もしてるよ」
アイナ
「そんな~」
ハルル
「話は戻すけど今のとこ実装されてるのは大きくカテゴリーが2つあって生産職と補助職」
「生産職と補助職か」
ハルル
「うむ、生産はおもにアイテムなどの作成を主として武器鍛冶、防具鍛冶、アルケミストの3つに分かれる、補助職は文字通り通常職の補佐的役割みたいで罠師、吟遊詩人、テイマーといったとこかな」
「ほうほう」
ハルル
「なにをとるか悩むね~」
アイナ
「私は吟遊詩人かな!歌える騎士なんかかっこよくない?」
まだ戦士だけどね。
ハルル
「私は武器職人かな~コツコツやるの好きだし」
俺は今の職業がサラリーマンだからせめてファンタジー要素が強い!
「俺はテイマーかな!」
ハルル
「あ!それはやめておいたほうがいいかも」
「え?」
ハルル
「掲示板を見るにかなりしんどいみたいよ」
「というと?」
ハルル
「文字通りモンスターを使役できるみたいなんだけど前提条件がかなりハードで」
「ふむ」
ハルル
「まず使役する為には魔物のコインってのがいるらしいんだけどこれがまたものすごいドロップ率が低い上に、さらにそのモンスターのレアドロップ品を揃えないといけないらしくて スライムとかでも苦労するみたいよ」
おやおや?
「それはものすごく良い情報かも」
アイナ
「え?」
俺はアイテム袋に眠る魔物コインとハートナッツsランクを取り出した。




