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レベル74 結果が全て

 リスティナ

「あの男~~~~!許すものか~~~~!」


 リズン

「ものか~~~~~」


 えらい仲良くなったのね~

 リスティナさんとリズンさんが肩を組んで吠えている。


 ジッジーナ

「あの二人が飲んでるのはブルーマンゴージュースのはずだが…」


 ブルーマンゴージュース ランク2

 青色の果実はほんのりミントのような清涼感が漂うマンゴー

 効果 耐熱(小)


 アルコールは入ってないな…うん。


「そうですね…」


 ジッジーナ

「気分で酔えるとは…」


 リスティナ

「二人とも!何ぼ~っとしてるのよ!こっちきて飲みなさいよ!」


 リズン

「なさいよ!」


 店員

「あらあら、元気が良いわね」


「お騒がせしてすみません」


 店員

「ほどほどにね、これママッシュルームのフリッターよ」


 運ばれてきたのは茸のフライみたいな物だ。


 ジッジーナ

「まあ、儂等はゆっくり飲むから」


 ママッシュルーム ランク4

 食べるとミルクのような汁が飛び出す美味な茸のフライ

 空腹減少中 


 俺はフライを食べると…

 なるほど!じゅわっとあふれ出すミルクのような汁が出てきてジューシーで美味しい!

 そんな至福の時を…


 ガシ!

 ガシ!


 両肩を掴まれて…


 リスティナ

「そんな遠くに居ないで私たちの間に来て飲みなさい!」


 リズン

「ジュースつぎなさい!」


 うは~~~性質悪い上司みたいだ!


「ジッジーナさんヘルプ!」


 しかし ジッジーナさんが居ない…

 あ!奥のカウンターに!

 逃げやがった!


 リスティナ

「それにしてもね!一位なれたはずよ!景品ももっと良くなったはずよ!」


 リズン

「ですです」


「いや~でも ほら あの逆境からの復活を考えれば2位でも十分」


 リスティナ

「結果が全てなのよ~とれたはずの1位が…」


 リズン

「うんうん」


 助けて下さい…

 結局その後4次会まで続くのであった…


 そして翌朝…


 リスティナ

「それじゃ!みんなありがとね!何だかんだあったけど楽しかった」


 ジッジーナ

「うむ、儂もようやく合格できた」


 リズン

「みなさんありがとうございました、私も今回の件でいろいろ変われそうです」


「うん!俺も良い経験になったよ」


 リズン

「あの…これを皆さんに」


 そこには小さなキューブが。


 リスティナ

「これは?」


 リズン

「これはうちのお店で取り扱っている最新の連絡用マジックアイテムです」


 ジッジーナ

「ほうほう」


 リズン

「折角お知り合いになれたですし、同じ職だったらいろいろと情報交換できたら良いかなって」


「ふむふむ」


 リスティナ

「いいわね!ありがたく貰っておくわね」


 そして、それぞれキューブを受け取り自分の街へと旅立った。


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