レベル7 得意先
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やばい!こわい!
思わず叫びそうになったが声を飲み込んだ。
「どうも、こんにちは」
こういう時の出会いは何があるか分からない…
ふと出会った人に失礼な態度を取って実は!関係者だったりすることはザラにある!
「おう、なんだおめ~は」
ギロッと睨まれる!
「いえ、本日は先輩と一緒にお仕事でこちらに来まして」
営業スマイル!
「珍しい奴だ…俺を見て笑顔であいさつしてくる奴は」
「いえいえ、そんなことないですよ」
するとそこに…
「おお、こちらに居ましたか」
「ん?ああ アニーキのとこの奴だったか」
「ええ、失礼とかなかったですか」
「ああ」
「それは良かった、まあ 中に入れ」
「おや、珍しい」
「何か言ったか?」
「いえ」
男は煙の上がる家に入って行く、
すると先輩が…
「お前よく声を上げなかったな」
「はい…まさかということもあるとおもうので」
「なるほど、最初から中に入れてもらえるなんて稀だぞ」
「そうなんですか」
「ああ、行くぞ」
先輩はそういうと中へ入って行った。
すると…
自己啓発スキル
営業スマイル(初)
効果:NPCに対しての友好度上昇(小)
へ~こういう習得もあるのか…
そんな風に思いながら急ぎ中に入る。
「さて、頼まれていた品はコレだ」
そういうと男は数本の剣とオノ、槍を出してきた。
鉄の剣 質 B
鉄の斧 質 B
鉄の槍 質 B
あとで聞いたとだが 質には D C B A S と4種類あってBは中の上位らしい。
先輩が…
「さすがアインさんですね、Bをこれだけ安定的に生産できるとは」
アインさんって言うのか…
アイン
「お世辞は良い」
先輩
「わかりました、ではこちらが御代です」
そういうと麻袋に入ったお金を渡した。
アイン
「そいつは新人か?」
先輩
「ええ、昨日うちに入ったばかりです」
アイン
「ふん、そうか…武器は何を使ってる」
「えっと…それがまだこちらに来たばっかりで…武器とかも使ったことがなくて」
アイン
「? その歳で武器を扱ったことがないとは…」
先輩
「まあ、職業に就いたのも最近らしいですしいろいろ事情があるのでは?」
俺の顔を見る先輩…
「面目ない」
アイン
「ふん、そうか~まだ何の武器にも染まっていな状態なのだな…面白い」
「?」
アイン
「これを使え」
そういうとアインさんはビジネスバックの様なモノを投げてきた。
「重い…鉄? これは…」
アイン
「俺の作った武器だ」
バックを開けてみると 中にはナイフに頑丈なヒモの様なモノが付いてるものが4本ある。
アイン
「そのナイフを投げながら戦うんだ…収納しているものは盾にもなる」
う~ん 投擲系の武器か?
とりあえず…
「ありがとうございます!」
≪ワーカーは鉄のバック(特殊)を手に入れた≫
鉄のバッグ(特殊) 質S
攻撃力50
防御力50
解説:攻防一体の武器、内蔵されたナイフを駆使して攻撃ができる、こちらのナイフは投げ用である為、投げ→紐で回収を繰り返しながら戦う 実用には訓練が必要
これも後で聞いたことだがこのアインさん腕は確かなのだが…変な開発癖があって周りから変人扱いされてココ居るらしい
まあ…使えるかどうかわからないけど質Sの武器もらえたし!
先輩
「さて、ではそろそろ帰りますか、アインさんいろいろありがとうございました」
アイン
「ああ」
先輩
「じゃ、新人それを持って帰りましょう」
?
先輩
「どうしたんですか?」
「えっと、一人で?」
先輩
「当たり前でしょ、行きますよ」
帰り道俺の筋肉は絶えず悲鳴を上げた…