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レベル59 情報は商品

「さあ!いらっしゃい 新クエストのラッコ師匠のイベントアイテム!販売中だよ!お題は情報料込で綺麗な石1個!または300Gだよ!」


 俺が考えた商売それは情報を売るというものだ。


 いろいろ考えた結果 俺の武器として…

 ・クエストの情報を持っている

 ・クエストで必要なアイテムの詳細を把握している


 以上だ、これを使って商売をしようと考えたのである。


プレイヤーへの商売:

 現在綺麗な石はレアドロップではあるが、配布によって値段が暴落一個250Gということだ、それと交換でクエストの情報とクエストに必要なアイテムが手に入る。


ハルルさんへの対応:

 このクエストはハルルさんが見つけたので著作権ではないが、ハルルさんにも利益が無いとダメだと考えた、そこで導き出されたハルルさんの利点はこの装備が町に溢れれば目立たなくなるということ

 この事を伝えたら喜んでクエストアイテムの収集も手伝ってくれた

(あとで利益の一部をあげないとな)


 

 まず 綺麗な石だが貴族の間では依然需要は高く1個500G前後で輸出できる!2倍だ!

 もちろんある程度すればカラクリが分かって需要は落ちるだろうが1万Gまでは稼げると思う!


「こっちにも!情報とアイテムくれ!」


「はい!このスクロールに内容と地図が書いてます!あと必要なアイテムはこの袋の中のモノをラッコ師匠に渡して下さいね」


 正直商売は順調だ!この分だと今日中に目標達成できそうだ!

 そんなとき…


 ポン!


 俺の背後で何かが出てきた


「ワーカーさん」


「お?ゴーゴーかこんなとこ来たら目立つだろう」


「いえ、あなたにしか見えないようにしてますから」


「で?何か用?」


「いや、この商売なんですけどなんというか違反じゃないんですよ、違反ではでも限りなくグレーに近いような、折角用意したクエストの謎ときか意味なくなっちゃうので…」


「ふ~ん、じゃ またキララ先輩のクッキー使った商売しようかな」


「! いやそれはちょっとまだバグが特定できてなくて」


「今回さバグで二重取引のバグとかいろいろ協力したよね~」


「いや~それは~」


「これも違反じゃないなら…ね~」


「うう~~~ワーカーさん今日は黒いっす!」


「いえいえ、私も商売人ですからね」


 それから何も言わなくなったので商売再開!

 すまんな!稼げるときに稼ぐこれも鉄則!



何だかんだで!ハルルさんへの報酬、従業員代など諸々を差し引いて2日で目標を大きくオーバーしたのでゴーゴーが泣きながら土下座してきたので商売を終えた。

まあ、そろそろ引き際かなと思ったしね!


 俺

「マジコ店長!」


 マジコ

「おう!まさかもう1万の利益を出したのか?」


 俺

「ええ!2倍の2万Gです」


 マジコ

「ほう~これはすごいな、だがな今回の課題はお金を稼ぐだけでは満点じゃないぞ!商売方法ってのがポイントだ」


「はい!大丈夫です」


 マジコ

「ほう!ではその商売方法とわ?」


「情報を売ることです!クエストの情報とか町の隠れた情報などを売ることです」


 マジコ

「情報を売るか…確かに旅人には良い商品かもしれないな」


「ええ、ただこの商品が足が速いのと価値がある情報を集めるのが大変ですけど、うまくすれば出費0で商売できます」


 マジコ

「なるほど~、よし分かった!これからその内容を本部に送って審議するから明日結果が分かるだろう」


「はい!」


 てっきりすぐ達成の有無が分かるかと思ったが焦らすね!



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