表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/106

レベル58 新規提案の件

 翌日


 リアル会社


「お疲れ~来週の提案公募の件お前どうする?」


 俺

「ああ、あれか難しいよな」


「まあそうだよな、うちの特徴を生かせるようにどうするか…」


 俺

「うむ~」


 新規提案ってのは中々難しいが採用されれば自分の商品が市場に出るという喜びがあるが、

自分の思いだけで作っても中々成功しない面がある。


 そんな悩みを考えつつ!家に帰りすぐゲームにログイン!


 ~ゲーム~


 マジコ店長

「ワーカー君!日頃の仕事を振りを見てそろそろ昇格してもいいんじゃないかとおもうんだよね」


「本当ですか!」


 ゲームの中とは言え昇進は嬉しいものである。


 マジコ店長

「そこでだ!君には試験を受けてもらう」


「試験?」


 マジコ店長

「内容はだな」


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 職業クエ

 昇格試験 規定期間内にNPCの指示にそって1万Gの利益を出すこと

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ふむ~単純だがもっとサラリーマンらしいといえばらしい予算的な感じだな~

 でも、指示ってのが気になるな…


 マジコ店長

「君には新しい商売方法を確立して利益を上げてほしいんだ」


 俺

「新しい?」


 マジコ

「うむ、ここの商品を売るだけじゃなくて新しい商品、システムなどを考えて欲しい」


 俺

「それはまた難題な」


 マジコ店長

「いやいや、先日までの君の対応力を見た限りむしろこの方がさくっと行けると思うんだよ!」


 俺

「そうですか」


 マジコ

「期限は一週間だ!頼むぞ」


 こうして始まったクエストだが…


 うん~~~~~


 俺は桟橋に座りながら悩んでいると…


「どうしたんだい?頭抱えて」


 キララ先輩だ。


「いや~実はですね」


 俺はクエストのことを相談すると…


「ふ~ん、なるほどね まあ悩むのもわかるけど、新しいことって何も零から考えなきゃいけなことじゃないと思うのよね」


 たしかにそれは一理あるな…


「今まで経験したことを土台に組み合わせて行けば意外と新しいことになったりすることもあるよね?」


「なるほど!ちょっと考えてみますね」


「うん!頑張って」


 確かに雲をつかむような考えをするよりも、

 その方が現実的だな…

 今まで俺が経験したこと


 ・バグによる二重買取を指摘して解決

 ・客寄せの為にキララさんのクッキーを景品に集客を狙った>バグにより失敗

 ・客寄せ用の宝石取り>バグモンスターに追われ挙句にそのお詫びで全プレイヤーに宝石が配られ失敗

 ・ラッコのお面のクエスト


 …バグとロクでもないクエだけじゃねえか!


 いや・・・待てよ!

 イケるかもしれん…

 こうして俺のクエスト糸口は見つかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ