レベル54 よくあるバグ(ミス)2-1 入力ミス
周りのプレイヤーが次々倒されていく…
「ゴーゴー!ちょっと来い」
俺はいつもの様にゴーゴーを呼び出しじゃなかった、召喚するが…
♪~ただ今 お昼休憩中です~♪
変な音楽と共に流れるテロップ!
あいつめ~~~!
さて、この状況で俺が取るべき行動…
1逃げる
2逃げる
3速攻逃げる
戦うなどという選択肢はない!
俺は全力で逃げだした!
しかし!
ささ!
しかし、回り込まれた…
このタイプの敵って!普通プレイヤーから逃げるタイプの敵だろ!
宝石スライムの顔は非常に可愛い顔で笑っているのだが…今はその笑顔に悪意すら感じる。
そうこうしているうちに周りのプレイヤー達は全滅…
こうなったら戦うしかないか!
「くらえ!燕投!」
MISS
MISS
MISS
全然当りません!
俺の前に笑顔で迫ってくる 宝石スライム…
「きゅぴー」
大きくジャンプした!
俺は咄嗟に岩陰に隠れるが…
バシン!
目の前の岩が跡形もなく消え去る
「ウソだろ!ゴーゴー!早く来い!」
俺はもう一度ダメもとでゴーゴーを呼ぶ!
すると…
「ったく 昼休み明けに行き成りなんですか」
ゴーゴーの召喚に成功!
「周りにを見ろ!」
「え?綺麗な景色ですね」
「違う足元」
「うお!なんですかコレ」
プレイヤーがバタバタと倒れて全員HELPマークを出している…
HELPマーク:死亡時に蘇生希望を意思表示するマークで、このゲームは規定時間以内に復活呪文をかけてもらえればデスペナ無しで復帰出来るので、みんな蘇生を求めているという意思表示だ。
「ここにそんな強い敵居ましたっけ?」
俺は何も言わず宝石スライムを指さす…
「こいつ雑魚ですよ?」
そういった瞬間そいつジャンプし、
俺はこのエリアで最後の岩場に身を隠す…
バシン
岩がまた一瞬で消滅!
「え?!」
「これバグだろう、数値間違えたろう!」
「え~~っと、これ芦田さんかな」
「誰がどうとか良いからなんとかしろ!」
「といっても~これ俺の持ち場じゃないし…倒せません?」
「さっき投擲で攻撃したが全然効果無し!」
そんなやり取りをしていると…
「きゅび~」
可愛いはずの笑顔が今はとても邪悪な宝石スライムが、
今度は逃がしませんよ?
といってるが如く俺等の前へ…
「なんとかしろ!」
「う~ん、ところで今所持金は?」
「こんな時に!なんだよ1万だよ!」
「ギリ行けるかな」
「何がだ!」
「私の言葉を復唱して下さい」
ずずず!
圧力をかけてくる宝石スライム!
「早くして」
「では、ゼニーアタック!」
「ええと、ゼニーアタック!」
すると 俺のバックから小銭が凄い勢いで飛び出してスライムに命中!
1
MISS
5
2
2
複数のダメージ判定が
そして
「ふにゅ~」
そして宝石スライムはキラキラしながら消え宝箱残った。
「これは!もしや」
俺が急いで宝箱を調べると…
綺麗な宝石が!
「よっしゃーーー!」
レアドロゲット&クエスト達成!
ウィンドウに達成のテロップが流れるが…
俺は一つ気になったことがあったので急いで財布を見ると…
所持金0
「ゴーゴーこれは…」
「じゃ、あっしは芦田さんへ報告を」
ガシ!
俺はゴーゴーを掴む…
「待て」
「いや~しょうがなかったっすよ!あの状況で効果があるとしたらアレだけで」
「所持金0ってどういうことだ!」
「そういう技っす…それに今回は全財産でやらないと倒せなそうだったので金額設定は私の方で」
「ふざけんな~!」
結局クエストの報奨金で所持金は戻ったのだが…
翌日メンテナンス終了後
~お詫び~
この度は一部のモンスターにおきまして、設定にバグがあり皆様に大変ご迷惑をお掛けしました、お詫びの品をお送りします。
お詫びの品
綺麗な宝石
「…」
これにより宝石は何の珍しさも無くなってしまった…
当然ながらその宣伝効果も無くなったわけで…
マジコ店長
「なんで旅人はみんなアノ宝石を持っているんだ~~~~!」
どんなに珍しいモノでも溢れれば普通になる…




