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レベル51 煮詰まったら場所を変えて考えよう

 それからみんなとオマケについて考えたが…


 ・名物の木彫り人形

 ・街のロゴ入りシール


 正直いらん!何その貰って困るお土産リスト!


 マジコ店長

「これはどうだ!ふふふふ 自信があるぞ ホレ!」


 そこにはバラを加えた店長の写真が…


「儂のブロマイド!」


「却下!」


「そんな~」


それから完全に煮詰まったのでその日は解散になったので、

アイディア探しも兼ねてキララ先輩と街の散策に出かけることになった。




 ~海辺のフィールド~


「旅人のみんなが役に立つモノね~」


「難しいわね~、でも何で急に外に出たの?」

 

「いや~幾ら机の上で考えても、実際の現場見ないで出した答えなんて意味が無いかと」


「まあ、確かにね 自分の考えや思い込みって当たる可能性の方が少ないモノね ウンウン」


 納得して頂いたようでウンウン頷いてる。


正直まだこのフィールドに来たばかりで実際どんな場所なのか、

敵がどうなのかもわかっていないのでその辺りを調べながらオマケについて考えようということになった。


「キララ先輩この辺りの敵って強いんですか?」


「全然、ワンパンチで十分」


 そういうと拳をシュッと前に突き出す!

 いかん、この人基準だとダメだ…


「ああ、でもちょっと面倒かな?」


「面倒?」


「戦ってみればわかるって!ほら出て来たよ」


 そういって指さした方向には 水色のリス?


 ウォータータミアス

 レベル30

 HP110

 スキル 氷水 木の実投げ


 初期の村に比べるとさすがに強いが倒せない感じではない。


「よし!やってみますか」


 俺は武器を構えて一気に敵に突っ込む!

 敵も反撃で木の実を投げて来たのでをカバンで防ぎナイフで攻撃!

 多少木の実が痛いが問題ないな…と思ったその時!


「ピューー!」


 敵が口からすごい勢いで水を噴射してきた!


「つめた!」


 物凄い冷たい水が勢いよく掛った、

 ダメージはたいしたことないが…


 ガクガク


「あれ?震えが止まらない」


「それが厄介なのよ」


 俺はステータスを確認すると


 バッドステータスに冷気の文字が、

 説明を見てみると…


 冷気:極度の寒さにより行動出来ない時がある


「これは確かに面倒だな」


「ワーカー君 口をあーんして」


「はい?あーん」

 

俺は震えながら口を開けると…


「ほい!」


 キララ先輩が何かを口に向けて投げてきた。


 パク


 モグモグ


「ピリッとからい御煎餅?」


「それは私お手製のジンジャせんべいよ」


 ジンジャ?ジンジャーのことかな?確かに生姜っぽいような… 

 生姜煎餅ってこと?


「ほら!ステータスは直ってるから前の敵を」


「あ!はい」


 確かにバッドステータスが消えたので今度は敵の水に注意しながら戦い敵を倒すことができた。

 まさか真夏の様なビーチで冷気のバッドステータスなんて誰も予想しないよな…

 

 ふむふむ…


 冷気を解除できる便利な回復アイテム…キララ先輩が作れる…キララ先輩美人…


 うん!これだな キラン!


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