表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/106

レベル40 新たな商談先

「まあ、落ち込んでいてもしかたないか、前回の反省点はあれだな 俺が弱すぎる」


 サラリーマンに関わらず落ち込んで悩むことはいっぱいある…

 そんなときは、悩んで答えが出ないことは悩まない…

 悩んで答えが出ることに対して意識を集中!

 俺流の泥沼からの脱出方法だ。


「とりあえず基本攻撃力というより攻撃スキルが少なすぎるよな…非戦闘スキルばかり増えてる」


 ワーカー レベル39

 HP 180

 MP 120


 職業 サラリーマン

 クラス 新入


 スキル

 商い初級

 一部の特殊NPCと商談が可能になる

  店頭で金銭のやり取りができる


 ディスカウント

 取引で値引き交渉が可能になる


 NEW

 早めし

 空腹減少のポイント回復を早く行える


 ・護身術入門

     自身の身を守る程度の最低限の武術


   自己啓発スキル

 ・交渉術入門⇒交渉術

      NPCとの交渉を優位に進めることができる


 ・営業スマイル(中)

      効果:NPCに対しての友好度上昇(中)


 ・ウェポンスキル

『投擲』

 投擲レベル5UP

 ・無拍子


 装備効果

 紅細身の首巻

 防御5%上昇

 炎耐性5%上昇


 なんだよ!早めしって!

 もうネタスキルでしょコレ!


「とりあえず、今欲しいのは範囲攻撃かな、前回は囲まれて何もできなかったし…なんか無いかな」


 俺は暫く考えて…


「魔法とか使いたいな…せっかくファンタジーの世界なんだから」


 サラリーマンが使える魔法なんって…


 現実逃避

 時空魔法 「気づけば一年終り」

  「一か月終われば振り出しに戻る」


 位なもんだ…


「はあ~」


「どうしたの?ワーカー君」


「あ、キララ先輩」


「いや~前回あっさり負けてしまったので、強くなりたくて それで魔法とか使えたらな~と」


「魔法ね~私なんか拳で十分だけど…そうね 魔法の適正はあるの?」


「適正?」


「ええ、魔法ギルドで大概の人は受けてるハズだけど」


「受けたことないですね」


「ええ?そうなの?普通はその適正あるなしで職業決めるんだけど」


 私は強制的でしたが…


「じゃ!行ってみましょう」


 そう言われキララ先輩に連れられて魔法ギルドにやってきた。


「すみません!」


「おお、キララちゃん 今日注文はしてないけど」


「いえ、今日は別件で」


「ほう?」


「この子の魔法適性を見て欲しいの」


「ほう、その子はキララちゃんのボーイ グッホ」

「やだ、おばさんたら」


 キララさんの激しいツッコミという名のブローが決まる。


「キララちゃん手加減してくれないと、危うく教会に行きかけたよ」


「あらら、ごめんなさいね」


「で?適正だったね その歳で珍しいが…ここに座ってくれ」


 ギルドのおばさんが水晶の前へ座れてと言ってきたので座ると…


「今からお前さんの適性を見るぞ、適性があれば水晶の中に5つある色の点が光る 赤ならば火 緑ならば風 黄色なら雷 青なら水 茶色なら土じゃ、他にもあるらしいが大概はこれだな」


 おおファンタジーっぽい!


「そして、その中からお主の進みたい属性を選ぶのだ」


 ふむふむ、これは魔法職が最初に選ぶ選択みたいなものかな?


「では、まずは魔法適性があるかチェックだ」


 おばさんが水晶に力を入れると、

 なんと5つの点が光った。


「お?お主は適性がありそうだ」


「おお!」


「では、次に属性を選びなさい」


う~ん やっぱり火力が欲しいから火かな?

俺は赤の点を触る…


「…」


「おろ?おかしい 適性があるのに選択できないとは…他のはどうじゃ」


 全て試したがダメだった…


「うむ~もしやお主は精霊に好かれていないのかもしれんな」


「精霊?」


「魔法を司る象徴みたいなものだ」


 俺悪いことしたかな…


「じゃ 魔法は使えないのですかね?」


「今のままでは無理だが…」


「手はあるんですか」


「お!そういえばお主商人だったな」


「ええ…商人といえば商人ですね」


 正確にはサラリーマンだけど…


「では!精霊と商談すると良い!」


「ええ!?」


 画して俺は妖精との商談に挑むことになった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ