レベル22 初任給
「やっと配布終わりました~」
エンド祭の富くじの配布も終わりやっと落ち着いた頃…
「おい、ワーカーおめえ給料もらいにこないが良いのか?」
親方が声をかけてきた…
「え?」
「ほれ 決まった日に俺のとこに受け取りにこないと渡せねえだろう」
「そうなんですか?」
決まった日にお金もらえるとは聞いてだけどもらいにいかないとだめなの?
「あれ?いってなかったか」
「ええ」
「ほれ、お前はS評価が多いから奮発したぞ」
そういうと親方から取引を要求されウィンドウを開くと、
1000!
今手持ち98の俺からしたらまさに大金!
「おっといけねえこの前の盾代を引かないとな」
100…
「え?」
「ちゃんと社割りしてあるからな」
どんだけ高い盾売りつけてんだ!
「じゃ、確かに渡したからな」
そういうと親方は行ってしまった。
ううう 初任給が…
こうなったらこの富くじにかけるしかない…
1等5000G
2等1000G
3等300G
俺も5枚手に入れている、
そしてついに年が明けて発表!
俺の番号は…あった!3等
さっそく交換するために詳細をチェックすると買ったお店で交換できるとのこと、
店にいくとセコイ先輩がいたので…
「セコイ先輩これ俺の当たってたので交換してください」
先輩にクジを渡すと…
「お前バカか関係者がもらえるわけないだろう」
え!
えええええええ!
俺の300Gが!
そんな~~~涙が止まらない。