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レベル2 面接

 俺はヘルプ画面からやり直しができるが確認したが…


 結果→キャラデリに関しては一度始めたアカウントについてはリセマラによるサーバー負担を防ぐため、1週間の再登録不可のペナルティー後 再登録になります。


 マジか!

 一週間も出来ないのはきついな…


 ということで俺は仕方なくサラリーマンで当面やることにした。

 さて…一体どうしたら良いのか?

 取りあえずモンスターと戦ってレベルでも上げてみるかな、

 俺は村の外に出ようと村の門へ行くと…


「おい!そこの君待ちたまえ」


 門番さんに呼び止められた。


「はい?何か?」


 何か悪いことでもしてしまっただろうか!?


「君はまだギルドへ正式加入していないだろう、村から出れるのはそれからだ」


「はい…」


 なんだとー!ギルドに入らないと出れないとか…自由度低いのかこのゲーム!

 俺は渋々村の中へ戻った。


「就活ってくらいだからどこかのお店とかに行けば良いのかな?」


 俺は近くにある道具屋に聞いてみることにした。


「あの~すみません」


 そこにはぽっちゃりしたおじさんが居た。


「はい!いらっしゃい何にしましょう?やくそうですか?どくけしですか?」


 商業スマイルで俺に話しかけてくる…


「いえ、私 就活中でして…」


 店主の顔が真面目になる。


「そか…じゃこっちに来てくれ」


 店主に言われて奥に行くと…

 テーブル、イスが!

 まさか!面接?

 店主が奥の椅子に座り、俺が手前に座る。


「君が道具屋を志望した理由は?」


「え、あの…冒険者さんのお役にたてる道具屋が素晴らしいとおもって!」


「ふむ、まあ良い」


 なんだ!このザ!面接は!


「じゃ、君 知力と器用さいくつ?スキルは?」


 え?知力?器用さ?


 俺は慌ててステータスを確認すると…

 下の方に知力などのパラメーターがあった。


「えっと知力5、器用5でスキルはありません」


 俺が言うと…


「このご時世にその低いパラメータ、スキルもないんじゃ話ならん帰ってくれ」


 えええ!?このゲーム内も不景気ですか?!


 俺は店主に背中を押されてそのまま外へ…


ええ!不採用!?


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