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レベル17 挨拶周り

ブックマーク入れて頂き><ありがとうです!

これからも頑張りますのでよろしくお願いします

 買い物もうまく行って、ゲームとはいえ綺麗なキララ先輩と話をしている至福な時は…


「おい、ワーカー暇なのか」


 親方によって打ち砕かれた。


「はい!ちょうど今買い物が終わったところで」


「そうか、だったら丁度いい今からあいさつ回り行くから付いてこい」


「はい!」


 俺はそのまま親方に首を掴まれて引きずられていく…

 ううう…俺の至福の時が!


 最初に連れてこられたのは村で一際大きな村長の家だ。親方は扉をノックすると…


「失礼します」


「おお、ドール親方」


「御無沙汰しております」


「いやいや、今日はどうされた?」


「いえ、今度の警備用の武具の寄付の件なのですが」


「おお、そうじゃった」


「はい、武具のセットを5セットほどでお願いし出来ないかと」


「ふむ、去年は10セットだったはずだが…」


「すみません、最近急に需要が高まりまして」


 ふむ、プレイヤー達が買うからかな?


「ふむ、まあ最近 旅の方がこの辺りの魔物を狩ってくれているから問題ないか…それで構わんよ」


「助かります、ありがとうございます」


「いやいや、親方には献金もしてもらっているし無理は言えんよ」


 おう~どこの世界も金なのか!ファンタジーの世界なのに!


「納品はこの新人にやらせますので、ほら 挨拶」


「あ!初めましてワーカーと言います宜しくお願いします」


 スキル 営業スマイル発動!


 っていうか…また荷物配達するのか…

ちょっとうんざりする気持ちを殺してスキルを使う。


「ほうほう、良さそうな子じゃないか、宜しく頼むよ」


「はい!」


 その後軽い話をして家を出た。


「村に武具を寄付しているのですね」


「ああ、この町に魔物が入ってこないのは村が雇っている兵士の御蔭だからな、うちは商品で町を町に貢献することでアピールにもなるし、好感度もあがる」


「なるほどですね」


 これはファンタジーRPGなのか…

 その後、預り所、同業者の道具屋、教会などいろいろ回った。


「よし、一通り回れたな 今後納品に行かせるかもしれんから覚えておけよ」


「はい!」


「じゃ、今日はもう帰って良いぞ」


 ふと思ったが、これってもしかして場所の説明とかのチュートリアル的なモノなんだろうか?

 そんな風に考えてると…


「あ、ワーカー!」


 親方が何か言い忘れたらしく声を掛けてくる。


「はい」


「次の仕事は材料の仕入れに行ってもらうから、装備とか準備しとけよ」


「どこへ行くんですか?」


「橋向こうのダンジョンだ」


 おう!ここに来てファンタジー臭と危険臭がしてきました!


「危ないですか?」


「死ぬなよ」


 おふ!危険なのかい!

 こうして初めてのダンジョン攻略が始まる。


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