最終話 毎日が同じで違う日々、夢は夢として生きる為に働く
あれから数日たった…
「よし、そろそろ行くかな」
俺はいつも通りログインしてゲームの職場に向かう。
~ゲーム内~
ぽこ
おはよう わーかー
「おはよう、ぽこ」
ログインするとぽこがいつものようにノートを使って挨拶してくる。
「ぽこ、今日からお店復帰だから張り切っていこうな」
ぽこ
みだしなみ だいじょぶ?みため じゅうよう
「大丈夫だよ」
あれからアリシアゴードンさんの力添えもあり、
俺達の疑いは晴れ、裁縫ギルドは不正処理の疑いで現在捜査中、
悪徳調剤師はいつのまにか町から居なくなっていた…
シルクさんは捜査に協力する為に一時ギルドに戻ったが必ず帰ってくると
言ってたからその内また押しかけて来そうだ。
お店の方は…
コレット
「ですから!店長その配置はダメです!」
キララ
「いえ!ここが良いの!」
キララさんとコレットさんはあの一件以来喧嘩してばかりだが、
喧嘩できるってことは改善の兆しありってとこかな?
望んでなったわけでないサラリーマンだけど…
それでもやり続けことに意味があったと思う。
リアルも、自分が望んだ未来と違ってもそれで諦めるのも道かもしれんが、
食べる為、生きる為に俺は今日も働く…
その選択が正しいとか正しくないかなんてわからないけど俺は今日も働く、
迷いながらいつのまにか目の前に広がる風景を噛みしめながら歩くサラリーマン…
さて!今日も出勤しますか!
毎日が同じのようで違うそんな日々へ…
FIN
ご愛読ありがとうございました!
一度ここで区切りとさせて頂きます!
また、どこかで合えたら嬉しいです。
ありがとうございました!




