レベル1
社員寮と職場往復…
得意先へのアポ取り、条件の交渉、納品…
月末に予算の追い込み…
月初に未達の報告書…
休日疲れて寝ているだけ…
彼女なし…
エンドレス!歳だけとって行く…
いかん!
このままでは…
しかしリアルで改善は見込めない…
なら!
俺はボーナスを手にVRゲームを買いに走った
現実逃避…
何とでも言ってくれ!
俺は最新のVRゲームのフルセットを買った。
ソフトはセットでファンタジーRPG 『リアルシュ』
家に持ち帰るとすぐゲームを開始した。
ゲーム内
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目の前にウィドウが広がる。
名前を入力してください…
「ワーカー」
性別
男
顔、体型
現実と同じ感じに黒髪、中肉中背
声
初期設定のモノ
職業
戦士、僧侶、盗賊、弓師、魔物師、ランダム
ランダム…キラン!男ならこれでしょ!(意味不明)
さあ 冒険の始まりです!
俺の目の前が光に包まれる
しばらくすると俺は始まりの街に立っていた、
そこは緑溢れるいかにもRPG感満載の初期の村…
「すげー!これだよ!俺が求めていた非現実!」
俺は感動に浸りながら(*1)初心者ヘルプに従い初心者ギルドへ向かう、
(*1)ゲーム開始直後 最初にやることを指し示すアイコン、スキップはできない。
初心者ギルドに着くと周りには俺の他にも今日始めたばかりと思われるプレイヤーが居た。
「おう!よく来たな皆の衆!」
周りのプレイヤーに話すまもなく髭を生やした豪快そうなNPCが話を始める。
「お前たちはこの世界に来て間もないひよっこだ!お前たちはこれから各職業のギルドへ転送され見習いとして生活してもらう」
ふむふむ、ありがちなシステムだ。
「まどろっこしいのは嫌いだ、今から転送するから詳細は各ギルドで聞いてくれ」
そういうと手をかざした。
次の瞬間プレイヤー達は光となって消えていく…
おお!すげー!これ魔法かな?飛ぶ時どんな感じなのかな?
俺がワクワクしてまっている。
しかし…
全員が転送されたのに俺だけ取り残されてしまった。
え?どういうこと?
俺は恐る恐るNPCに聞くと…
「あの~すみません私忘れていませんか?」
すると髭のNPCはこちらを睨み…
「お前はこれから コレを持っていろんな店を回るんだ」
渡されたのは商人っぽい服と肩から下げる黒い鞄。
「え?」
「お前は勤め先を探すんだろ?」
「ええええ?」
「うるさい奴だ!さっさと行け!」
俺は初心者ギルドから叩き出された
「ったく乱暴だな、しかし勤め先って一体俺の職業ってなんだよ」
俺はステータスを確認すると…
ワーカー レベル1
HP 10
MP 5
職業 サラリーマン
クラス 就職活動
スキル
・なし
え!?マジカ!
書くの遅いのでゆっくりになると思いますが><
すみません