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ただいま、私のクラス1-Aでは六時間目の現代文の時間になっている
私の席は、前回の席替えでただならぬ念を込めてくじを引いたおかげなのか窓側の1番後ろの席という、誰もが羨ましがる席に座らせてもらっている。
でも、私が話したいのは席替えに”勝った”ということじゃなくて、どうしてそんな思いでクジ引いたか?というところにあるの
なんで、私がそんな思いで引いたのかというと だってこのクラスは午後の授業の科目が”睡眠授業”が出来てしまう科目が多すぎることにある
そして最近、気付いたんだけど”睡眠授業”をがっつり行える生徒はすくない
皆、眠くても一応ノートを書くためにウトウトして気づいたらペン先を遊ばせすぎていたためにノートに沢山のペンで書かれたミミズが走ってたり、見たこともない象形文字が書かれていたなどなど。
私は、眠い授業があまり好きじゃない
いや、真面目じゃない。
ただ単に、私もがっつり寝れる生徒派ではないから逆にウトウトして体力を消耗してるのが嫌なの
だったら、がっつり寝たい(そんな勇気まだ私にはないけど)
寝ていいかな?、いや頑張ろうか?の葛藤をウトウトしながらやるのが嫌い
例えば、ごっつい体をした体育の先生が教える保健の授業は絶対に寝れないし、
生徒の好印象の対象にも入らない「ポイント制」を使って脅す先生も寝れない。
これは「寝たらポイント−3」「提出物を出さないと−5」などという生徒の授業態度や意欲関心の評価を授業中にいつもする先生のこと
あとは…私は部活に所属してないからあれだけど顧問の先生の授業とか、生活指導のごっつい先生とかも寝れない。
それの反対で、寝てしまう授業というのも限られてくる。クラスに1人はいる眠りの長い王子様やお姫様は別だけど。
その反対の授業は決まって文系ものが多い
そしてその授業こそが、私のクラスの午後の授業をほとんど占めている
そして、ここからが本題!!
後ろの席の人はそういう時間の時に後ろからクラスがどんな様子か把握できたり、先生の距離が長いため余裕がある
なのに、前の席の子は後ろに振り返ってどれくらいの生徒が寝ていることも把握できないし気分は距離が近いため「個人授業」だ
そして、後ろからの人の「圧」とプレッシャーで うぇーーってなる。
だから私は窓側の1番後ろという特別嬉しい席じゃなくてもいいから、後ろの席に来たかったんだ。