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110 先輩

「先輩……」

 どんなに想っても、この想いは届かないのかな。


「先輩」

 どんなに追いかけても、この恋は実らないのかな。


「先輩!」

 それでも、追いかけずにはいられない。


 その笑顔が、たとえ今は他の人のものでも。


 若いからって理由でもいい。

 この有り余るパワーを、ぶつけさせてください。

 いつかその笑顔が、私だけに向けられるように。

 いつか振り向いてくれる、その日まで。




















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ここから下は、本文200文字以下エラー回避のための文字列です。


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