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極秘交渉チーム、発足!

ケインによって国家改革レポートが提出されました。


報告書を読んだ国王と王女の反応も、レナード卿と同様だった。


「うむ……!これは見事な分析と提言だ。特に、経済合理性の観点から奴隷制度の非効率性を説き、具体的な代替案まで示している点が素晴らしい。これならば、サルメディア国内の、利に聡い商人層や、国の将来を憂う者たちの心にも響くかもしれんな」


国王は深く頷いた。セリーヌ王女も、目を輝かせながら付け加える。


「ええ、陛下。段階的な改革案や、既得権益層への配慮も盛り込まれていることで、これまで人道論だけでは動かなかった層にも、話し合いのテーブルについてもらえる可能性が出てきましたわ。これは、長年膠着していたサルメディアとの関係を動かす、大きなきっかけになるかもしれません」


国王は、その場で決断を下した。


ケインのレポートを外交戦略の基盤とし、サルメディア国内の穏健派・改革派 (エリアナのネットワークを通じて、すでにいくつかの候補がリストアップされていた)との非公式な対話を開始することを決定したのだ。レナード卿を責任者とする、極秘の交渉チームが正式に発足された。


そして、国王と王女は、再びケインを王宮に召喚した。


「ケイン殿」


国王は威厳に満ちた声で言った。


「君のレポートは、我々に暗闇の中の確かな光を示してくれた。心から感謝する。そして、我々はこの光を頼りに、次の一歩を踏み出そうと思う」


セリーヌ王女が続けた。


「つきましては、ケイン殿。レナード卿が率いる、この度の非公式交渉チームに、アドバイザーとして正式に参加していただきたいのです。貴方のその類稀なる知識と、物事の本質を見抜く視点が、この困難な交渉には不可欠だと、私たちは考えます」


それは、ケインが本格的に、国家間の外交という舞台の最前線に立つことを意味する、極めて重い依頼だった。


ケインは、その重責に一瞬息を呑んだが、すぐに背筋を伸ばし、迷いなく答えた。


「謹んでお受けいたします。私の持つ知識とスキルが、両国の未来のために少しでもお役に立てるのであれば、全身全霊で務めさせていただきます」


ついに正式アドバイザー!

島耕作みたいになってきたな(笑)


すみません!

9月1日の更新予約が失敗しておりました。。。


明日は必ず19時にアップします。

どうぞよろしくお願いいたします!

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