02.準備
こんにちは、ruukunです。
前回数ヶ月は空くと言ってましたが、全然そんな事無かったです。すみません。
今回はあまり物語は進みませんが、人物像を固めるにはいいかと思います。
それでは、行ってらっしゃい。
『ステラ・ルナリア』
何度見返してもそう書いてあるように見える。いや、信じられないが実際に書いてある。
「あの…これってこの国のお姫様の名前じゃ…」
「はい、そうですけど…何か?」
何か?じゃないが?本当に目の前に居る少女が姫だとしたら大問題だ。誰かに見られたら最悪誘拐を疑われてそのまま死刑…なんて事にもなり得る
「いや、おふざけは良くないんじゃないかなぁって思うんですけど…」
「ふざけてなんかいません!『ステラ・ルナリア』それが私の名前です!」
終わった…まさかステラが本当に姫とは…
もしステラからの任務代行を失敗したとしたらお姫様からの任務代行を失敗したと言うこと…想像するだけで恐ろしい。
申し訳ないがここは帰ってもらおう
「えーっと、本当なのは分かったんですけど…」
「それで、代行の方は受けて頂けますか?」
「受けたいのは山々なんですがね…というかお姫様なら騎士団員がついて行ってくれるのでは?僕なんかよりよっぽど強いはずですが…」
そうだよ姫であるステラならなんかしら護衛が付いてくだろ!俺なんか頼らず騎士団員と行ってこい!
「いえ…この任務は一部の人間以外には知らされてない極秘任務なんです」
「へぇー極秘…それって僕には言わない方が良かったんじゃ…」
「…あっ」
あっじゃないが!?極秘任務知っちゃったよどうすんだこれ!!
「申し訳ないのですが…知ってしまったからには…」
「えっまさか口封じとかですか!?や、やめてください俺はまだやりたい事が…!」
「城に着いてきて頂きます!」
「死にたく…ぇ?」
「知ってしまったからには、お父様から直接話を聞いて頂いて、そのまま任務に参加して頂きます」
よく分からないが、なにやら口封じは免れそうだ。お姫様が口滑らしたから極刑に処されたなんて末代までの恥だ。この場合、子供がいないから俺が末代になるが…
「あの…極秘を知ってしまったのに、それだけで良いんですか?任務に参加するだけなんて…」
「はい、本来なら極刑に処されるのですが、今回は私が口を滑らしたのが原因ですから…」
うわまじかこいつ人を殺しかけたぞ
「お父様はお優しいのできっと許してくださいます!さぁ、一緒に城へ行きましょう!」
「あー、分かりました。そしたら店を閉めるので、準備をして来ても大丈夫ですか?」
「はい!では、私はお店の外にいるので準備が出来たら声をかけてくださいね!」
そう言い、ステラは店の外へと出ていった。それを見送った後、俺は店の奥へ入り、必要な物をカバンに入れて外へ向かおうとする
「おっと…"あれ"を忘れるところだった…危ない危ない…」
危うくテーブルの上に置いてある"あいつ"の置き土産のペンダントを忘れるところだった。
これが無いと俺は…
「首にかけて…っと、準備よし!」
店の前に閉店の看板を置き、鍵を閉めてから外で待っていたステラに話しかける
「すいません!お待たせしました!」
「いえ、それでは早速向かいましょうか」
そして、俺たちは城へと向かった
お疲れ様でした。
今回のお話はどうだったでしょうか。ぜひ感想をお願いします。
ではまた次回、お会いしましょう。




