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01.判明

お久しぶりです。ruukunです。

前回から半年以上空いてしまいました、すいません。

とてもかなりだいぶ反省しています

今回は新しい人がいっぱい出てくるので大変だとは思いますが、頑張って覚えてください。

それでは、行ってらっしゃい。

「ここって任務(クエスト)を代行してくれるんですよね…?」


「…あっ…と、そうですね!薬草摘みからドラゴンの討伐まで、何でも任せてください!」


「あの…今ちょっと困ってて…少し特殊な任務(クエスト)なんですけど…」


「特殊…ですか?」


『特殊』

それは、王国にとって脅威になり得る魔物などを討伐する、最上位(ファースト)以上にしか依頼されない文字通り『特殊』な任務(クエスト)


最上位(ファースト)の方が代行依頼ですか?珍しいですね」


「あ、いえ、私自身はただの最下位(サード)です…。私が入ってるパーティのリーダーが最上位(ファースト)なので…」


女の子は恥ずかしそうに俯きながら説明してくれる


「なるほど…、とりあえず契約書を持ってくるので少し待っててもらって…」


言いかけたその瞬間、入口から凄まじい音が響く


「おいおい!お前ホントに勇者代行に来てんのかよ!ホントに情けねェ奴だなァ、ステラ!!」


乱暴にドアを蹴破り入ってきたのは、王国騎士団第4団長『アルクス・ヴァリア』

騎士団長を任される最上位(ファースト)の中でも最も凶暴だと言われている


「俺様のパーティメンバーともあろう奴が!勇者代行たァ恥ずかしい限りだぜ!ガハハハハ!」


ステラと呼ばれた少女は顔を赤くし俯いて黙り込んでしまった


「あの…何もそこまで言う必要は無いんじゃないですか?」


「あ?!なんだテメェ!文句あんのか!そもそもテメェには関係ねぇだろうが!」


ごもっともだ。しかし泣きそうな女の子を捨ておくほど俺は腐っちゃいない!


「いえ、関係あります。なにせ彼女は俺のお客さんですから。これ以上何か言うなら営業妨害で出ていってもらいますよ」


「アァン…?いい度胸じゃねェか…精々後悔すんな」


「アルクス!!また人様に迷惑かけてんの!?」


「「!?」」


声がした方に目をやると、店の外に魔法使いの様な外見をした女性が立っている。何やらアルクスとは知り合いのようだ


「あんた!何店の人に喧嘩売ってんのよ!早く謝りなさい!」


「あ、いや、ステラが勇者代行に行くって言うから見に来ただけでよ…」


「はぁ!?何が見に行くだけよ!ステラ泣きそうになってるじゃない!」


「いや、それは…」


乱暴で有名なアルクスが最上位(ファースト)でもない人間に言いくるめられている…一体何者なんだ…


「大丈夫だよニクス、全部私が弱いのが悪いの…」


「ステラ…でも…」


少女は泣きそうなのを我慢しているのか少し震えながら強がっていた


「いいの、私は大丈夫」


「そう…分かったわ。今回はステラに免じてアルクスの事は許してあげる」


「なァ…悪かったよ…別に泣かすつもりじゃ…」


「あんたねぇ!!それ毎回言ってるじゃない!もう良いから早く帰るわよ!」


「はい…」


ニクス…すごい人だ…アルクスをあんなにも簡単に宥めて連れ帰るなんて…まるで飼い主に叱られた犬みたいになってたぞ


「それで、あの…、代行さん…」


彼女の呼びかけでハッと我に返る


「…あっすいません契約書ですね、今持ってきます」


店のバックヤードに入り、ゴミやら書類やらが散乱した机の上からホコリを被った契約書を持っていく


「それでは、こちらの方に規約を読んだ上でサインをお願いします」


「分かりました。…これってフルネームじゃないとダメですか…?」


「?ええ、まあ基本はそうですね」


なにやら不思議な事を聞いてくる。フルネームを知られたくないのだろうか。そう言えばさっきステラと呼ばれてたような…。

この国の姫と同じ名前か…まさかな…


「書けました…」


「はいはい、ええと…えっ」


まさか、俺の予感が当たっているとは…


『ステラ・ルナリア』


それは紛れもない、この国の姫の名前だった

前書きで謝罪しといてなんですが、多分これからも月単位で投稿が空くので、もしよろしければブックマークをよろしくお願いします。

ではまた次回、お会いしましょう

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