今日見た夢の話。。
タイトルの通り、今日私が見た夢の話です。
私の通っている大学はオンライン授業を行っているのですが、一限目から三限目まで授業が入っているという日でした。一限目を受けている途中に眠ってしまった記憶が私にはあります。が、気付いたら私は校舎で二限目を受けていました。そういえば、一限目の終わりに対面の授業だと先生に言われて、急いで登校したのだということを思い出しましたが、よく見たら私はパジャマではありませんか。靴も履いていません。
慌てて服を隠しながら、二限目が終わったらすぐに家に帰ろうとしました。その間、どうやって私は登校したのだろうと、不思議に思っていてなりません。不思議で不思議でなりません。
走って学校を出ようとしているのですが、校内で迷子になってしまいました。早く帰らないと、三限目に間に合わない(実際はどんなに急いでも間に合うはずはないのですが)ので、必死になって走り回りました。
その途中で私は学ランを着た男子生徒に会いました。どうやら私はその人とは知り合いだったようです。大学ですから学ランというのもおかしな話ですし、そもそも私が通っているのは女子大なので男子生徒などいるはずがないのですが、そこに関しては夢の中では違和感を覚えることはありませんでした。
どうにか学校を脱出したとき、どうしてか私は上半身が裸でした。いつの間に持っていたのか体育館履きで背中を隠し(いやそっちじゃないだろ)ながら、家を目指して走ります。電車に乗ることはなく、走っていました。
私が走っていたら、母親が迎えに来てくれていることに気が付きました。なぜか裸でした。「こうやって帰るのも久しぶりだね」と話していました。夢の中では、私が高校生のときにも一緒に歩いて帰ったことがある認識だったようです。
暫く歩いていると、川の中から妹が出てきました。妹によると、安全な道を見つけたのだそうです。私たちは橋から川へと降りて行き、河童や魚たちを踏みながら潜っていきました。
歩きながら私と母は話しています。
「夢じゃないんだよね。学校に行ったのは本当? 寝てたはずなんだけど、でも学校にいたってことは学校に行ったのは目が覚めた後ってことなんだよね。今日はちゃんと10月8日?」と私。
「行ってるんだから行ったんじゃない?」と母。
私がスマートフォンで確認すると10月9日、時刻はわかりませんでしたが空は夕暮れでした。
「狸が出てくる夢を見たんだ。だからどこまでが夢かわからないけど、現実でも狸に化かされたのかな。学校に行ったのは狸、でもそれで本当に時間が経っちゃうんだからな。結局、どの授業も間に合わなかったし」と私。
言いながら、スマートフォンで『狸 夢』や『狸 化かされる』など、いろいろと調べてみます。何かヒットするようなことはなく、どんどん私は怖くなっていきます。ゾッとして、恐ろしくて、経過した時間の記憶を必死に探しました。けれど私に午前中の記憶というものはなくて、恐怖心と虚無感だけが私を包み込んでいきます。
夢から覚めたのはいつだったのだろう、どうして私は家を出てしまったのだろう、どうやって私がここまで来たのだろう。頭がおかしくなりそうです。
とそこで、私は目を覚ましました。まだ夢の続きはあったのかもしれませんが、私としてはそこでハッとして目を覚ましたつもりです。
夢の中で一旦目覚めて、夢の中で夢と現実の境がわからなくなってしまったという、それはそれは気持ちの悪い夢でした。妙にはっきりと覚えているものですから、こうなると私に何かを伝えようとしているのではないかと思えてしまうものですね。
今日見た夢の話でした。