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013(剥奪)

ゼノと淳史は、セーブザウォーにログインする。淳史はすぐに戦場へ出てリンキルを探す。ゼノは確りとチュートリアルをやる。


ゼノの視界にサイケなインフォメーションページが開く。


『ゼノ様。いつもご利用ありがとうございます』

「チュートリアルだ。チュートリアルをする」

『かしこまりました』


パッと、ゼノの視界が模擬戦場に変わる。


『ゼノ様、アサルトライフルとハンドガンを1丁ずつ選んでください』


ゼノは、メニューをソートする。アサルトライフルはM4カービン、ハンドガンはデザートイーグルを選んだ。手には銃の重さが伝わる。セーブザウォーは、脳に五感をダイレクトに伝達する。


『模擬戦をやってみましょう』


ゼノの目の前に人形が3体現れた。


「撃てばいいのか?」

『まず、セーフティを外し、次に弾丸を装填しましょう』

「リアリティーあるな」


ゼノは、言われた通りにしてデザートイーグルを構える。そして、バキュン! バキュン! バキュン! 人形の頭を正確にヘッドショットした。


『お見事です。他の様々なトレーニングをお勧め致します』

「戦闘機を頼む」

『練習機はF16ファイティングファルコンがお勧めです』

「わかった」


パッと、ゼノの目の前にF16が現れる。


「これは、何ポイントで手に入る?」

『F16ファイティングファルコンは80万ポイントです。ゼノ様、敵を倒してポイントを稼いでください』

「300万ポイントある」

『はっ?』

「いやだから。昨日、300万ポイント手に入ったって…………」

『前科のあるプレーヤーは警察の権限で、ポイントを剥奪される場合があります。ゼノ様は今、0ポイントです』

「…………ログアウトする」

『またのお越しを』

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