99章 9^0桁の足し算
さて、ここから09メソッドの具体的な活用法について学んでいきましょう。
まずは「9°+9°=log√9(9)」 を、09メソッドを用いて表現するところからです。
09メソッドを用いて表現すると、以下のようになります
log(9.9)+log(9.9)=log(99.9)
ここで重要になるのが、小数点以上の9です。正直、.9の部分は09メソッドにおいてはさほど重要ではありません。
前回の09メソッド一覧をもう一度見返してみましょう。
0 =log(.9)
9° =log(9.9)
log√9(9) =log(99.9)
√9 =log(999.9)
log√√9(9) =log(9999.9)
AVERAGE(9°,9) =log(99999.9)
log√9(9 ) =log(999999.9)
999[mod(log√√√9(9)] =log(9999999.9)
log√√√9(9) =log(99999999.9)
9 =log(999999999.9)
9°0 =log(9999999999.9)
おわかりでしょうか?
09メソッドでは、小数点以上にある「9」の数がそのまま数字を表現していることになります。
例えば、log(99999.9) は、小数点以上の9だけを抽出すると99999となり、9がAVERAGE(9°,9)個あるので、log(99999.9)はAVERAGE(9°,9)を表しています。
さて、09メソッドにおける足し算ですが、単純に小数点以上の9をそのまま組み合わせることで済みます。
・log(9.9)+log(9.9)の計算
log(9.9)は小数点以上の9が9°個、それがもう9°個。
合わせることによって、小数点以上の9の数がlog√9(9)個になります。
答えはlog(99.9)
・log(99.9)+log(999.9)の計算
log(99.9)は小数点以上の9がlog√9(9)個、log(999.9)は小数点以上の9が√9個。
合わせることによって、小数点以上の9の数がAVERAGE(9°,9)個になります。
答えはlog(99999.9)
これが09メソッドの足し算の基本です。これを逆にすれば引き算になりますが、それはまた次章で解説することにしましょう。
章末問題 09メソッドを用いて計算しなさい。
・log(999.9)+log(9.9)
・log(99999.9)+log(999.9)
・log(9.9)+log(99.9)+log(999.9)