◇キャラクター紹介その1
キャラクター紹介その1
◇ 立原夕凪
この物語の主人公。舞台となる異世界に転生してきた少女。
前世は日本人。破魔術という特殊な技能の持ち主であったが、
とある不治の病に倒れ、十六歳の若さで短い人生を終える。
その魂が小宇羅と名乗る謎の少女が作った『自律式絡繰少女人形』に宿った。
何事にもこだわらない明るい性格。
自分が転生して絡繰少女の身体になったことでさえ一瞬で納得してしまうほど。
ただし前世では体型に少し不満があったようで(特に胸のあたり)、
それが転生によって改善されたことで、
今の状況に満足している面もあるのかもしれない。いや、ないかもしれない。
ちなみにその時の感想は「………………けっこうおっきい」
転生後の世界で小宇羅たちと出会い、自分の新しい役目と居場所を見つける。
◇ 小宇羅
見た目十代前半の少女。
転生した夕凪の身体や彼女の乗り物を作った謎の人物。
その正体は、消滅してしまった世界『百群郷』で神と呼ばれていた存在。
現在は夕凪の転生してきた『箱庭の世界』の管理人のような立場。
見た目幼女四姉妹の国語と算数の先生役もする。
時々いたずらっ子のようにニカッと笑う。
名前の付け方のセンスが悪い。
寝るときはいつもこたつ。……本当に神だったのか?
「やはり、こたつにはどうしても勝てないんだよねぇ」
トレードマークは頭にかぶったカメを模した帽子。
※8月2日 加筆修正しました。