第三夜・『ペグソリティア』(古典パズルゲーム)
最近、ソリティアにハマっている。
ソリティアと言っても、パソコンに最初から入っているトランプゲームのことではない(そっちはルールもよく知らない)。玉状のコマなどを使って遊ぶパズルゲーム、『ペグソリティア』の方である。
ざっくり言うと、初めに+《プラス》の形になるように三十二個のコマを配置して(中央は一個分空けておく)、ルールに従いコマを減らしていく。どんどんコマを減らしていって、最後にコマが一個だけになればクリア! というシンプルなゲームである。
基本ルールは『コマはとなりのコマを一個飛び越して移動する。タテヨコになら動けるが、ナナメはNG。飛び越されたコマは盤上から除く。一度に飛び越せるコマは一個だけ』というもの。
自分は以前、教会の日曜学校でこのパズルを初めて知った。その時はあまり興味もなく「ふ~ん」という感じだったが、数日前たまたまアマゾンでソリティアと再会し、盤もコマも木製のやつを買ってしまった(ちなみに盤が紫檀で、コマは色とりどりの天然石なんて豪華版もあったが、そっちにはとても手が出せなかった)。
ちなみに、アマゾンで『玉が軽いので失くしやすい。ビー玉を購入しようかな……』というレビューがあったので、事前に百均でビー玉を入手しておいた。元のコマに比べて、ビー玉はちょっと大粒で扱いにくいが、まあちゃんと使用できた。木製のコマと比べて綺麗だし、まあ及第である。
それにしても面白い! 以前、同じ会社の『明治ミルクチョコレートパズル』を購入したけど、それよりずっと性に合う。チョコパズルは一番基本の形にすらたどり着けないが、ソリティアは簡単な十字架形から、一番難しい(だろう)前述の+形までアレンジが効くので、下手は下手なりに楽しめる。
ちなみに、ハナヤマのソリティアは小さい問題集(25問)もついている。まさに至れり尽くせり。今のところ六問目で手詰まりしてるけど; 五分の一ですでに行き詰まっちゃっているので、当分楽しめそうである(とほほ……)。
その上、問題集の最終ページには『好きな位置に球を置いて、あなただけのアレンジ問題にチャレンジしてみましょう』との一文が。これもしかしたら、一生遊べるかもしれない。自分レベルの頭だと、まずちゃんとした問題が作れるかどうか怪しいが;
余談だが、先日叔母の家にこれを持って訪ねて行ったら、叔父がパッケージでチョコだと勘違いして(言われれば確かに似てる)、早い時期のバレンタインかと喜ばせてしまった。も、申し訳ない……。
そんな訳で、バレンタインには叔父に『ソリティアの球』と似ている『トリュフチョコ』をプレゼントしようと思っている。
(了)