表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔力の系譜 ~名も無き英雄~  作者: 胡麻かるび
第4幕 第6場 ―名高き英雄―
234/322

◇ 解説資料 <世界地図Ⅱ>

 一度、世界地図にて解説を挟みます。

 作中の土地関係をイメージしやすくして頂くための世界地図の一部です。

 第2幕の途中にて紹介した地図より少し広めに描きました。

 ざっくりとした物なのでイメージ補完程度に使ってください。


 ※後半、第5幕での世界地図もあります※


挿絵(By みてみん)


第1幕~第4幕まで。

下記、登場する土地や国などの解説。




 『エリンドロワ王国』

  ラウダ大陸最大の王国。

  レナンサイル山脈に囲まれている土地柄、他国からの侵略が少ない。

  平和な国。

  王領内を四つの区域に分けて、各領土を統括している。


  王都が構えるセントラル。

  東方バーウィッチ地方。

  北方クダヴェル地方

  西方エマグリッジ地方。



 ○ 王都

  エリンドロワ王家が統治する王国の首都。

  街全体が広大で、東西南北の四つの区に分けている。

  東区 旅人や商人の往来が激しい。宿場街や歓楽街がある。

  西区 自然と調和した区域でメルペック教会本部大聖堂がある。

  南区 王都市民の憩いの場が多数。闘技場などもあり。

  北区 王侯貴族などの屋敷が点在する区域。住宅街。


  <都市>

  王都以外には、学園都市ロクリスなど。

  ※王国唯一の「魔法大学」が存在する。


  <観光名所や遺跡、自然など>

  闘技場 (南区)

  メルペック教会本部 (西区)

  黎明(ディルクロロ)の森 (王都とバーウィッチの境)

  黄昏(クレプスクロロ)の谷 (王都とエマグリッジの境)

  茨ロード (学園都市ロクリス南)

  ティマイオス雲海 (上空を漂う厚い雲。消えない)

  謎のクレーター (学園都市ロクリス西。主人公が墜落して出来た)


  <貴族など>

  多数存在するため、割愛。

  代表格はマグリール本家、サウスバレット家。



 ○ バーウィッチ地方

  王都から東に位置する。

  過去、魔族の進攻もあり、歴史的遺物やダンジョンが多数存在。

  そのため、冒険者の数が多い。

  リバーダ大陸と隣り合う区域のため、貿易が栄えている。

  南レナンサイル山脈に隣接しており、土地勾配が激しい。


  <都市>

  貿易都市バーウィッチ

  港町ダリ・アモール  など


  <観光名所や遺跡、自然など>

  サン・アモレナ大聖堂 (ダリ・アモール)

  ガラ遺跡 (ダリ・アモール外れ)

  ダイアーレンの森 (伐採区)

  南レナンサイル山脈 (レナンシー伝承)


  <貴族:元領主>

  魔術師貴族 オルドリッジ家

  騎士貴族  マグリール分家

  豪商    ストライド家(過去、暗殺業)



 ○ クダヴェル地方

  王都から北に位置する。

  王領内で最も平和な辺境領土。(山脈が包囲しているため)

  高原であるため、在来生物も少ない。

  魔物のレプラコーンに知性があり、行商をする魔物が存在する。


  <観光名所や遺跡、自然など>

  北レナンサイル山脈(鉱山)

  ※炭鉱都市もかつて存在したが、廃鉱化している。

  暗森(暗殺者集落:トリスタンの故郷)


  <貴族:元領主>

  騎士貴族  ルイス・エヴァンス家



 ○ エマグリッジ地方

  王都から西に位置する。

  危険地帯。(北レナンサイル山脈の切れ目あり)

  山脈の先に紛争地帯があり、獣人族や巨人族の難民が稀に訪れる。

  土地が枯れているため、農作は行われていない。

  渓谷や荒野などが多数あり。


  <貴族:元領主>

  魔術師貴族 クライスウィフト家

  騎士貴族  パインロック家




 『その他の国』


 ○ ガルマニード公国

  エリンドロワ王国と友好関係にある。

  北側の国境の先は無法地帯であり、軍事国家でもある。

  独自の魔法大学では実用的な魔術研究が盛んな国。

  肌が白く、髪色もブロンド、シルバーブロンドの人種が多い。

  ジュヴァルツシルト家が世界で名を馳せた。


 ○ フリーデンヒェン

  北の雪国。

  獣人族と共生しており、好戦的な人種が多い。

  数年前に戦争により滅亡。

  「聖女の伝説」があり。

  



 『リバーダ大陸』

  無法地帯。

  かつてアザレア王国が栄えていたが滅亡。

  隣国も共倒れし、国家がない。

  魔族やエルフ、ドワーフ、巨人族が各地域で生息していたが、

  人間や獣人族の冒険者が移住し、人種のるつぼと化している。



 ○ 迷宮都市アザリーグラード

  冒険者の街。冒険者ギルドの本拠地があった。

  その名の通り、家々が迷宮のように入り組んだ土色の砂埃臭い街。

  そのほとんどは冒険者用の賃貸住宅や宿ばかりである。

  初心者であれば3日間迷い続ける街。

  地下に大迷宮が展開していたが、

  ボルガの力を巡る「アザリーグラードの騒乱」を機に崩壊。

  以降、他の大地への探検が冒険者の主流スタイルとなった。



 ○ ルクール大森林

  ドワーフが砂漠から移住して住みついている森。

  風の賢者シルフィード様が統治している。

  遺跡も多少存在し、封印指定の「エアリアル・ボルガ」が奉納。

  もともと住んでいたオークが住処を求めてたまに荒らし回る。

  イノシシ肉やキノコ類、果実類がとれる。



 ○ ネーヴェ雪原

  巨人族が多く住む地域。巨人族の村「ギガント村」がある。

  水の賢者アンダインが統治しているが、天候を気まぐれで操作するのみ。

  本人は失恋のショックで自ら建てた氷の城に千年以上引き籠り続ける。

  夜は氷の魔物「ウェンディゴ」が活発に行動しているため危険地域。



 ○ ニヒロ砂漠

  過去、緑豊かなエルフの国クレアティオ・エクシィーロがあった。

  アザレア王国滅亡とともに共倒れし、砂漠化。

  地下にはその名残の遺跡が点在しているが、

  肉食魚や巨大虫が地中を泳ぎ、探索は難しい。

  土の賢者グノーメの統治エリアだが、

  本人はロマンを求めて迷宮都市に移住して鍛冶師をやっている。



 ○ バイラ火山

  麓には多種多様の魔族が住んでいて、魔族の集落がある。

  古代にネーヴェ地方から避難した難民魔族が集落をつくったとされる。

  バイラ火山内はダンジョン化。

  奥地に火の賢者サラマンドが引き籠っていた。

  現在はサラマンド不在のため、至って自然で平和な火山地帯となった。





 ※以下、5幕の主な舞台。



挿絵(By みてみん)



 第5幕の舞台は約千年前。

 スタート地点は現代で云う、

 「ガルマニード公国」「フリーデンヒェン」が建国される地域。

 ※王国建国前、かつて領土は三つあり、ロワ三国と呼ばれていた。

 ※『Episode130 王女の悩み』にて少しだけ登場。



 『ロワ三国』

  ラーダ、ペトロ、エリンの三国をまとめてそう呼ばれている。

  同盟が結ばれていたが、隣の大陸より魔族進攻があり、波紋が生まれた。



 ○ ラーダ

  炭鉱都市があり、鉱石や魔石が多く産出される。

  レナンサイル山脈に面した国。



 ○ ペトロ

  三国で最大の国土を持つ。

  肥沃な南の土地から渓谷に跨り、

  北の遊牧民との交流も盛んで三国内最大の国。

  軍事力が高い。

  エリート戦闘部隊「ハイランダー」も所属する軍隊が有名。



 ○ エリン

  三国で最も小さな国。

  リバーダ大陸からの魔族進攻の被害(地図内の紫塗装)を受け、領土を二分。

  国内有権者に魔術の才を持つ家系があり。



 『アザレア王国』

  アザレアの咲き誇る自然豊かな国。

  王の側近に優秀な魔術の才を持つ者が突如現れ、参謀として名を馳せた。

  隣国クレアティオ・エクシィーロと、イリカイ川を挟んで戦争中。



 『クレアティオ・エクシィーロ』

  妖精族(エルフ)小人族(ドワーフ)で構成される二種族国家。

  ボルガの秘宝を持ち、大昔から神秘の力によって栄えてきた。

  バイラ火山周囲に住まう竜種とも交流があり、後ろ盾となっている。



 現状で公開できる情報になります。

 次話より、最終章にあたる第5幕が始まります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
◆ ―――――――――――――― ◆
【魔力の系譜~第1幕登場人物~】
【魔力の系譜~第2幕登場人物~】
   ――――――――――――   
【魔力の系譜~魔道具一覧~】
◆ ―――――――――――――― ◆
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ