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第一話 ハローユートピア

第一話 ハローユートピア

なんということもない平凡な人生。

両親も健在だし貧乏でもない、そんな普通な人生。

小一の頃国語の教科書で読んだ物語が面白く本にハマり、誕生日に買って貰ったゲーム機でゲームにもハマった。そこら辺に居そうなただの中学生、それがおれだ。いや、おれだっただな。


冬になり日が落ちるのが早くなった頃ことは起きた。学校の帰りぼーっと歩いていると信号無視をしたトラックがおれに突っ込んで来た。そして、おれの意識は飛んだ。


「はずだが、ここはどこそして何故おれは生きている。遂におれはGを来れるほどの生命力を手に入れたのか?」


そんな馬鹿な事を考えていると、後ろから声をかけられた。


「あなたは、死にました。なので、あなたにひとつ問います。あと、私は女神です。」


内心、『あと』に続けて言うことでわないと思いつつ話を聞いた。


「あなたには選択肢が二つあります。一つ目がランダムな世界に産まれ強さを自分で決めるか。この時強さの最高値は決まっており、最初から最強ではないです。

そしてもう一つが、好きな世界を選びその世界に産まれ強さをランダムにするかの二つです。この場合も最高値は先程と同じです。種族や得意不得意は最初からランダムです。そして、どちらを選ぼうと最後に好きなスキルを一つ選ぶことができます。さあ、あなたはどちらを選びますか?」


悩みどころではある。

「好きな世界というと、ゲームだったりアニメや本でもどんな世界でも可能なのか?」


「だから、先程からそう申しているでしょう」


なるほど、ならおれが1番好きなゲームにしよう。

「ソード・オブ・ファンタジアの世界にできるか」


「えぇ、もちろんできますとも。それではスキルを選んでください。」


すると、目の前に一覧表のようなものが出てスキル名が書いててある。どうやらこの中から選べるようだ。

中には武器のコツや武術のコツ、魔法のコツといったスキルが並んでいる。中にはゲームをやりこんでいるおれでさえ知らないスキルなどもあった。その中でどれにするかと悩んでいる時にそれを見つけた。


スキル 『もう一つのなにか』

女神に聞くとこのスキルは自分の中に自分以外の知的な存在を入れるスキルらしい。

なんか、もう一人の僕って感じがするので何となくそれにした。


「じゃあ、それで。」

「では、行ってらっしゃい」

目が覚めるとそこはゴブリンだらけの洞窟のようだった。自分の姿を確認すると肌は緑色でとても人間のようには思えなかった。


「終わりじゃん、もう推しにあっても殺されるだけじゃん。」


このソード・オブ・ファンタジアの世界のおれの推しは聖女セシリアである。そしてこのゲームの主人公の目的は魔王を倒すこと、そしてその戦いに聖女としてセシリアも参戦する。つまり、セシリアの敵=魔物や魔族になる、なのでおれはセシリア達におれは殺される。推しは傷つけ難い。かと言って死にたくもない。つまりおれはどうすれば。


〈進化することを推奨します〉

うわ、びっくりした。誰だ?

〈あなたのスキルです〉

なるほど。スキルってこんな感じなのか。これから長いこと共にやっていくことになるだろうからよろしくな!。


〈了解しました〉

ところで、今おれってどうな姿?

〈ゴブリンです〉

だよねー。肌緑だもんね。終わりだね。おい、まじでGになっちゃったよ。これからどうしよ。


〈進化することを推奨します〉

その進化って何?。


〈進化とはあなたの認識でいうレベルを一定まであげることで今より優れた種族になることです。進化した後に子を成した場合は子は進化した後の種族で産まれます。魔物にも系統があり系統によってある程度進化先は決まっており進化の選択肢は進化前に進化先の解放条件を達成したかで増減します。なので、ちまちま動物などでレベル上げしてもあまり優れた種族になることはないです。なので、強い敵を倒すなどして頑張りましょう〉


説明、ありがとう。なるほど、強くなるために強い敵を倒したりして条件を達成し選択肢を増やさなければいけないのか。でも、ゴブリンだしな〜。なんか進化してもキモそうだよな〜。


〈ゴブリンは進化先によっては容姿を変えるものもあります。〉

それだ。それを目指そう。でもおれまだ赤ん坊だ。数年は歩くことすらできねーじゃん。


〈ゴブリンは成長が早いので一年ほどで成体となることができます。待ちましょう〉

一年かぁ〜、長いな。

〈それでは、将来のためこの世界の言語について教えましょう〉

ありがてぇ〜。てか、君のことなんて言えばいいのかな。


〈私はスキルなので名はありません。好きなようにお呼びください。〉

そっか〜名前か〜何がいいかな。知的存在なんだもんな。そうだ、知恵の神メーティスから取ってティスなんてどうだ。


〈了解しました。これからは、ティスとお呼びください。マスター〉

じゃあこれからよろしくな、ティス。


そんなこんなで時は過ぎ生体になり、この世界の言語も覚えたが上手く発音できない。喋ろうとするとどうしても、掠れた声しか出ない。ティス曰く、モンスターが喋るには言語発生というスキルのレベルを最大にしないと滑らかに喋こえことが出いないらしい。他種族との会話では言語理解というスキルが必要なようだ。


そして、何よりゲームっぽいのがステータスを見れることだ。今の俺のステータスは微妙だが。ティスは優秀だ。


種族:ゴブリン

名前:フォレット

性別:男

HP:50

MP:30

物攻:32

物防:32

魔攻:12

魔防:26

称号:【転生者】【以心伝心】

魔法:未所持

スキル:【もう一つの何か】【言語理解Lv、7】

【言語発声Lv、1】【引っ掻きLv、3】

武器:未所持

防具:未所持


種族:不明

名前:ティス

性別:不明

HP:不明

MP:観測不可能

物攻:不明

物防:不明

魔攻:不明

魔防:不明

称号:【以心伝心】

魔法:エクター、エンフィーディ、ヴィーテ

スキル:【鑑定LvMax】【回視LvMax】【

武器:不明

防具:不明


もしかしてティスっておれより有能?。

〈当たり前です。私は女神様に造られたスキルですよ。あとゴブリンのステータスはこの世界の人間の子供並みに貧弱です。頑張ってください〉

丸投げかよ。でも、これからやっと始まるな。おれの人生、いやゴブリン生か?


おれ、何とか推しに会えるかな?

どうも、暁都あかつきみやこです。今作が私の初投稿しなりますので誤字脱字など至らぬ点もあると思いますが今後とも本作をよろしくお願いします。

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