第十五話 山でのあるある、第一発見者。ありませんて(笑)
なし
だいたい
山での登山では、
同じペースの人に出会い、
いきつもどりつ
しつつ
だいたいおんなじ、時間で登ったり
下りたりする。
たろうのように、途中で
無意味に
時間をつぶし過ぎる人もいるが(笑)
まさに、
うさぎとかめ状態。
だれと、競っているんですか、たろうさん(笑)
先ほどの広場で
写真を撮ってもらった人と
もう一組、ご夫婦が
いらっしゃった。
そのご夫婦。
たろうを下りで追い越し
あれあれ、
そちらは、登山道じゃないよ。
というところを
歩いて行かれる。
もしかして、トイレか。
これだけ、木が生えていない。
高山帯だと、
まんが日本昔話のように、
「あの山をこえて
あるいていくのじゃ。
そのうち、日もとっぷりと暮れ、
いやあな風がでてきて・・」
名朗読者、男性、名前出ず(笑)
と、さえぎるものが
ないので
山またやまに行くまで
かなりの時間がかかる。
よもや、
夫婦、ふたりの無理心中。
火曜サスペンス劇場化。
大丈夫か。
心配になる。
あっ。
先をみる。
その手か。
大きな雪渓、
登山道と並行している。
そこを、ご夫婦下っていく。
下をみれば
若い人たちが、
小さいお尻用のそりで滑っている。
そんなに知られたスポットなのか、
それで、
赤い小さいそりを、ザックにつけている人が多かったのか。
よかった、第一発見者にならなくて(笑)
なし




