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自分との勝負

「くっそー!やられた」

「ふふん」

 2戦目は2ペア対フルハウスという中々惜しい結果で模倣くんの勝ち


「ほいっ」

「ぐぬぬ…」

 3戦目は3カード対ノーペアで僕の勝ち


「「ありゃりゃ」」

 4戦目はお互いにノーペア。何気に1勝1敗だけど、これ普通に引き分けもあり得るんだよなぁ……


「これでらすと」

「このままで行く」

「なに…?」

 僕に5枚配られた時点でカードを見ずに交換も無しで勝負する


「おもしろい。のった!」

 模倣くんもカードを見ずに交換無しで勝負。見てた限りイカサマもしてないから完全に運勝負だ!


「「せーの!」」

 お互いに手札を同時に捲り、テーブルに置く。さて、役の確認を……


「わぁお……」

「すっご……」

 結果として僕は8が4枚+ジョーカー1枚の5カードで模倣君はクラブのロイヤルストレートフラッシュ。どんな確率だと言いたい位の出来の良さ。これはニャラ様辺りが仕組んでいてもおかしくないな……


「一応これは僕の勝ち……になるのかな?」

「そうだね。にしてもすごいひき……」

 一応ローカルルールになるんだろうけど、ワイルドカードのジョーカーが入ってるからロイヤルストレートフラッシュより5カードの方が強いはずだから僕の勝ちになるんだろうけど……ここでこの引きは勿体無いなぁ


「一応僕の1勝って事で、次の奴やろう!次は4人でやってみよう!」

「おっけー」

 とりあえずさっきのは事故みたいな物。僕の勝ちだけど、気を取り直して次行ってみよう


「つぎはババぬきでかつ!」

「よし、じゃあ次は4人で勝負しよう。分身は出せるよね?」

「「もちろん」」

「「じゃあ勝負だ!」」

 僕4人が席に着く。異様な光景だなぁ?


「それじゃあシャッフル任せても良いかな?」

「まかされた」

 今回のババ抜き。2対2だから固まって座ると余裕で同じ数字を集めるイカサマが出来ちゃう。だから交互に座ってるけど……まぁ僕同士で座るから見た目の変化が無い……そうだ!


「えっと、ちょっと待ってて」

「「はいはい」」

「【チェンジレイヤー ノーマル】」

 レイヤーを元に戻して服の色を被らないように変える。分身体も出し直して服装もこれで2対2になってるから見分けもつけやすくなだろう


「こんな感じで色分けしておけば分かりやすいかな」

「「おっけー」」

 テアトルクラウンの服に着替えて全員スーツにしてギャンブラー同士の勝負っぽくしても良かったんだけど、5分で勝負が決まるとは思えないからこういう方が良い気がする


「よーし、それじゃあ2戦目始めようか」

 2戦目も勝つぞー!




「「これはひどぅい……」」

「なんでぇ……」

 配られた手札を整理していったらバンバン手札が減っていき、僕の手元にはジョーカーが1枚……他の全員手札を全て捨ててまさかの1ターンキル……というか0ターンキル。やっぱりこれニャラ様辺りが確率操作してるでしょこれ


「カード勝負はこれで止めておかない?一応これで両方とも1ポイント取得してるし」

「いいよ。カードはここでやめておこう」

 これ以上カードで勝負したらまたとんでもない結果になってしまうかもしれないし、別の方法で勝負しようと提案したらちゃんと提案に乗ってくれた。ありがたい


「それじゃあ次は勝敗が分かりやすくて、身体能力は関係無い奴が良いけど……」

「じゃあリバーシは?」

「おっ!良いねぇ。それならおかしな事は起こらないからちゃんと実力勝負出来そう」

 手札が見えないカード勝負だと何らかの影響があるかもしれないけど、リバーシなら横やりが入るような事は無いハズだ


「これは1本勝負で決めても良いよね?」

「もちろん。これは1ぽんしょうぶ」

 よし、それじゃあやってみよう!


「先攻後攻はどうやって決めようか。コイントスで表裏で決める?」

「おまかせするよ」

「オッケー。それじゃあこっちの面が表ね。表と裏どっちが出るか当たればそっちが先攻ね」

 ここで縛占貨を指で弾き、手の甲でキャッチして隠す


「どーっちだ」

「うら」

「さて……裏だね。じゃあ当たったからそっちが先攻ね」

 厳正なるコイントスの結果僕は後攻になった。さぁ気合い入れてやるぞ


「よし、それじゃあ……」

「「いざ、勝負!」」

 まぁいざ勝負!って恰好つけた所でパチパチとリバーシの準備をするだけなんだけどね


「はい」

「はい」

「はい」

「はい」

 パチパチとひっくり返しながら淡々と進めていく。可能な限り相手の駒を多くひっくり返さないように気を付けてやったけど、模倣君もかなりひっくり返す枚数を少なくして1枚2枚だけのちびちびした序盤を繰り広げる。これは後半がヤバいぞぉ?


「えーっと……ここだな」

「じゃあ……ここ」

「うむむ……それならここ」

「うぇぇ、じゃあここかなぁ?」

「それならここでどうかな」

 出来るだけ序盤に取り過ぎない。自分から壁を形成しないで相手に作らせるように石を置いていくけど相手も同じように動くから凄く難しい。角の一回り内側のX打ちとか自分相手にどのタイミングで打つべきなのか一手一手を慎重に考えて進めていく。脳をフル回転させて考えて自分自身と戦うのって結構良いな!



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― 新着の感想 ―
[良い点] 前回イベントを次は捕縛者のAIでやるみたいなことだったし、その実験の一貫かなぁとか妄想できて面白い
[一言] 4人で麻雀やったらきっと全員天和でひどいことになりそう
[一言] ジョーカー入りポーカーって確認取り合ってないと強さの認識がバラバラになるやつ~ 貴重なカードだからジョーカー入りが強いのか、役崩れでも誤魔化し出来るカードだからジョーカー入りが弱いのか 気軽…
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