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唐突な離脱

「私達もご主人に戦って欲しいって言われたから来てるだけだし?手伝ってもらえるならありがたいわ」

「キュイキュイ(そうそう)」

 とりあえず邪魔にならないように手伝うか。


「敵はいつ頃来るかな?」

 緊急の防衛クエストだとしたらそこまで待機時間は無いと思う。その内来るだろうけどこの待機時間はちょっとワクワクしてしまう


「服は何が良いかな」

 まだ時間はあるし、装備を見直そう。と言っても耳飾りにするか、宝呪にするか、執事服か修道服か白ローブかシロクマかみたいな所だろう。軍服は白ローブをポン君の力で変質させてるだけだから装備変更とは違う物だな


「とりあえず白ローブのままで良いかな、空腹度は余裕あるし耳飾りで良いな」

 やっぱりいつも通りの服装が一番良いかもしれない。戦闘を考えたら執事服が良いかもしれないけどとりあえずどうなるか分からないから全体的にアップする白ローブだ。火力が足りないと思ったら執事服に変えよう。今の所攻撃の執事服、防御の修道服、特殊のシロクマ、バランスの白ローブという所だろう。最初はバランスタイプが一番良い




「ん、来たか」

 装備とか見直していたら遂にその時が来たのか、海中に小さな靄が発生し、そこから頭部がサザエみたいな貝やらイソギンチャクみたいなのになっていて、体が死んだ珊瑚で出来ている人型の兵隊と海の中を手裏剣の様に回転しながら移動する1mくらいのヒトデ、そして背中に錆びだらけの大砲を背負ったデカいウミウシなんかが現れた。これが敵の海中戦力か。海上にも何かしら出てるんだろうな


「オプティアップ【INT】」

 とりあえず召喚獣の2体は武器の類を持っていなかったので魔法で攻撃するタイプと見てINTを上げたけど、多分大丈夫だよね?これで人魚さんがアッパーカットとかしたら僕は笑うしかない


「あら、ありがと」

「キュイキュイ(本当にサポート出来るのね)」

 信じてなかったのか僕が魔法を掛けたらすぐに敵に向かって接近して攻撃に向かった2人。とりあえず僕も戦闘が始まった事だしやりますか


「【強化】【アダプタン】」

【マクロ】で纏めた強化魔法で身体強化、【アダプタン】で水中での移動のし難さを解消。これで戦闘準備は完了だ。一応あの2人について行く形で進んで戦闘するか。多分これ海中の奴らの存在を知らなかったら海上の敵を倒してやったーとか言ってる隙にこいつらが港に上陸する形になるんだろうな


「後ろは任せて」

「えっ、ついて来てる!?」

「キュイ!?(嘘ぉ!?)」

 そりゃあこっちはかなり無理はしてるけど、ブーストしまくってるし、何とか2人に喰らい付いてく事は出来る


「ほら、前見て!もう来るよ!」

「っと!はぁ!」

「キュイー!(このー!)」

 人魚さんの方は泡で敵を包んで破裂させるとその泡の中に居た敵がダメージを受けて砕けていく。イルカさんの方は口からリング状の指向性音波攻撃みたいな物を発射して敵を蹴散らしている。ただ、2人とも泡は1体ずつ確実に倒せるが処理スピードが遅い、音波攻撃はリング状という性質のせいか、リングの内側の敵には当たっていなかったりするが、そこは首を振りながら攻撃範囲を増やしているけど全体的にダメージが分散して倒すのに時間が掛かる状態になっていた。一応処理しきれないという訳では無いが、他の外的要因が加わると突破されるかもという状態だ。やっぱり海中戦力少ないよな


「はぁ!?こんな時に?」

「キュキュイ!?(嘘でしょ!?)」

 なんだ?2人共攻撃しながら驚いた様な声を出す


「どうしたの?」

「海上の敵が抑えきれないから私達を海上の敵の攻撃に回すってご主人が!」

「キュイキュイキュイ!(こんなに居るのに私達が居なくなったら止められなくなる!)」

 海上に思ったより敵が出てきたのか。まぁ目に見える敵に戦力を回して対処するって事か


「良いよ。行ってご主人を助けてあげて。ここはやっておくから」

「はぁ!?何言ってるの!私達が残らないと止められないでしょ!?」

「キュイキュイ!(無茶だよ!)」

「よっと!」

 2人の制止を聞かずに敵集団に突っ込んで、深淵を両手に纏わせる。海中を進んで敵とすれ違いざまに両手の深淵でサザエ兵やイソギンチャク兵の首を刎ね飛ばす。うん、思ったよりこいつ等は脆いな


「これなら止められそうだから海上の応援に行ってあげて。それが終わったら戻って来てもらえると助かるかな」

 サザエ、イソギンチャク兵は動きが遅い、脆いと倒しやすいので両手の深淵カッターでどうとでもなる。問題は遠距離攻撃してきそうなウミウシと打撃力のありそうな手裏剣ヒトデだ。あっちは数が少ない分強いかもしれない


「分かったわ!任せたわよ!」

「キュイキュイキュイ!(すぐ蹴散らしてくるから!)」

「行ってらっしゃーい」

 ここは僕に任せて先に行けっぽい会話だけど、僕にとっては経験値稼ぎのまたとないチャンス到来だ。あの2人が戻って来る前に方を付けたい


「それじゃあせっかくだし経験値になってもらいましょうかねぇ」

 海中戦は基本、人の方が不利だけど移動力の強化、リーチ延長、攻撃方法追加となればその不利をひっくり返す事も出来るんだよ



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― 新着の感想 ―
[一言] 確かに経験値独り占めと考えれば美味しい!
[良い点] これは全海洋生物泣いて良い
[一言] ヤッター!ソロ戦闘になったからアビスフォームも使えるじゃん! これアビスフォームで敵を殲滅してそのまま海上に出て、敵だと勘違いされるまでが様式美
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