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防衛準備

「急げ急げ!」

「準備しろー!」

「結構人が居るな……」

 一応まだ見せるべきでは無いかなと思ってマントは外してきたけど……やっぱり緊急の防衛クエストと言う事で人が集まっている。というか聞いてなかったけど、何処から敵が来るんだろう?海から?陸から?それとも空から?


「経験値稼ぎだ!」

「よっしゃ!やってやんぜ!」

「どの方面に行く?」

「とりあえずは南が楽そうじゃね?」

 何処かに何が来るとか書いてるのかな?


「うおっ!指揮官だ!」

「あっ、指揮官だ!」

「あれが……」

「うっ、あの時の記憶が……」

 なんか周囲の人に色々言われてるけど、これはちょっと聞いてみるか


「あの」

「ひゃ、ひゃい!」

「なんか防衛クエストが発生したと聞いて来たんですけど、何か聞いてます?」

 とりあえず僕の事を指揮官だと言った男の人の所に話を聞きに行ってみる


「はい!なんか話によるとフォーシアスで何か起動?したらしくて、魔物がそれに惹かれてフォーシアスに向かってきているらしいです。それで防衛する為に皆集まってますけど、南と東西が陸上の敵で北が海からの敵が来るらしいです。だから今は皆どこの方面の防衛に行くかで話し合ってる間です!」

 陸上と海上(海中)か、いやこれ陸上のどれかに絶対空中混ざってるでしょ?遠距離武装を持たないと対処が大変そうだなぁ……それを考えると北側の海防衛が一番楽かなぁ


「なるほど、分かりました。教えてくれてありがとうございます!」

「こ、こちらこそ!」

 それじゃあ港の方に行きますか


「やべー!指揮官と話したー!」

「良いなぁ……」

「俺も港の方に行こうかな……」

 後ろから色々と声が聞こえてきたけど、まぁスルーで良いか




「思ったより人少ないな?」

 港の方に来てみれば弓を持ってる人や召喚獣なのか、プレシオサウルスみたいな生き物の背に乗って港の所で警戒している人、魔法の杖を持っている人と、当然だけど遠距離系武器や見た感じ水属性っぽい召喚獣を使用している人が20人程度だろうか?想定していたよりも人数はかなり少ない。まぁ普通に他の方に戦力がしっかり割り振られていると考えれば良いか


「とりあえず海底で待機するのが良いかな」

 海上には既にある程度人員が居る。ここはまだ浅いけど海底に居れば下から攻撃出来るし、丁度良いかな。自意識過剰かもしれないけど、話しかけられるかもしれないし、海中っていうスキルとか無い人が滞在出来ない場所なら他の人の邪魔にもならないだろう


「よっと、ほー?水中にも居たのか。イルカとか……おやまぁ人魚も居るじゃん」

 人の少ない所で海の中に入ってみたら海中にも召喚獣っぽいのが泳いで居た。これはありがたいな。僕の他にも海中戦力が居るのは心強い


「おい、誰か海に落ちたぞ!」

「こんな時にか!?」

 やっべ、人が少ない所で海に入ったけど、見られていたみたいだ。仕方ない誰か飛び込んで来たりする前にこっちから声を掛けないと


「あ、すいません」

 海面から顔だけ出して応対する


「「ファ!?」」

「自分から入ったんでお構いなくー」

 一応自分から入ったと報告してすぐに海中に戻る。まぁ仮面付けてるし、白ローブだから顔自体は出てないんだけどね?


「え?今のって……」

「あのお姿は!」

「「マジかよ」」

 海に潜った相手が誰だったのか分かって驚くハチ君を見つけた2人


「おい!誰か海に落ちたのか?ロープ持ってきたけど……」

「「いや、必要無いわ」」

「なんで!?」

「指揮官様だった」

「あのPVの魔王だった……」

「マジかよ」

 助けようとしていた相手がハチ君だったと言う事で後からロープを持ってきた人が茫然としていたが、既に海中に居た当のハチ君はそんな事は知らずに海中の召喚獣達に話しかけに行っていた


「あ、どうもー」

「キュイ?(どなた?)」

「あら?人間かしら?」

 近くに居たイルカと人魚に話しかける。なんかナンパしてるようにならないようにしなければ


「2人とも今時間ある?」

 ……うん、やっちまいましたねぇ?咄嗟の一言だったけど、最初の一言目を思いっきりミスった気がした


「キュイキュイ?キュイ?(なにこの人?ナンパ?)」

「まぁあなた可愛いからナンパされちゃうのも仕方ないわよ」

「キュイ?(そう?)」

 褒められてちょっと嬉しそうなイルカさんとなんか私は分かってますよと言いたげな人魚さん。違うんです。勘違いが今まさに起こっている最中なんです


「あのですね。これから戦闘になるんで、一緒に戦う仲間としてご挨拶をと思いまして……」

「あ、そう言う事ね。よろしく」

「キュイー(よろしくー)」

 ……多分拗れてはいないと思う。ちゃんと挨拶になってたよね?


「というか人間なのに水上で戦わないのね?」

「キュイーキュイ?(そもそも戦えるの?)」

「心配なのもごもっともなので、僕は2人のカバーをするという事でどうでしょう?水中で主に戦うのはスペシャリストのお2人に任せますので、僕は敵の妨害と2人の補助、抜けた敵の排除とかさせて欲しいなと」

 水中で戦う為に呼ばれているであろう召喚獣の2体に主に戦ってもらい、撃ち洩らしを僕が倒すみたいな方向で行こう。多分召喚獣はまだ他にも居るだろうけど、近場には他に居ないのでとりあえず協力関係になるのはこの2体だけで大丈夫だろう。【アダプタン】を使ったとしても人魚より早く動くのはかなりブーストを掛けないと無理だろうし、補助魔法を掛けるとしても対象が少ない方が僕も動きやすいし、自分も戦う事を想定するのなら補助対象を増やし過ぎない方が良い



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― 新着の感想 ―
[一言] 〉補助魔法を掛けるとしても そういえばジョブは魔王や拳闘士じゃなくて『補助術士』だった……。
[一言] 「抜けた敵の排除とかさせて欲しいなと」 これって、陸で待機してるプレイヤーの所には1体もたどり着かないんじゃ?
[一言] >とりあえず海底で待機するのが良いかな 初っ端から待機場所を「海底」とするとか、選択肢バグってるぅ
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