表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
248/2043

求めていた物

「それじゃあその内クラーケンを倒して料理を作ってもらう為にもレベル上げに行ってきます!」

「おう、頑張ってくれよ?俺も海の物を使った料理はもっと作りたいからな。今後も食材提供待ってるぜ?」

 あ、そうだ。ホフマンさんにもあの情報を教えておこう


「ホフマンさん。一応僕が調理した結果なんですけど……貝を調理したらINTにバフが掛かる料理が作れました」

「なに!?INTバフ料理!?なるほど、貝か……」

 僕が作ったアコヤ貝のバター焼きはINTバフが付いていた。肉料理はSTRバフが付くし、ある程度バフが付く料理の方向性があると思う。後はバフが発動する為に必要な料理関係のスキル


「多分ホフマンさんならもっと良い物が作れると思いますよ?一応料理好きとしての個人的情報ですから確証は無いんで、情報屋さん程の情報では無いですけど」

「いやいや、それも凄いありがたい情報だ!なるほど、それで上手くバフ料理が作れればやっと魔法使い系のお客さんにオススメ出来る料理が増える!」

 STRを伸ばす魔法使いとかとんでもなく少ない相手だろうし、一般的な魔法使い相手だったらINTバフ料理はかなり売れるだろう。というかホフマンさんの料理は実験段階でも普通に美味しかったし、店で出している物ならもっと美味しいんだろうな……うん、バフ無くても売れそうだ


「それじゃあ僕は行きますね?」

「おう!ありがとよ!何かしら足りない物があったら言ってくれ。調達するぜ?」

「あぁ……それじゃあ漉し布とかって調達出来ますかね?」

 出来るだけ頼るのは良くないと思ったけどやらなきゃいけない事も出てきたので少し頼ってみるとしよう


「漉し布か……まぁ少し高い物だがハチ君のお陰で店も繁盛しているし、そのくらいは10枚でも20枚でも用意しよう」

「太っ腹ですが流石にそこまで大量に有っても使えないと思うので……でも5枚くらいあると嬉しいです」

 漉すという行為は結構油揚げを作るまでにやらなきゃいけないし、多くても嬉しいけど、多く求めすぎるのも厚かましい気がして欲しい量にちょっとだけ追加で5枚の漉し布をホフマンさんに要求した


「5枚ならすぐ用意出来るぞ。ほら」

 ホフマンさんが漉し布を5枚出してきたので受け取る


「ありがとうございます!これでまた色々出来そうです!」

「おう!頑張れよ!」

 これであとは素材があれば何とか豆腐が作れるハズ……木枠は大豆を見つけた先で作れば良いし、これでほぼ準備は出来た。安心してレベル上げに勤しめるぞ




 ホフマンさんも誰かからメッセージが来たのか、行ってしまったので僕もそろそろ行くとしよう。あっ、でもその前に大教会の結界で弾かれるか試してみよう

「さ、どんな感じかな……」


 そっと指先だけで探ってみる。ここで弾かれなかったら大教会の中を一目見てから行っても良いかな


 バチィ!!


「はい、撤収!」

 思いっきり弾かれたので即座に街の東側の門を目指す。こうなる事は予想出来ていたのですぐに動けた。入れれば良いな程度の考えだったので入れなかった場合、その場に居ても面倒になるだけだろうと思って即座に撤退。これで面倒になる前に脱出だ!




「何事だ!」

「今結界が反応したハズだが……」

「何も居ない……警戒度を引き上げろ!」

「どうかしましたか?」

「せ、()()様!いえ、何でもありません」

「そうですか……何事も無ければ良いのですが」

 ハチがそそくさと逃走した後、大教会の中から()()が現れた。棄てられた教会に居るメリアとは別の聖女だ


「何故か分からないのですが、とても懐かしい感覚……とでも言うべきなんでしょうか?私もどう、言葉にして良いのかは分からないです……」

 結界に弾かれた何者かに何故、不思議な感覚を感じたのか……良く分からない想いを胸に聖女は大教会の中に戻った




「ふぅ、面倒な事になる前に抜け出せて良かった」

 門まですぐに逃げたので正直何も無かったかもしれないけど、面倒事になるかもしれないと思ったので後ろを振り返らずに逃走全振りで逃げたので何かあったかもしれないけど、どうせ面倒事だろうから逃げるに限る


「しまった。街の人とかに話を聞くの忘れてた」

 せっかく戻って来たのに街の人にどんな街があるのかとかを聞く事をすっかり忘れていた。今から街の中に戻るってちょっと……衛兵さんに聞くか


「すいません」

「はい……はっ!?」

 あぁ……そういえばカード見せてた人この人だっけ……いや、これなら逆に聞けばしっかり話してくれる可能性がかなり高いのでは?使える物は全部使えって感じで


「ちょっと聞きたい事があるんですけど、良いですか?」

「はい!なんなりと!」

「あの、そうされると逆に聞きにくいんでもう少し自然にしてくれますか?別にあのカードの人に言いつけたりとかはしないんで……」

「……分かりました。何について聞きたいんだ?」

 何とかこれで普通に話せそうだ


「この道の先に村か何かあります?」

「こっちの先か?一応ずっと先に行けば小さな村があるけど、余りよそ者は歓迎してくれないな……」

 なるほど、小さな村か


「その村と何か交易とかってされてるんですか?」

 交易品を知る事が出来れば何となくその村に何があるか予想も出来るかなぁと聞いてみる


「交易かぁ……月に1度来るが、馬車1台で来る程度だな?」

 馬車1台か……


「何を持って来るんですかね?」

「あぁ、なんだったっけな?コメ?とか言ったかな?」

 やったぜ



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 人魚の後に現聖女さんか、ハチ、罪深いの男..
[良い点] 教会も大豆もどうでもいい、こめだぁ!!!!!!!!!!!!
[一言] お米ゲット→料理人に送る→どこで手にいれた? →ついでにチェルシーさんも聞いてくるがセットで思い浮かびました。 しかし、あのカード?は切り札的なやつになりそうですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ