表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2180/2181

興味本位の防衛

「大体滅茶苦茶なんだよぉ!なんだよアレェ!あんなのプレイヤーに居るとか考えないだろ普通!イベント乗っ取られるし、しかも想定よりも面白そうな終わり方にしたりさぁ!」

 ミニガンをぶっ放しながら練り歩くという恐ろしい行動をしている。あの人は下手に近寄ったら、それこそ、壁諸共ぶち抜いて攻撃してきそうだなぁ……そもそも、射程範囲内の建物の壁は銃弾によってボロボロになっている。下手したらビルとかも倒れるんじゃないだろうか?


「でもやっぱこの感覚こそ最ッ高!ふぅぅぅ!」

 うわぁ……あの人やば……ミニガンを片手で撃ちだしたと思ったら、反対の手にもミニガンを持ってる。どういうリロードなのか分からないけど、片手のミニガンの弾が切れたらもう反対側を撃つ事で実質リロード時間無しで弾を垂れ流し続けるとかいうモンスターというか、もはや災害とも呼べる存在だろアレ……


「まぁ、あんなの相手に突っ込む相手もまず居ないか」

 ミニマップに常時とてつもない波紋を出し続ける存在が居れば、慎重な人はまず近寄らないもんなぁ……戦いを挑むにしたって、あの連射力で精度が無いとは言え、逆にそのせいで制圧射撃的な物の効果は物凄い。基本的に銃は銃口から逸れれば安全とも言えるが、あのミニガンは違う。弾が90度直角に曲がって撃たれる可能性もあるから、あの銃口付近は正にショットガンの雨に突っ込む様な物だろう


「近寄るなら背後から一瞬で仕留めるのが一番だよなぁ……」

 というか、そうしないと多分ミニガン2丁分の弾がスローに見えて脳がパンクするかもしれない。あの人と協力関係を築けるのが一番だけど、これそういうのアリなのかなぁ?東郷さん的にはデータが欲しいって事だと思うから、協力というよりは普通にやり合って欲しい気がするなぁ……


「む?」

 何かマップを見てたら反応が有る気がする。小さいけど今何か波紋が出た


「ちょっと確認するか……」

 一応建物の中ならあの暴走ミニガンの弾は当たらないし


「……居るなぁ?」

 街中をコソコソと動き回っている存在が居る。この速度感だとノーマルか、ちょっと運動性能に盛ってる位か。うーん……あのミニガンの戦闘も見たいし、ここはあのミニガンの背後から寄ろうとしている奴らだけ倒してみるか


「裏路地を通って来そうだな。となると、コイツからやって行くか」

 距離的にも近いし、ミニガンさんが通り過ぎたらその背後を駆け抜けて裏路地から来る奴を撃破しよう


「ふおおぉぉぉ!」

「今だ」

 ミニガンの爆音。自身の声。周囲に着弾する弾の音。色んな音が組み合わさり、僕が背後を一瞬で駆け抜けた事に気が付かないミニガンさん。良かった。気が付いたら僕もミニガンさんを倒さなきゃいけなかったから


「ここを通り抜けたら……がっ!?」

 裏路地を走り抜けてミニガンさんの背後を取ろうとした相手の声が聞こえて来たので、路地裏に対してロープダートの曲がり角攻撃をしてみたらどうやら腕に当たったのか、苦しむ声が聞こえたので、すかさず飛び込む

「なっ!?」

「遅いです」

 どうやら、ナイフが刺さったのではなく、ナイフの腹がぶつかったという感じで打撃の様になったみたいだ。急いで銃を構えた相手だが、遅い。この間合いは既に僕の物だ。足を踏み、逃げられない状態で左手で、構えようとしたライフルを外に逸らし、相手の腹に密着させたハンドガンを連発。鈍い音を立てて、相手がその場に倒れた。次


「この先に……うおっ!」

 ロープダートのナイフをあらかじめ建物の下部分に刺して、道の反対側で待機して人が走って来た瞬間に糸を張り、足に引っ掛けて転ばせる。前のめりに倒れたその相手に上から抑える様に乗り、背中にハンドガンを密着連発。次


「よし、ここならやれる!」

「背後ががら空き」

「へ?」

 最後の1人はちょっと対処が遅れてしまい、ミニガンさんの後ろまで辿り着かれてしまったので、道中拾ったナイフを2本投げつけてサクッと倒した。うーん、もう少し早く回れれば表通りまで人が接近する事は無かったんだけどな……


「ん?」

 流石に表通りで人が倒れる音がしたらミニガンさんにも気付かれてしまうよな。効果があるか分からないけど、一応両手を上げて出るか


「先に言っておくけど、正面から敵が来てるから僕よりそっちに対応して欲しいかな。君の背後から寄って来てた3人は倒したから……ほら来た」

「よし!撃て撃て!」

「やれ!」

「はあぁぁ!」

「む!?うぉぉぉぉ!」

 どうやらミニガンさんを倒しに来ていたのは6人だったみたいだ。3:3で別れて前後から倒そうとしたみたいだけど、後ろの3人はやったから、後は正面からの3人だ


「……ふぅ!ミニガン最強!ミニガン最強!」

 やはりというか、恐ろしいなアレ。体力に振ると自動回復とかも付くのかな?両手にミニガンを持って何処に飛んで来るかも分からない銃弾の雨霰の中突進して来るのは怖いぞあれ……勿論と言わんばかりに多分何十発か喰らってるのにまだ生きているミニガンさんの方が勝っていた。弾幕は正義とその身で宣言しているみたいだ……



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
その人、ストレスの元凶ですよ
うん…まあ…お疲れ様っス…っすよねぇ…溜まりますよねぇ…そりゃあトリガーハッピーにもなりますわー(ゲームだからこそね) ハチくーん…原因の一端が謎の強者感出して近付かないの。 多分その人君だと分かっ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ