島改造案
「いきなり開放みたいな事はしない方が良いんだね」
「なんかこれだけ人が居たら最初から開放して大丈夫だと思ってたけど、そうでもないんだ」
「そうですね。この場も最初は僕と一緒に戦った事のある人達というある程度知っている人オンリーから始めて、次の段階としてその人とパーティを組んだ状態の人が来ても大丈夫って感じで開放してますから。勿論何か問題が起きたらその問題を起こした人とそのパーティの人は連帯責任ですね。だからこの島もパトロールしてくれる仲間も居ますし」
大事なのはモラルやら治安を保つ事だからなぁ……
「そうなんだ……持ってる島を管理するのも大変なんだね」
「それなら尚更ハチ君に任せた方が良いと思っちゃうんだけど……」
「いえいえ、それは違います。あくまで島を他の人にも開放しようとしたらこういう事が必要になって来るだけで、自分達だけ、もしくはフレンドにも開放するって位ならそこまでは必要無いですよ。あくまでも自分達はお邪魔させてもらっている身だと理解してもらうのが大事なので、その環境が整うまでは多く人を入れない方が良いという事です。開拓も人はしっかり選んだ方が良いです」
こういうので一番大事と言っても良いのが、島の開拓を手伝うって名目で島の権利を一定数奪おうとする奴が出て来るとヤバい。「一等地を開拓してやったんだからここは俺達の土地」なんて主張を通さない為にも、島の開拓は基本的に出来る部分は全てやってしまうか、もしくはこの部分は使用しても良いと制限を設けないとね
「それで言うと、僕は島の開拓をお手伝いするので、その代わりにこっちの島にいつでも来ても良い権利と、鉱石ダンジョンとか気になるので、入って得た物をこっちに持ち帰る権利が欲しいって感じですね。その代わりこっちの施設とかで使いたい物があったら大概は使用して構わないですよ」
「あまりにもお得過ぎる!やっぱパパしか勝たん!」
「こんなのパパに頼む以外他に無いでしょ!」
「だからそのパパは止めて下さい……」
何かパパ呼びは本当に良くない気がする。これ今後もこの感じで遊ばれそうだなぁ……
「「むふふ~……」」
「ハチさんをあまり困らせない方が良いですよ?やり過ぎるとハチさんと戦闘しなきゃいけなくなりますよ?これ情報屋としてのガチ情報です」
「まぁ間違い……では無いですね」
「「ひえっ……」」
それに関しては割と間違いでは無いかもしれない。2人を牽制する為にもここは肯定しても良いや
「流石に僕もあんまりにも揶揄われたら一度八つ裂きにでもした方が良いかもですね」
「あ、これ比喩表現じゃなくて本当の意味で八つ裂きにされますよ?」
いつもならうるさいですねとか言うかもしれないけど、今はそっちの方が都合が良いから、チェルシーさんの過剰な僕の話に乗っかっておこう
「僕も善意で協力するだけなんで、これ以上されると流石に……」
「あぁ、ごめんごめん!実はこれにはちょっと訳があって……」
パパ呼びに訳があっても困るんですけど……
「ホノカ。実はお父さんが居なくて……」
これは話が重い奴ゥ!
「リアルの話は大丈夫です。そういう話なら別にもう呼び方は好きにして良いですから」
リアルの話題は出来るだけ出さない方がお互いの為だろう。これでもし知らずの内に知り合った知ってる人とかだったらかなり辛い
「ホント!?ありがとー!」
「でも、出来ればで良いんで、人前では名前で呼んでください」
「うん!頑張る!」
「私もそれにつられちゃうんだよねぇ」
ホノカさんとキララさんはずっと一緒なのかそういう所で結構揃うのかもしれない。まぁ、2人に協力するのは変わらないからとりあえず物資を持ってそろそろ行くかぁ
「まぁ、話はこの位で、早速そちらの島に行きましょう」
「あ、そうだね!行こ行こ!」
「私達の島の大改造だ!」
という訳で、キララさんとホノカさん、チェルシーさんと僕の4人で島に向かう。まぁ向かうと言っても、泉を使うだけなんだけどね
「なるほどね。とりあえずの広場はあるけど、普通に木が鬱蒼としてるから、これは多少この広場を広げつつ、間引きする感じで伐採した方が良いかも。そうすれば、クランハウスの1つや2つは作れるだろうし、後は、ダンジョンまでの道も整備した方が良いか。それに、水源のルートも若干整備が必要かな。海に行くのは割と簡単そうだから、ビーチ利用とかしたいなら、下手に道を作らない方が良いかな。その辺を考えて一旦この島の地図とかあります?」
「えっと、コレ!」
そう言って地図を出してもらったので、その地図に重ねる様にメモのウィンドウを出して、写していく。そして、今後の方針的な感じで建てたい物やら道を書き込んで行き、この島の大体の改造後の予想図を書いていく
「となると、大体こんな感じが良いかなと思うけど、何か他に要望はある?」
「「おぉ~!すっご!」」
ある程度の形までは持っていくけど、それ以降の細かい所は2人次第かな
「あ、あの空島で見た綺麗なルピナス!アレって分けて貰えたりしない?せっかくなら綺麗な花も植えたいし!」
「クリスタルピナスかぁ……まぁ別に大丈夫かな。育てるなら鉢かプランターみたいなのに入れて育ててくれるならそれでも問題無いと思う」
下手に島に植えてどうなるか分からないから観賞用とするなら入れ物に入れた状態で育てるなら問題無いだろう
「お花も分けてくれるし、これだけ凄いプラン出してくれるならもうそれで満足!」
「お手伝いはするから是非やってくれるかな?」
「分かりました。それじゃあ、ちょっと仲間を呼ぶんで、そうですね……このダンジョンへの道の整備をやってもらっても良いですかね?」
一応道自体は既にあって、その道を端に石を置く位だけど、それをやってもらってる間にコッチで大規模に進めておこう




