新しい協力者達
メリークリスマス! 後、今日4巻出ました!
「となると、ここはヤミィさんの出番かな?」
「私を間に挟んで話をするって事?」
「そうなるね。水と闇の精霊……隠密するにはかなり相性が良いと思うからここは1つお願い出来るかな?」
「そういう事なら……」
まずは精霊として近いヤミィさんから話をしてもらう。これで、僕も少しは話しやすくなると思うんだけど……行けるかな?
「話しても良いって」
「おっ、良かった。それじゃああの幽霊船……いや、精霊船に乗り込んで良いのかな?」
「乗って大丈夫みたい」
「それじゃあ、お邪魔しまーすっと」
船に乗り込んでみると、何だかウォーターベッドの上の様な感覚。水で作っているからそういう感覚なのかな?
「どうも、いきなりでごめんね?」
「ホントにニンゲンだー」
おぉ、何となく船自体が喋っている感覚だ
「君……いや、君達で良いのかな?君達は今窮屈な海底から羽根を伸ばしに水上に出て来てるって聞いたんだけど、合ってる?」
「うんうん!ウミのソコはギューってされるから、ヒカリがヨワいイマはこうしてる!」
やっぱり光が弱点なのか。となると、今後はライトを当てない様に気を付けないと……
「君達もしかして、夜の間は自由にのびのび動けるのかな?」
「うん、うごけるー!」
なるほど、となると、この環境……ライトらしいライトは僕らの様な探照灯を持っている人か、魔法で明かりをともせる人達が居なければ殆どないと言っても良いのでは?
「それなら、明かりが当たらなかったら船の動きを抑える事とかも出来たりする?」
「んー、やってみないと、わからない!」
これでもし、闇と水の複合精霊の力によって、海賊船をその場で固定するみたいな事が出来ればレアそうな海賊船捕獲とかもかなりしやすくなると思う。早い海賊船とか高そうだし……
「それなら、このちっちゃい船で出来るかまずは試してみてくれないかな?」
「わかったー!」
まずはネレッサー。これでダメだったら、まぁ仕方ない。諦めよう
「これでどう?」
「おっ?これは……動かない。おぉ、結構全力で動かそうとしてるけどダメだな……」
何とか【フェプシック】で動かそうとしてみたけど、全然動かない。現状敵対という状態では無いから、多分そこらへんの干渉とかは無いと思うけど……これなら普通の船でも全然抑えられるよな?
「凄いパワーだね?これならかなり強いかも……」
「そうなのー?」
何だろうなぁ……やっぱり精霊って無邪気というか子供っぽい感じで邪あk……危なくないキリアさんって感じだな!
「出来れば色々と手伝って欲しいんだけど……流石にね?お礼も何をあげたら良いか分からないし……」
「これだけでイイなら、おヒルでも、ヒカゲがあればやってもイイよ!」
日陰があればこれだけの事を日中でも出来るのかな?いや、よく考えたら船の周囲を丸々日陰に入れなきゃいけないからかなりデカい日陰が居るぞこれ?
「そうだね……船を丸々囲える日陰か……」
「ふっふっふ。どうやら私の出番の様ですね!」
「ヤミィさん。あ、そっか。ヤミィさんの闇魔法で太陽光を!」
「えぇ!隠してしまえばその条件は簡単です!」
なるほど、ここでまさかのシナジーを発揮するのかヤミィさん
「日中でも私が日陰を作る事が出来ます!そう!私だって鍛えられたんで!」
胸を張っているが、まぁ深淵で一緒に特訓とかした事もあったしなぁ……今やヤミィさんだって強力な精霊と言って良い存在だ。影自体を作る事も出来るんだろう
「ならお願いしても良いですかね?」
「ええ!お任せください。これで彼らの協力を得られます」
「タイヨーがデててもミズのウエにデられるの!?やるやる!」
これまた面白い事になったな?さっきは光による命中率の話が出て来たけど、今回は影だ。多分、今回の場合だと闇魔法による暗闇の発生的な物だろうから、内部の敵は外が見えなくなる事によって命中率の低下が想定出来る。しかも今回の場合は複合精霊達が協力してくれる事によって、相手の位置を固定出来る。つまり闇で覆う前の位置さえ、しっかり見ていれば、こっちからも見えなくたって、当てる事は可能になる訳だ。光と闇の命中操作。これ自体は普通に陸上での戦闘でも役に立ちそうだな?
「じゃあ、僕らに協力してくれるかな?」
「イイよー!」
船から手が出て僕と握手してくれた。よしよし、そういう事なら一度ネレイドに帰ろう
「という事で、ここが僕らの船なんだ」
「このシタって、イマいてもイイ?」
「この下って言うと、ネレイドの下って事?それはちょっと話を聞くから少し待って。あー、ネレイドさん?ちょっと協力者を得たんだけど、その協力者達がネレイドの下の日陰の所に居たいらしいんだけど、大丈夫そう?」
『疑。艦長は何故その様な不思議な縁を結べるのかよく分かりませんが、協力者であるのなら問題ありません』
ネレイドさんに呆れられてしまったが、その位置に居ても問題無いと許可を得られた
「オッケー!許可貰えたからここに居ても大丈夫だよ」
「わーい!」
さぁ、この協力者達によってまた新しい海賊が来ても捕縛してやるぞぉ!




