ヘックスさんの興味
「「「「二人乗り……」」」」
まぁ、ハスバさんとか、ダイコーンさんとかと二人乗りとなるとちょっと……ってなる人が居ても仕方ないよね。というか、改めてウチの面子って濃いよなぁ……
「うーん……僕のはカスタムし過ぎで運転し難いだろうけど、流石に今からネレッサーを追加するのはキツイよなぁ……」
「ネレッサーなら作ってるぞ?」
「え?」
まさかのヘックスさんからのご報告。マジ?ネレッサーまだあるの?
「ネレッサーはオートマトンも使えるし、今回の様々なカスタム案を見せて貰ったから既に増産体制に入っている。2台程度ならすぐに用意出来るぞ」
なるほど、確かに水上戦力の増強としてはこれはかなり良い物ではあるから防衛力の増強という事を考えたら今回のイベントは良いデモンストレーションみたいになってたのかも。それで増産決定したのなら本当にスピード感が早いな?
「おっ、それなら2台借りても良いですかね?それなら4人も戦力として換算しやすいです!」
「問題無い。稼働データも取れるからな」
ヘックスさん完全にあの島の改造にはまってるなぁ……まぁ気持ちは分かる
「とりあえず今は2人ずつ乗るとして、シャコーの箱が無いのは、どうしよう?」
「流石にそれは無いな……そっちはまだ解析が済んでないから無理だ」
それは仕方ない問題だな。となると、2人乗りで、海賊船回収は無しで行くのが良いかな?
「流石にシャコーの箱が無いなら、ポータルで送る事が出来ないから海賊船捕獲は無しか、3人で行ってシャコーの箱を使うかだろうな」
確かに2人だけで行かせるよりは僕らも1人ついて行って、シャコーの箱を使うのが良いかも
「よし、となるとこの4人はリーサルウェポンって事でヤバそうな敵が出た場合に備えて貰おう」
それなら大事な場面で4人も出せるし、ネレッサーの用意する時間も確保出来る
「あの……話途中にすまない。別に我々としては2人乗りする事が嫌という訳では無いんだ。手伝いはしたいが、そちらの迷惑になる様な事は避けたい。もし邪魔になってしまうなら動かない方が良いだろう」
おっと、ロザリーさんに悪い事をしてしまったかな?
「いや、こちらとしては稼働データは少しでも多い方が良いからな……むしろ、敵と戦う方面ではなく、最高速等の方を調べて貰えないだろうか?1人ではなく2人乗りの状態の方が、むしろ今後の使用計画においても合っているから、その状態での稼働データも欲しい。どうだろう?検証を手伝ってもらえないだろうか?」
おっ?これはもしかして、今4人に何かしらのクエストが発生しているのか?なるほど、そういう派生もある訳か
「なんだか申し訳ないが、そういう事なら是非とも協力させてくれ。2人乗り状態での最高速の検証や監視等が出来るかを調べれば良いんだな?」
「あぁそうだ。君達には一度検証を手伝ってもらっているからな。もう一度検証をしてもらおうかとな」
ヘックスさん人を使うの上手いなぁ……これは見習わないと
「そういう事なら4人にネレッサーの試験運用をお任せします。となると、ブースターとかの速度アップ系を積んだカスタムでの検証ですかね?」
「そうなるな。ノーマルに関してはまず問題無いだろうから、ハイスピードカスタムでの検証だ」
イベント中にこういうクエストが発生するとは……中々面白いじゃないの。まぁ、僕には発生してないんだけど
「敵船を発見したら、コレを対象に照射してくれ。そうすれば、こちらにデータが送られる」
パッと見レーザー銃って感じだけど、これはもしかして、レーザー砲と前に使ったリーディングスキャナーの合いの子みたいな感じかな?
「これもしっかり運用出来るかの検証だ。君達のレポートは優秀だから今出来そうな検証系をやってもらう。これで、我々も大いに助かる」
「その任務承った!」
「機体は既に上に用意してある。何か思う所があれば遠慮なく頼む」
「分かったわ。やってあげる」
「アハッ!海の上をばくそーだー!」
「検証は大事ですからね!しっかりやりましょう!」
そういって、4人は指令室から出て行った
「レポートを書ける実験体は貴重だからな……」
「ヘックスさん中々腹黒いですね……」
「ん?いやなに、皆の邪魔をさせない様にしたまでよ。さ、警戒にあたろう」
ヘックスさん意外と女性に対しては当たりが強かったりするのかな……
「あの、すみません。1つ聞いても良いでしょうか」
おや?ドクターがヘックスさんに話しかけたぞ?
「ん?なんだ?」
「夜間の索敵という事で探照灯……大量の明かりを鏡に当てて反射し、正面に集中して遠距離まで照らせるライトの様な物はある……もしくは今作れるでしょうか?」
「ほう!それは面白そうな物だ!図案があれば見せてくれ!」
「はい、ザックリですが、この様に光源の光を……」
「おぉー!これは良い!光源と鏡……これなら仕組みも簡単だし5分もあれば出来るだろう。暫し待ってくれ!」
うーん、女性に対して当たりが強いというよりは、技術に対しての興味の矢印がデカいだけなのかなぁ?




