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1998/2016

追加の協力者

「あー、そう考えると、モルガ師匠の魔法とかコピーさせてもらえたら火力系とか結構充実しそう……でも、何となくだけど、モルガ師匠の攻撃魔法とか規模デカ過ぎて消費もデカ過ぎな感じがするなぁ……」

 強力な力を持っているが故に、消費も莫大は普通にありそう。だからこそ、そんなに魔法は使いたくないみたいな事でも全然納得出来る。それは別に僕が目指すべき方針ではない気がする


「まぁ、気にはなってたけど、モルガ師匠が手伝ってくれてるなら向こうも何か凄い物作ってたりするのかな?この辺の詳細については深く聞かない様にしよっと」

 せっかくならどういう船にするか聞きたい所だったけど、それはやっぱり当日のお楽しみにしておこう。こっちもそのつもりだし


「うーん……ニコラ師匠も向こうに派遣してみるか?正直コッチに欲しいけど、せっかくならモルガ師匠と同等の凄い人をもう一人送れば更なる凄い物が出来たり?一応、話を聞くだけ聞いてみるか」

 本人に確認とか色々あるけど、一応相談だけはしてみよう


「えーっと『協力してもらえるかは分かりませんが、錬金術に詳しい方がモルガ師匠の知り合いに居ると思うから、その人にも協力してもらえるか相談してみたら良いかもしれません』こんな感じでどうだろう?」

 断られる可能性も全然あるから、一応、こんな文面で良いだろう。これで協力をとりつけられたら向こうの船はもっと凄い事になるかも


「おっ、返信が来た。はいはい『分かりました!モルガ師匠に相談してみます!』と。そうだな……これでもしニコラ師匠とフラーメル師匠の2人が行くならそれはそれとして、フラーメル師匠がもし残ってくれてたら、僕はフラーメル師匠に協力を要請しよう」

 正直錬金術による技術で色々と難しい所を突破したりもしてきたから、潜水艦でも錬金術が大いに役に立つと思う。だからフラーメル師匠はこっちに協力してくれると助かるなぁ……トーマ君一人じゃ厳しいだろうし


「うし、そろそろ戻るかぁ……」

 戻ってまた色々作るぞー!




「こんこん、失礼します。おー、良かった。居た居た」

「あら~、ハチさんこんにちは」

 フラーメル師匠がニコラ師匠が改造した部屋の中でくつろいでいた


「こんにちは。フラーメル師匠今ってお時間空いてたりします?」

「ええ。ニコもさっきモルちゃんに連れていかれたから、今は空いているわ」

 早速モルガ師匠に連れて行かれたみたいだ


「フラーメル師匠。実は今僕ら船を造っていて、それに錬金術の技術が活かせると思うんです。なので、協力して頂けたらと……」

「あらあら、もしかしてニコもその感じでモルちゃんに連れて行かれたのかしら。面白そうね。協力するわ」

 おっ、すんなり。いやぁ、交渉とかにもつれ込まなくて良かった


「ありがとうございます!それじゃあ早速一緒に来てもらっても良いですか?」

「ええ、良いわ」

 という事でフラーメル師匠を連れてオートマトン島の方に行こう


「あまーい!」

「こら、トーラ。はしゃぐと零れちゃうわよ。でも、これははしゃぎたくなるのも分かる美味しさだわ」

「飲んだことのない味だわ……」

「……おほほほほ。美味しい飲み物ですわ!」

「リッキュー殿。これは何という飲み物だろうか?」

「このリッキュー渾身のキャラメルマキアートにございます……」

 あれー?なんか泉で移動しようと思ったら、何か見覚えのある方々が……エルフの国に居た面々が空島でリッキューさんが淹れたキャラメルマキアートを飲んでる。というか、何だあのキッチンカー風の移動茶室は……もうそこまでするなら野点のだてで良いでしょ……


「リッキューさん!それに皆も。これはどうしたの?」

「はっ!?ハチさん!そのぉ……勝手にこの様な物を作ってしまいすみません。お邪魔でしたらすぐに動かします故……」

 まぁ、キッチンカーとかはキチンと承認を得ないとねぇ……まぁそこは一旦どうでも良い。一応、特に何もない空間の所で茶室を出してるから、邪魔にはなってないし


「ハチの持っている空島を見て回りたいとトーラがな。だから折角ならとこうしてな……」

「最初に見つけた不思議な物だったからここに寄ったのー!」

 なるほどなぁ。そういう感じで空島にお客さんが来る場合もあるか。まぁ、エルフの国から来ようと思えば色々と方法はあるしな……


「ところで、ハチ?貴方良い城を持っているわね?私に譲る気は……」

「ははっ、勿論無いですよ?」

「冗談に少し位乗ってくれても良いじゃない……」

「まぁ、お泊り用の部屋位なら別に良いですけど」

「マジ!?行く当てなかったから助かるぅ~」

 この亡国の姫様の話もその内聞きたいしなぁ……イベントが終わったら話を聞く為にも部屋の1室くらいは提供しよう


「にしても、凄い発展具合だ……食に関してもかなり進んでいる」

「そのリッキューさんは飲み物に強いですからねぇ。そういえばチャノキの方はどうです?」

「お陰様で大変助かっております!どうぞこのお茶をお納めください!」

 リッキューさん印の玉露?を貰った。また大層な物を……そうだな。一度リッキューさんの所でフラーメル師匠にも何か飲ませて貰おう



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― 新着の感想 ―
城は冗談で譲るような代物ではないのですよ
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