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1983/2044

分担

「となると、皆が相手の海賊船に乗り込む為の小型船も必要だな……船って、定義的には人とか物を乗せられる水の上を行ける乗り物って事ですよね?」

「まぁ、定義的に言えば……そうか?」

「となると……船に変形出来るアーマーとかも一応定義的には船ですよね?」

「ハチ君?」

「メインの船に搭載されていて、緊急時とかに脱出する為の人が乗れる物は脱出艇として見なされるだろうからつまり船って事ですよね?」

「ハチくーん?」

「じゃあ、敵船に強襲を掛ける為に乗っていく海も進めるアーマーは船って事だ!よし、皆さんの為に移動用のアーマーも造りましょう!」

 屁理屈こねこね。こうする事で、新しい物を搭載する事が出来る!とりあえずこっちに関しては一定時間水中でも活動出来る様に酸素ボンベ的な物は搭載した方が良いだろうな


「となると、水上バイク的な物が良さそうかな……」

 水上をヒャッハー!と言いながら敵船に水上バイクで近寄って行くダイコーンさんの姿とか結構想像しやすいなぁ……


「なんか自分達が来たからかまた何か新しい事というかとんでもない事になっている気がしてきました……」

「インスピレーションを刺激してしまったみたいだねぇ?」

「ヒャッハー!水上バイクなんて面白そうじゃねぇか!」

「ハチさん。何か現状で手伝える事はありますか?」

 ドクターが何か手伝える事が有るか聞いて来た。ふむ……そうなると


「えっと、じゃあ万が一の時に備えた水中での呼吸が出来そうな物の開発とかお願いできますかね?あとは……やっぱり材料は幾らあっても困らないので、ここに記した素材とか取ってきてもらえると助かります!」

 皆にメモを渡す。これで水上バイクの方も潜水艦と同じ素材で装甲を造れる様になるだろうし、何なら沢山集まればそれこそ潜水艦をスケールアップする事も可能だろう


「了解です。早速水中での呼吸を可能にするアイテムの作成に取り掛かります」

「じゃあ、私達はこのアイテムを集めて来るとしようか。取ってくる場所の行き方も書いてるし」

「はい、行ってらっしゃーい」

 そうして、全員が各々何処かに行くのを見ていた……が


「流石にどっちも難しそうで、何か建造の方でお手伝いしたいのですが……これはもしかして、例の島の方でもう進んで居たりするのでしょうか?」

「そうですね。じゃあタテさんには建造の方に回って貰っても良いですかね?何かアイデアとかあったら皆と相談して、搭載出来そうなら搭載しちゃっても良いんで!」

「腕がなりますねぇ!」

 とりあえずこれで素材自体は色々と集まるだろう。あ、そうだ。精霊王様にも相談しなきゃ


「放置しちゃってすみません精霊王様」

「いやいや、皆楽しそうにしていたな?」

「やっぱりこういうのって皆好きだと思うんですよねぇ……じゃなくて、精霊王様。ミスリルをアダマンタイトやオリハルコンに変換する為の触媒を持っている精霊っていますか?」

「ふむ。何に使うつもりだ?」

「えっと、今回海賊と戦う事になったんですが、その海賊との闘いで長期戦になるとお互いに危険だと思うので、一撃で敵船を航行不能にする為の弾頭としてアダマンタイトを造りたいんです。えっとザックリと絵にするならこんな感じで……」

 そう言って、今回の潜水艦としての水中からの攻撃で敵の船の竜骨を粉砕する為の弾と説明する


「後は、海中で巨大生物に襲われた場合に対抗する為ですかね……どっちにしても、僕としては死者は出したくないんです」

「なるほどな。死者を出さない為に船を破壊する。その為に……その為にわざわざアダマンタイトまで使うのか!?」

「いけませんでしたか?」

「いけないも何も、所詮相手は木製の船だろう?アダマンタイトではいささかやり過ぎな気が……」

「まぁやり過ぎと言えばやり過ぎかもしれません。でも、中途半端だとそれはそれで良くないなと思いまして……」

 何せ水の中で魚雷とは言いながらも徹甲弾を撃つ様な物だ。このアダマンタイト弾は敵船のキールを頭からお尻まで全て貫くつもりで行く。だから貫通力の為にも質量と硬度が欲しい


「まぁ、そういう事なら協力はしてくれるだろう。ほれ」

 少し赤みがかったオーブさんチックな光がやって来た。この子がミスリルをアダマンタイトに変換する触媒を持っているのか


「にしても、ハチが造ろうとしている船は凄まじいな?」

「正直この船の艦内にも、空気を供給をする為にも空気の精霊的なのが居たら助かるかなって」

 まぁ、ポータル技術で換気とかしようと思えば出来るだろうけど、そこは艦内で独立していた方が安心出来る


「まぁ精霊が乗り込むかは……いや、ハチが居るなら喜んで乗りそうだな?」

「そうなんですかね?」

「良くも悪くもハチは精霊にも好かれやすい体質の様だからな。それこそ色んな精霊が知らず知らずのうちに手を貸してくれるだろう。圧倒的な技術力と精霊や魔法を組み合わせた船だ。それこそ何かしらの神も気になって見に来るんじゃないか?」

「それはそれで困りますね……だってまだまだこの艦にはやりたい事が沢山ありますから!」

 2週間。限界まで夢とロマンを詰め込めるだけ詰め込もうぜぇ?



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― 新着の感想 ―
弾頭の材料的にも使い捨てになるのはもったいないので、自動帰還システムなんかを付けておきたいですね
限界=この世の終わり
>でも、中途半場だとそれはそれで良くないなと思いまして…… この迸る殺意よ……
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