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闘気の学び

「カカカッ。面白いなぁ?」

「あ、シュウさん。見てたんですか?」

「あぁ、何やら集まっている様だったから様子を見に来た」

 ウカタマも来てるからからシュウさんが見に来るっていうのも不思議じゃないのか


「何か面白かったですかね?」

「あぁ、面白かったぞ。力に貴賤は無い……良い考えだ」

「正直、自分よりも巨大とか狂暴。強力な相手と戦うなら自分の為になるなら力の出自とかどうでも良いかなって」

「良い!実に良い!素晴らしい考えだ!」

 おっと、何か腕をぐるぐる回して酔拳?を使っているのか、闘気が体を巡っている


「おっ!もしかしてその力の出し方を教えてもらえるんですか!?」

「さぁ、どうだろうか?そこの後ろに居る者達と戦っても勝ち目は無いだろうが、やるか?」

「そうですね。この地での戦闘はダメですが、決闘システムを使えば何処でも戦えますから、そこでちょっと戦ってみても良いですか?」

「ほう、ならそれをやってみようか」

「それじゃあ、やってみましょう!ご教授お願いします!」

 シュウさんとの戦闘……いや、これは授業と言っても良いかもしれない




「それではやってみよう」

「はい。お願いします!」

 戦闘開始と同時に闘気を纏う僕とシュウさん


「ふむふむ……やっぱり闘気が漏れ出してるのはダメかな」

「なに、闘気の漏れは悪い事ではない。それを活かす方法もある」

 闘気にも運用の派生みたいなのが有るのか


「なるほど……うおっ!?」

 シュウさんの拳が僕に対して飛んできたので、腕で防いでみたけど……物凄い吹き飛ばされる。衝撃を逃がす為にしっかり後ろに飛ばなかったら腕折られてたかも……


「くぅ~。痺れる……闘気自体凄い物だと思っていたけど、その先はこれだけのパワー……いや、これ手加減されてこれか?」

「おぉ!やっぱり良い目をしている」

「そりゃどうも……ふぅむ……」

 やっぱりオーラというか、闘気を体から放出するのではなく、体内で循環させる事によって肉体の能力を高めていると見て良い気がする。闘気を纏うのと、闘気を通すの違いだろうか?


「どうやったら抑えられるんだろ……」

「さぁ、どうするのかのう?」

 どうなんだろう……単純に闘気の量を少なくするというだけなら闘気が体から放出されるって所まで行かないのかもしれないけど、それじゃああの威力は意味が分からない。だからしっかり今の僕が使える闘気の量を保ったまま体内に流す……うーん、イメージが難しいな


「押さえつける……いや、自分の力なのに押さえつけてどうするんだ?」

「そうじゃなぁ?酒があれば口が軽くなるかもしれんなぁ?こう、グイッと……」

 お酒によって技術を提供してやるって感じか……自分用のお酒を飲むシュウさん。いや、そうか。お酒を飲んでいて自分の力を押さえつけるってそんなのなんか違う気がするな。これはもっと受けないと分からないな。よし、となればVSDで攻撃を受け止めよう


「ウチもそう簡単にお酒を出す訳には行きませんね。どうぞ。もう少し打ってくるなら打ってどうぞ」

「ほっほ、そうか!その目で見て盗もうとそういう訳だな!面白い!では盗んでみろ!」

 技術は師から見て盗む。今までやって来た事の積み重ねだ。酔拳を教えるという話はあった……つまり、僕に出来ない事ではないんだ。なら見て学ぶ事は可能なはずだ


「ほう?なんだその奇怪な攻撃の受け方は!?ただの人間には絶対無理な受け方だぞ?」

 バリアントシステマディフェンス。システマと【バリアント細胞】を組み合わせ、体の柔らかさを極限まで増して衝撃を受け止め、波の様に体を震わせて相手に返すカウンター技。多分僕が編み出した技と言っても良いと思うけど、これで相手の攻撃を今まで以上にしっかり受け止める。こうする事で相手の拳からどう力が伝わって来るのかをしっかりと理解しないと


「なぬ?」

「ぐぅっ!?」

 イクサバンの女王相手に使った事はあったけど、シュウさんはその更に上を行っているな。VSDで受けきれないというか、なるほど……これは確かに破壊力が上がるのも納得だ




「ば、バカな!?そんなすぐに使える物では無いぞ!?」

「ってて……けほっけほっ……ええ、これは確かにすぐには使えないですね……今のはシュウさんから喰らった攻撃を僕の体を通してお返ししただけです。お陰様で僕にも結構返ってきましたよ……」

 これは確かに威力が出るのも納得だ。そして闘気をしっかり扱い切れなければこれを使う事も無理だろう。これをお酒を飲んだ状態でも使えるって……シュウさんって凄いな


「回転の力……お陰様で体がバラバラになるかと思いましたよ」

「ふ、ふはは!あの直撃を喰らって倒れないどころか、本質を見抜くのかのう。どうりでウカタマが最近こっちに来なくなった訳だ。どう考えても君の近くに居た方が面白い!」

 ただの右ストレートのパンチと拳を捻りながら繰り出すコークスクリューパンチ。噂ではただのパンチと比較すると4倍くらい威力が上がるとか何とか……ただ、そのコークスクリューはオーバーアクションになるから普通に同程度の技術を持つ相手だと見抜かれて躱されるらしいが、その回転を闘気が代わりに行う事で、全く同じモーションでとんでもない威力を生み出していると考えれば、色々と納得出来る。体に流す闘気の流れ方は少しだけ分かった。後はあの流れを僕の体の中で再現出来れば……



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― 新着の感想 ―
闘気法、深淵、魔法 この3個を融合させて1段階進化させた技はどうなるんだろう… そもそもシステムエラーでゲーム壊れたりしてね
回転、回転は全てを解決する! と言うか、もしかし自分を魔改造できる可能性に気付いてないかな~?
そういえば、樹の成長のために集まったひと達は解散したんですか? まだなら、急に戦闘が始まって驚きそう
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