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1784/2014

追加招集

「この水場で集めるのが一番効率が良いのかも?」

 スライム自体はここで待っていたらやってきて水を飲んで行くから、バニシングクロークを着てピュアスライムリキッドを集める事は出来る。ただ、集められる量が圧倒的に少ないからこの収集方法では何かに利用しようとするのはかなり難しいだろう。ただ、こうしてサンプルを集める事で迫る事は出来るだろう


「うーん、一応モルガ師匠にも調査を手伝って貰うか?」

 力になるかは微妙かもしれないけど、人手は多い方が良いか


「よし、となるともう一つサンプルを取っておくか」

 より多角的な研究の為にもう一つサンプルを持って行こう。いやぁ、時間掛かるなぁ?


「集められるのは水滴程度しかないからフラスコ1つを完全にピュアスライムリキッドでいっぱいするのはそれこそ、1日じゃ終わらない作業だよなぁ……」

 やっぱりどうにかして増殖とか出来ないかな


「一応、人数分のサンプル以外にももう少しだけ集めておいた方が良いかな?」

 流石にサンプル1つじゃ難しいだろうし、もう1つか2つ位サンプルは欲しいよな……


「一旦人数分集まったからこれは持って行こうか」

 最低限は集まったからこれを一度皆の所に持って行って、研究を任せたらまた新しくサンプルを集めるのが良いかな


「1つのあんな少量のサンプルじゃ上手く行かないだろうからもっとサンプルは集めないと……」

 研究だし、失敗は付き物だろうから、頑張らないとな




「という訳で、サンプルとモルガ師匠も参加してもらいます」

「えーえー、研究とかしてもなぁ……」

「このピュアスライムリキッドが僕らの手で作り出す事が出来たら……上手く行けば無限に飲めるジュースとか作れるかもしれないですよ?」

 色んな液体との相性が良いならジュースとかに混ぜれば、1つのジュースと混ぜる事で、量を増やす事とかも出来たりしないだろうか?そんな感じで話をしてみる


「むむ、無限ジュース……フッフッフ。ここは手を貸してあげようじゃないか!」

 それで良いのか?元救世主さんよ……


「とりあえず得たサンプルはこれだけなんだけど、何とかなりそう?」

「ふむふむ……只の水滴にしか見えないけど……むむっ!?確かにこれは凄い能力がある水滴だ。これを複製したいのね?」

「はい。今の所これを沢山生産出来れば武器に防具に料理にと色々活かせそうだなって」

「確かに確かに。これは凄い液体だね?何処で見つけたの?」

 という訳でモルガ師匠にも入手方法を教えた


「なるほどなるほど……ハチ君暇なの?」

「いや、暇では無いですけど……そういうモルガ師匠こそ暇だったのでは?」

 まさかモルガ師匠に暇なの?と言われるとは……


「そりゃあそりゃあ、暇に決まってるでしょ?」

「じゃあ、協力してもらいますよ?じゃなきゃ、これからプリンもアイスも供給停止です」

「ちょ!?ちょちょちょ、ちょっと待って!それは流石に重すぎる!」

 普通に研究に協力してもらえれば全く問題無いんだけどなぁ……


「それで、どうします?研究に協力するか、協力しないでまたいつかの様なおやつ抜き師匠に戻るか」

「やるやる!協力する!他の皆よりも先に発見しちゃうもんねー!」

「ふっ……」

 いやぁ、やる気があるというのは助かりますなぁ?これでまた魔法的な研究も出来る訳だ


「じゃあ、他の皆の為にもまたサンプル集め頑張ってきますか」

「おけおけ。誰かしら何か発見したら報告はするからいってら~」

 今日はサンプル集めで1日終わるか




「くぅ~、疲れた。今日はここまでかな。とりあえずサンプル集めはこれで一旦終わって良いかな」

 10個以上の水滴が入ったフラスコを用意出来たから、一旦のサンプルとしてはこれで勘弁して欲しい。報告とやらも来なかったからこのサンプルを島に持って行って、後は皆に任せよう


「オートマトンさんにサンプルを渡しておけば後は皆に分けられるだろう。研究なんて地道にやる物だからなぁ。すぐに結果は出ないもんだ」

 島に戻って、オートマトンさんにサンプルを渡してやれる事はやったから今日はログアウトしよう




「さて、一応、研究がどうなっただけ聞きに行ってみるか。普通に自分のレベル上げよりも島とか技術のレベル上げ?みたいな事をしてるけど、他の皆はガンガン自分のレベル上げをしてるのかなぁ……」

 問題って事ではないけど、フレンドになった皆は全員自分の為のレベル上げして、僕とのレベルの差が結構開き出してても不思議じゃないな……


「まぁそんな事はどうでも良い。自分のペースで楽しんで行けば良いんだ。それじゃあ今日もやって行こうか!」

 他の人と比べても意味は無い。ゲームなんだし、自分が楽しめるかどうかだ。これが何処かのクランに所属とかだったら面倒な事になってたかもしれないけど、僕は誰にも縛られてないから自分のペースで色々楽しめる


「おぉ、ハチ。来たか。とりあえず色んな方面からの調査でちょっと見えて来た物もあるんだが……」

 ライマーさん達が顔を合わせて魔導プロジェクターで映した何かを前に会話をしていた


「この物質……どうやらハチは俺らが想定していた物よりもとんでもない物を見つけたかもしれない」

 何だ何だ?ピュアスライムリキッドはそんなヤバい物質なのか?



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― 新着の感想 ―
師匠シリーズのモルガ様 おやつが弱点すぎて最早威厳のかけらもない
ハチ君には多少のレベル差をものともしない技術力があるから大丈夫やろ!
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