表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1682/2045

技術を集めて

「このアイデアでしたら、ここをこのようにしたら破壊力が増すのではないでしょうか?」

「なるほど……確かに殴ると手刀を考えてもこの形状なら邪魔にならないし、カッコよさもあるね。やっぱり僕以外のアイディアもあるともっと良い物が出来る気がするよ!」

 他の人からアイディアを貰えるとやっぱり良いねぇ


「それならいっその事これの出力調整出来る様にして手加減出来る様にしたらどうだ?」

「手加減か……いや、それもアリかも。出力調整出来れば倒したくない相手とかにも使えるし……となると、この辺に調整ダイヤルでも付けたら……見た目も良いかな?ライマーさんもやりますねぇ?」

「へへっ」

 グローブの改良案がライマーさんからも出て来た。グローブが更に良くなったぞ?


「となると、このパーツはそのまま作るとして、この繊維は新しく生産した方が良いよな……そうだなぁ。ミスリル糸と何を合わせるべきか……」

 グローブにするなら革のグローブでも良いだろうけど、現状を考えると糸を編み込んだグローブにした方が良い気がする。グローブの内側と外側で素材を変える事を考えるなら、内側は雲毛とかでやった方が良いとは思うけど、外側をどのくらい凶悪にするか……


「それだったら、フライングメタラーの体液が良いんじゃないか?」

「「へ?」」

 まさかのライマーさんからの提案。中々凄い事言ってないか?


「そもそも、俺を見つける前にフライングメタラー自体には会った事があるだろう?その時に攻撃とかされなかったか?」

「あー、確かに」

 レベル上げの時に凄い切れ味の攻撃とかしてたかも


「ミスリル糸にコーティングする形で使えば強度と形状にもある程度自由が効かせられると思うぞ」

「え、でも、それってフライングメタラーの体液単体だと形状を保つとか出来るんですかね?」

 フライングメタラーの切れ味とかを活かそうと思っても、それはフライングメタラーは自分の体を扱えるからそういう切れ味のある攻撃が出せるのであって、体液だけあっても意味が無いのでは?


「本来なら神経が通ってないとどうしようも無いんだが……さっきのじーさんが見せてくれた魔力の糸。あの技術があるなら、グローブに魔力糸を織込めば神経の代わりにして形状が動かせるはずだ。一応、似たような事は俺が人だった時に実験した事がある」

 はぇ~。そういう事も出来るんだ。ん?待てよ?


「それって、スライムの神経に魔力を流せば形状と強度は自由自在って事ですか?」

「いや、これはそう簡単な話ではなくてな?生きてるスライムにはそいつが持ってる魔力でしか反応しないんだよ」

 まぁ、それもそうだよね。こんなの言ってしまえば生物の体に魔力を流せば誰でも操れるって事になってしまうだろうから出来たら良くは無いよね


「そんで、そんなスライムの身体を可能な限り魔力の伝導率を高めた結果がフライングメタラーだ。まぁ、伝導率を高めすぎてフライングメタラー自体が持ってる魔力以外ほぼ受け付けなくなったんだが……」

「えっと、じゃあフライングメタラーの体の一部とかなら魔力の波長を合わせれば扱えるって事ですか?」

「あぁ、ここの技術力なら魔力の波長を合わせる事は出来るだろう?それに、神経として魔力を糸にする技術だって持ってる人が居る。だったら、無理じゃねぇと思うんだが?」

 ライマーさんが持っている鍵開けの為に魔力の波長を合わせる技術とヨーランさんが持っているアイテムゲートを作った時にそれに合わせた魔力を含んだ糸。ここで見た技術をグローブに活かそうとしてのライマーの発想は凄いな?


「なるほど……グローブ表面の形状がある程度変更出来るなら魔力伝導率もあるミスリル糸で作ればかなり相性は良い物になりそうですね」

「ほほぅ、このようにして新しい物が生まれるんじゃな……良い良い。実に良い!何かやるのであれば協力しよう!」

 皆乗り気だし、やっちゃいますか!


「それなら一旦ミスリル糸にフライングメタラーの体液を纏わせて、魔力糸と編み上げる物でグローブを作って、それに追加パーツを組み合わせましょうか」

 さて、これでどういった物が完成するかな?




「ほう……改めて現物で見てみるとこれはまた……」

「思った以上にこれは……中々の物じゃねぇか?」

「素晴らしい物が完成したと思われます。早速使用してもよろしいですか」

「そうだね。ちょっと試してもらえるかな」

 完成したグローブをオートマトンさんに装着してもらう


「では機能をチェックします」

 まずは普通にグローブを付けたら殴りと手刀を繰り出すオートマトンさん。それに関しては別に使わなくても良いが、普通に良い演舞だ


「おぉ!すっごいパワー……」

 手首を固定して魔力が集中するミスリル棒2本が手の甲辺りから少し伸び、拳を放つと衝撃波が出た。一撃の威力というか、加害範囲が普通の拳より大きくなってるから範囲攻撃としても使えそうだ


「威力を調節します」

 ミスリル棒2本がもう少し伸びると先端部分の間がバチバチしてる。うんうん、ちゃんと手加減用のスタンガン機能もちゃんと機能しているみたいだ


「形状変化もキチンと機能していますね」

「拳にサメの歯みたいなのがいっぱい付いてる……あれで殴られたらヤバそう」

 間違いなく出血ダメージは避けられなさそうだな



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
…うわあ、想像以上に凄いものができちゃってるw 隠し技に両拳を組み合わせて放つ技もありそう?
ちなみにこのグローブはハチ君装備できるんです? 武器だから無理かな……
ゑ?これは……オートマトンさんたちが実体のある深淵のような攻撃ができるようになったってことですか? ミスリル糸使用なら拳から錘付きワイヤー状にして飛ばしてクルッと巻いてザクっと輪切りも可能では? ワイ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ