こみケ打ち合わせ
「おぉ!プラクティスゾーンよろしく地形変更も簡単に出来るなぁ……」
地形や建物、色に質感なんかのプリセットデータもあるし、形は粘土みたいにこっちで形状を弄れるし、ペイントツール的な物もあってかなり自由度がある。ある意味ここは巨大なキャンパスとして絵を描く事とかも出来そうだな。まぁ多分やらないだろうけど
「戦闘訓練も可能だろうし、この広さならサバゲーみたいな事も出来そうだな……なんか僕でも使える銃とかあれば良いなぁ」
サバゲー会場作りました!って言いながら本人がサバゲー出来ないって中々悲しいよなぁ……最悪、弾を投擲して戦えば良いか?もしくは吹き矢みたいなスタイルなら何とか……
「おっ、ワープポイントもちゃんと出来るみたいだな。となると泉からここに直接移動するのも……出来るな。よし」
ちゃんとワープポイント設定とかを見ると泉から直接行けるのも確認したからこれで何とかなるな
「これってイベント会場として構成したら、それをプリセット登録とかも出来るのかな?」
こういうのをプリセットとして登録出来れば、開きたいイベント毎に切り替えて開けるだろうから楽が出来る。何なら僕が使わない時はイベント会場を他の人に貸し出す事とかも出来るだろう。まぁ、普通ならお金で貸し出しとかするんだろうけど……僕の場合は情報とかアイテムで代用する事でその辺を何とか出来る。まぁ利用者を考えるとチェルシーさん辺りかな……
「広場を囲うタイプか、通路を巡って行くタイプか……どういう形式が良いかな?」
うーん、色々考えるならやっぱりチェルシーさんと話を詰めた方が良いかな。となると、形状を考えるだけ考えておこうかな?
「よーし、色々デザイン考えちゃうぞ~」
「クオンも考えます!」
「カンガエテミマス」
「そういう事は任せよう。こっちは解析を進めるとしよう」
「ーーーー」
という訳で、ヘックスさんとピュアルは戻っていったので、3人で考えてみよう
「さて、どうしようか?」
「お祭りというのであれば、やはりあのグルメフェスの様なスタイルがよろしいのではないでしょうか?」
「グルメフェス……トイウノハワカリマセンガ、ココノマチナミノヨウナホウホウガ、イイノデハ?」
「出来れば何処か1か所だけが注目を集める様な形にはしたくないんだよね。有名も無名も関係無く、皆が自分の作った物を見せ合える場所にしたいからさ」
有名だから良い所とか、そういうのは好きじゃない。単純に申し込み順で場所が振り分けられる……そういう風にしたい。だからこそ、場所の格差を作りたくない
「待てよ?この場所なら割とやりたい放題出来るし、平面じゃなく上に並べる事も出来るか?」
「縦に並べるんですか!」
「ソレハ、ミヅラカッタリ、イドウガタイヘンナノデハ?」
「そうだなぁ……」
色々出来るからといって、やり過ぎは良くない。便利にしたいからと言って逆に不便になるのは良くないよなぁ
「コウリュウヲ、シュモクテキニスルノデアレバ、ヒロバハヒッスダトオモイマス」
「そうですね。マスターは技術の見せ合いと交流の場を作ると言ってましたから」
確かに。僕がやりたいと思っていたのは皆で技術を見せ合って交流をしたかったからだ。だから通路タイプだと交流するにも他の邪魔になってしまう事を考えると、真ん中にワープポイントを用意して、囲う様にして、皆が見られる様にした方が良さそうだ
「いやぁ、やっぱり人に話すとアイデアが出てくるね。とりあえずメインの形は広場を囲うタイプで行こう。よーし!他にも何かあったら教えて!」
アイデアを箇条書きする感じで書いていく。いやぁ、こういうのが楽しいねぇ!
「よしよし、まぁ3種類も出れば良いか。よーし、誰のメイン案が採用されるか勝負だ!」
「こういう勝負事なら負けません!」
「ガ、ガンバリマス!」
一応デザインとしての案を3種類考えてみた。僕、クオン、ゲヘちゃんがそれぞれがメインで考えた案に他2人がちょい足しする形でデザイン案を纏めてみた
「じゃあ、声を掛けてみますか」
「お願いします」
「オネガイシマス」
さて、声を掛けるけど……どうなるかな?
『どうもーチェルシーさん。会場についてご相談があるんですけど、どうします?何処かで集合しますか?』
『おぉ!?もうですか!既に空島に待機してますよ!で、早速聞きたい事があるんですが!空島のあのガラスのピラミッドみたいなのはなんですか!』
やっぱり見えてはいたか。これも調整出来るかな?
『あ、じゃあそのピラミッドまで来てください』
『やっぱりですかー!早速向かいます!』
この空間だと普通に設計図を見せるじゃなくて、実際に変形させて見せられる……というか実物を作れるからある意味革命的だよなぁ……
「はちさーん……入れてくださいよー……」
「うわっ!」
壁に張り付いてるチェルシーさん。軽くホラーだよ
「ちょっとお待ちください……えーっと、ここか!」
「はっ!」
「っと」
入って来たチェルシーさんを受け止める
「えへへ~」
「とりあえずこみケのお話なんですけど……」
「この扱い酷くないですか?」
その為に来たんだよね?逆に話さないでどうするんだろう?




