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お預け回り

「そうだな……ならば、イドとエゴ、あとそのベルトと輪転玉も貸してくれ」

「はい、じゃあお任せします」

 色々預ける事になったなぁ……凶具にイドとエゴとベルトかぁ……一旦服はテアトルクラウンの服にしておくか


「こっちもこっちで解析はしているからな。少し時間は掛かるが、予定としては、Nマターを使用して、様々な物を装着出来る様になるかもしれない……と言った所か」

 Nマターを装備に組み込むのか。となるとどういう変化が起こるんだろう?でも、聞いてる話のイメージ的には色んなサイズの玉だったり、特殊な形の宝石的な物も装備が変形して装着出来るって感じかな?


「おぉ、楽しそう……」

「これによって新たな力を得る事が可能になる……かもしれない」

 まぁ、スロットに装備出来れば、実質装備枠が1つ追加みたいな事だろうし、結構その進化は楽しみだ


「期待して待ってますね!」

「あぁ、大船に乗った気持ちで待ってろ!」

「ええ、空飛ぶ戦艦に乗った気持ちで待ってますよ」

 これは改造が楽しみだなぁ……


「あぁ、そうだハチ。確かエアラとソイルが探していたぞ?」

「エアラさんとソイルさんが?何かあったのかな。とりあえず行ってみます」

「あぁ、村の方に居るはずだ。ハチが居たら呼んで欲しいと言われてな」

 何か村の方にも電話みたいな物でも置かれたのかな?とにかく魔蟲の森で封印されてた2人が揃って僕を呼ぶとなると、その辺で何かあるのかな?




「エアラさーん、ソイルさーん。来ましたよー?」

「あ、ハチ。来た来た」

「お呼びたてしてすみません……」

 飛び回るエアラさんと、低姿勢なカブト武士のソイルさん。何があったんだろう?


「いやいや、何かあったの?」

「実は、ゴブリン殿達と花を育てていたのですが、その中で突然変異種が生まれたのです」

 あ、ソイルさんお花を育てたりしてたのか。そう言えばセカンドラ近辺のマンイーターが出て来る花畑で何種類か花を持って帰って来てたな。その花の突然変異か。まぁ、環境が違うだろうからそういった事が起きても不思議じゃないか


「それは私が狙ってたんだけどー!」

「だからだ!お前はこの突然変異種の事を説明する前に蜜を吸って枯らす所だったろ!」

「だって美味しそうだったしー……」

 あ、これソイルさんが僕を呼んだけど、エアラさんが付いて来ただけだこれ


「突然変異種は何か変わった特徴でもあるのかな?」

「そうでした。こちら、突然変異種で7枚のそれぞれ色の異なる花弁を付けた虹彩花と言う物になります」

 鉢植えに植えられた1輪の7色の花弁を持つ花を見せられる。何とも凄い色合いの花だなぁ?


『虹彩花 7色の花弁を持つ色彩花。自然には生まれない花であり、その花弁1枚からでも塗料を作る事も出来る。この花を他の花の近くに植える事で、突然変異種が発生しやすくなる』

 ほほぉ?突然変異種が発生しやすくなると。これはまた面白そうな能力を持った花だ。突然変異種が発生しやすくなるという事は、色々実験していけば、ゲーム世界ならではの何か鉱物とかが実る植物とかも出来ちゃう可能性も出て来る訳か


「これの突然変異に関する実験みたいなのはまだしてない?」

「その事もあって、自然発生した虹彩花3輪は全て鉢植えに植え替えて保存してあります」

「なるほどね……うーん、どうしよう?」

 突然変異種は放置したらそのまま通常種を全て駆逐してしまう可能性もあるし、隔離するのは正解だと思う。でもこれを上手く扱う事が出来れば色んな可能性は見えて来る。それこそ、錬金術の素材とかにもなるかもしれないし、やっぱり色々繋がってるなぁ……


「そうだね。この花の事はソイルさんに任せるとして、色んな突然変異種を生み出して欲しいかな。で、新しく発生した突然変異種に関しては、ウカタマに確認を取って欲しい。元々この虹彩花は自然界には発生しない花みたいだし、新しく発生した突然変異種が明らかにマズイ物だったりした場合はその場で処理するかどうか決められそうなのは豊穣の神様でもあるウカタマに委ねた方が良いかなって」

 生物兵器とは言わないけど、一度自然界に種子が広がってしまったら二度と消す事が出来ない毒性植物とか生まれてしまったら、大変だからその辺の判断を即座に出来そうなウカタマに任せるのが一番安全だと思う


「分かりました。という訳だ。これの管理はお前には任せられない!」

「えー!私もやるー!」

 まぁ、あの2人はなんだかんだ言っても上手くやりそうだし大丈夫だろう


「おっと、ヤバい。そろそろ戻らなきゃ」

「ありがとうございました」

 そういえば、この村も結構色んな所に花が生えて見た目が良くなってるし、その辺もやっててくれたのかな?今度、村の皆だけでパンケーキパーティみたいな事でもするかな




「ただいま戻りましたー」

「お帰りなさい。完成しているわよ」

「ふぅ、何とかなったー」

 机の上には氷の結晶みたいなマークが浮かんだ宝石の付いた簪と、水を纏った雫の形をした宝石が付いているネックレスがあった。渡した当初の宝石よりも大分小さくなったけど、身に着ける物としては丁度良い感じかも



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― 新着の感想 ―
[良い点] 工学方面からロボハチダー、自然方面からバイオハチダー、あとは太陽のもとい深淵の王子ハチRXの降臨だな。
[一言] さすが人間国崩のハチくん様だバイオハザードもお手の物! と言うか、やっぱりハチくん様の周辺で頻発する突然変異…スキル:人間放射能を獲得したとか?そのうち65535葉のクローバーも発生する可能…
[一言] もうこれ、ハチ君がいるからこそ周りに突然変異が起きているのでは?
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