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話を聞いてもらう為に

「で、場所は知ってますか?」

「「ひっ……」」

「喋ってくれないと困るんですがー?」

 これは知らないっぽいなぁ……仕方ない。探しに行くかぁ


「じゃ、もう……」

「「こ、こよひゃにゃいで……」」

 見つからないならこのまま皆に話題にしてもらって向こうに見つけてもらおう


「あっ!良い事思いついた!良いですよ。2人共まだ生かしておいてあげます」

「「へ?」」

「じゃ、行きますよー」

「「いでででっ!」」

 こういう時は「あーあ、おもちゃ壊れちゃったー」的な奴のロールプレイで乗り切ろう。線深淵で拘束した2人を引っ張って大通りに出る


「さーて、何処かなぁ?」

「「ぎっ……」」

「「「ひっ……」」」

 いやぁ、これは今後の関係性が大変な事になりそうだけど……まぁ、仕方ない。これはこれでやり切るしかない


「な、なぁ……アイツらって」

「あぁ、あいつらか……って、え?人間に負けてる?」

「うっそ、あいつらって結構ヤバい奴らじゃ……」

 お、なんかヤバそうな相手だったみたいだ。だとすると話題性も高そうだな




「おいおい、お前ら?何してんだ?人間に捕まってよぉ?」

 2人を風船みたいに引っ張って歩いていたら屈強な顔に傷が入ってる如何にも歴戦の戦士みたいな人魚さんがやって来た


「おや、もしかしてこの2人のお仲間さんですか?良かった。街行く人魚さん達は皆距離を開けるから話を聞く事も出来なくて困ってたんですよー。占い師のマダムさんのお店ってどこにあるか知ってま……」

「誰が喋って良いって言った?」

 僕の首元に槍を向ける屈強人魚。おー、怖い怖い


「その言葉、そっくりそのままお返しします」

 既に首に線深淵は巻き付かせ、正中線に見える太さの深淵を5本槍状にして突き付ける


「っ……!」

「僕は人を探しているだけなんですけど……どうしてここまで警戒されちゃうのか分かりませんねぇ?」

「お前は……そんな力を持っていて、警戒されないと思っているのか……」

 うーん、ごもっとも


「では、もう一度聞きますよ?占い師のマダムの場所。知ってます?」

「お前は……その力でいったい何をするつもりだ……」

 いやぁ、お互い凶器を突き付けている状態だからピリついちゃうなぁ……


「マダムに話があるから久しぶりに来たんですけど、場所を忘れちゃったからその辺の人に話を聞いて向かおうかと思ってたらこの人達に絡まれただけなんですよ。心配ならマダムにハチが探してるとでも言ってくれれば伝わると思うんですけど……」

 というかそれが一番手っ取り早い。僕に合わせるのが怖いって言うのなら、誰かが中間に入ってくれるのが良いだろう


「い、良いだろう……そこで待っていろ」

「分かりました。じゃあここで待ってるんでお願いしまーす。ならもう2人は別に要らないかな……」

「「ひっ!」」

「いや、解放するって意味ですよ?」

 いちいち怖がられるのも疲れるなぁ?そっちから仕掛けて来たのに。全員に向けていた深淵を解除する。全く、こっちは自己防衛をしているだけなんだけどなぁ?


「「に、逃げろぉ!」」

 あっという間に泳いで逃げた2人。ま、この屈強さんが連れてきてくれれば問題無いから良いや




「ちょっと!?何問題を起こしてるの!?」

「あ、マダムさん!待ってましたよ!」

「ほ、本当に知り合いだったのか……」

 だからそうだって言ってるのになぁ?


「本当に何してるのよ……」

「いやぁ、海底に来るのも久々で、マダムのお店どの辺だったかなぁって……」

「あぁ……頭痛くなってきた……」

「で、マダムさん。出来ればエギアさんとエフィーレさんも一緒にちょっと地上に来て欲しいんですけど、大丈夫ですかね?」

「今回は何をするのかしら?」

 マダムは結構慎重派だから今回の説明も割と慎重にしないとまた訝しんで時間が掛かるかもしれないから言葉を選ばないとな……


「ちょっと、僕の知り合いに泳ぎ方を教えて欲しいなって」

「泳ぎを教える?」

 ちょっと怪しいかな?


「教えると言っても、種族が種族なので……手取り足取り教えると言うより、話の聞き取りとか、スキャンみたいな感じなので、僕みたいな見た目だけ真似するようなのじゃダメなんですよね」

 まぁ、上手く行けば僕をスキャンでも行けるかもしれないけど、やっぱりここは本物に頼みたいからね


「また変な事をしようとしてるのかしら?」

「いえ、単純に機械の種族が仲間になったのですが、その子達は島に住んでて、僕と関わって、外界との交流にも興味が出てきたみたいなんですが、割とマズイ事に結構レアな物が作れちゃうので、自衛の為にも海でも戦闘が出来る様に泳ぎが得意な種族のデータを参照にさせて欲しいとの事で、僕が知っている中で一番泳ぐのが得意だと思う人魚であるマダムさんやエギアさんとエフィーレさんに協力していただけないかなって」

「なるほどね。つまり、その子達が悪用されない様に私達の力を借りたいと。そういう事ね?」

「はい、なので、手伝って貰えるなら逆に何か手伝って欲しい事とかあれば、僕がお手伝いします」

 これで、海底都市で何かお手伝いする事とかあれば海底都市の調査とかも進むかな?



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― 新着の感想 ―
[一言] そーいや人間国崩だったわハチくん様、そりゃ警戒されるわーw と言うか、ヤバいチンピラ人魚とそのお頭とか…三枚おろしにお頭付!?
[良い点] 不良人魚の活造りはまた今度かぁw
[一言] めっちゃ蹂躙してたから怖がられるのも仕方ないのですよ
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