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オートマニュアイランド

「という事で、海の資源獲得とかの為にも港を作ろうかと思うんだけど、どうかな? 一応、協力してくれる人でゲートを作れる人が居るから、こっちで何か必要な物があるなら送る事も出来るし、逆にいざという時に僕の空島の方に収容する事も出来るよ。というか連絡員みたいな感じで1人位はこっちの島に居て欲しいんだよね……」

 早速オートマトン島に相談に来た。一応、何のために必要で、こっちが提示出来るメリットとかも提示してみる。そして居てくれると助かるから空島に連絡員の派遣もお願いしてみる


「コチラモ、アラタナチツジョノコウチクガ、カンリョウシテイマス。ガイカイトノ、コウエキモ、カノウカトオモワレマス。レンラクインニツイテモ、モンダイアリマセン」

 新しい秩序の構築が完了してるか。凄いなぁ?しかも交易可能と言う辺り港を作る事にも反対ではなさそうだ。一番の問題点と言えば、僕もオートマトン達も交易をする時のお金を持ち合わせていない事。やれる交易は物々交換にするしかないだろう。というか逆にお金を使わない方が平和に済ませる事が出来るかな?


「それは頼もしいね。じゃあ、港の建設はしても大丈夫そう?」

「ハイ、モンダイアリマセン。ワレワレモ、キョウリョクシテ、ミナトヲケンセツシマス」

 おや?これはもしかして港が出来ればオートマトン達も海に出る事になるのかな?


「もしかしてだけど、皆も海に出たり出来る様になるのかな?」

「ハイ、ミナトヲケンセツスルノデアレバ、ウミデノカツドウモ、シヤニイレルノデ、タイオウモデルヲ、ケンゾウシマス」

 海での対応モデル……まぁ、ミスリルボディなら錆とは無縁なのかな?だとすると、時間を掛けて何らかの艦船が出来たりしちゃうのかな?これは凄い事になるのでは?


「シンチツジョノコウチクニヨリ、アンテイシタ、ミスリル、オヨビ、ピュアミスリルノセイサンタイセイガ、カクリツシタノデ、アラタニ、チケイタイオウパッケージヲ、セイサンスルコトモ、カノウデス」

 地形対応パッケージ……つまり海戦仕様とか、砂漠戦仕様とか、雪山戦仕様とか、その内空戦仕様みたいな物とか出来たりするのかな?


「なるほどね。色々な地形に対応出来るのは良いね」

「ソウデシタ。コチラヲ」

 ん?何かトランシーバーみたいな物を渡された


『支援用無線機 を入手しました』


『支援用無線機 レアリティ ユニーク 使用する事で、オートマトン達の支援攻撃を受ける事が出来る。オートマトン達の開発が進む事で支援可能地域が広がる』


 このトランシーバーで支援攻撃を受ける……これってもしかして、ここでオートマトン達に協力してこの島で軍拡?みたいな事を出来たら色んな地域……ここから離れた所でもオートマトン達が来てくれて攻撃に参加とかしてくれるのか、それとも砲撃みたいな事をしてもらえるのかな?


「サスガニ、イマスグトイウワケニハイキマセンガ、セツビガトトノエバ、シエンサセテイタダキマス。ワレワレノ、チツジョヲトリモドシテイタダイタ、オレイデス」

 これはもしかすると僕に足りなかった遠距離攻撃の手段も入手って事になりそうかな?まぁ、僕が撃つ訳じゃないけど


「これは凄い……使う機会があったら使わせてもらうよ。勿論使わない事が一番だけど……」

「センリョクハ、モッテイテ、ソンハアリマセン。コレハ、ジコボウエイシュダンノ、ヒトツデス」

 確かに、このオートマトン島の自己防衛手段を僕が使わせてもらうと考えれば、島の設備を強化する一環で僕への援護も出来る形にしてくれる訳か


「なるほどね。それならもし何か必要な物とか情報があったら僕が集めようか?」

「ソウデスネ。ゲンジョウ、ヒツヨウナモノ、ジョウホウハ、イロイロアルノデ、アツメテイタダケルトタスカリマス」

『発展クエスト オートマニュアイランド を開始しますか?』


 なんだか凄い名前のクエストが始まったなぁ?

「勿論協力するよ。それで、港が出来たらまず呼びたい人達も居るんだ。一旦呼んでも良いかな?」

「エエ、モンダイアリマセン」

 許可を貰えたからオルカの魔笛でダイビング・デッドマン号を呼ぼう


「呼ばれて飛び出てザバババーン!」

「船長。お久しぶりです」

「おう!今日はどうした?また何処か海の底に行きたいのか?」

「いえいえ、実はこの島。オートマトン達が住んでいるんですが、ここに港を作る事を決めまして……なので、船長達も良ければここに寄港してくれると良いかなって」

「はぇ~、ここに新しい港をなぁ?俺らにとっちゃ寄れる港がある事は良い事だが……」

「一応、ここ、ミスリルとか採れるんですよ」

「ほほう?俺達が何か取って来た物と交換って事か?」

「それも視野に入れていただけるとこちらとしても嬉しいですね。この島で採れない物を入手出来るとありがたいです」

 島を発展させる為にも他の所からも資源を集められると発展も非常に楽になるだろう


「ほう?良いぜ?ミスリルの剣なんて作れたりするのか?」

「どう?剣とか防具とか作れそう?」

「カノウデス。ヒツヨウデアルナラバ、ソノ、ボウシモ、ミスリルデツクルコトガデキマス」

「ミスリルのキャプテンハット……こいつぁ、その話に乗るしかねぇな!」

 ミスリルのキャプテン帽で話に乗るのかぁ……



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― 新着の感想 ―
[一言] いっそ骨格をミスリル仕様に変更してみては?魔力伝導率も極端に上がるのではないかな?
[一言] プレイヤーに解放ってよりは住民(NPC勢)のための施設の方がいい気がする…。
[一言] 鉱夫プレイヤーが喜びそう
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