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トロピカルなお知らせ

「街に作る事も出来るらしいけど、泉から行ける場所に作る事も出来るのは凄いなぁ。まぁ、空島も似たような物かな?」

 アイリスさんに何処に行けば良いか聞いたら空島の泉で待っていてくれたら迎えに来てくれるらしく、泉で移動出来る所にクランホームがあるらしい。確かにそれならクランホームのサイズとか気にしなくても良いのかもしれない。その代わり大分高いらしいけど……


「ハチ君。こっちです」

「アイリスさん。クランホームにお邪魔させてもらうとして、他に誰か居たりしますかね?」

 念の為聞いておく。他に人が居るならその人達にも一応お裾分けとかした方が良いだろうし


「居ますが、気にしなくても大丈夫だと思います」

「分かりました。それじゃあアイリスさんの所のクランの見学をさせてもらいますね」

 どんな所かなぁ?


「街じゃなく、泉でしか行けないタイプの所は外見も自由に出来るのでクランの特色を出しやすかったりするんです。ハチ君の空島程では無いですが、庭園で花とか薬草を育てたり、修練場みたいな所を作ったりも出来るんですよ!」

 カスタマイズが出来るのは中々良いな。ただ、どうあっても空島の下位互換にしか感じないなぁ……


「ここが、アイリスさん達のクランホームですか」

「私達のガーデンにようこそ。ハチ君!」

 庭とか屋敷とか、凄いなぁ……確かにこういうのが自由に出来るなら皆でお金を出し合って買うっていうのも悪くないな……あれ、やっぱり僕には関係の無い事かもしれない……


「ハチ君。待ってたよ。ようこそ」

「どうもロザリーさん。やっぱりロザリーさんがここのリーダーですか?」

「そうだよ。まぁ、皆割と好きに動いてるけどね」

 自由なクランだな。まぁ、ガチガチにノルマとかあったら確かに強くなるんだろうけど、辞めたくもなって結果的に弱くなるとかもあるか


「良いクランですね。それじゃ、僕はこれで……」

「ちょちょ、ハチ君待った待った!どうして急に帰ろうとするんだい?」

「いや、ここ女性しか居ないじゃないですか。多分クラン的にもそういうクランでしょうし……それに、用事と言っても、アイリスさんに教えてもらった事のお礼としてお菓子を持ってきただけなんで、他の方の迷惑になる前に帰りますよ」

「「「「お菓子!」」」」

 周りに居た人達がお菓子という単語を聞きつけてこっちに来た。お菓子の言葉を聞きつけてやってきた人達。ん?この人達何処かで見た事ある気がするな……あぁ!ダイコーンさんのバイクの強化素材集めでセカンドラの鉱山に行った時に会った4人組か!


「この人達はここのクラン所属なんですか?」

「あぁ、そうだが、ハチ君は4人と面識はあったかな?」

 あの時はシロクマ状態だったし、お互いを認識しているとは言えないだろうから面識があるとは言えないかな?


「あー、こっちが一方的に見た事あるだけですね。だから面識があるとは言えないです」

 実際は共闘した事があるけどね


「えっと、ハチ……さんで合ってますか?」

「はい。合ってますよ」

「わぁ、ホンモノだ!」

「凄い、ホンモノ!」

「この人が……」

 どうしようかな?あの時の事を公表しても良いけど、バラさない方がダイコーンさんの戦力の詳細をバラさないだろうし、ここは黙っていようか


「とりあえず皆様もどうぞ。感想を聞かせてもらえると助かります」

 女性からクッキー、キャラメル、フルーツ飴の感想を聞かせてもらえれば他の人に渡して喜んでもらえるかどうかの判断材料になるだろう。君達は大事なモルモットなのだよ


「「「「「「美味しい!」」」」」」

 流石甘い食べ物。これなら誰に渡しても問題無いかも


「好評みたいですね。これなら自信が持てます」

 一応僕のフレンド以外の人に食べてもらって反応を知りたかったというのもあったから、今回のクランホーム見学は割と良かったかもしれない


「お礼も済みましたし、これで失礼しま……ん?」

 何やらメッセージが来たぞ?誰からかな?


『新イベントのお知らせ』


「おっ!新しいイベントのお知らせ!」

「「「「「「えっ!」」」」」」

 僕が確認した後に他の人達も自分に届いたメッセージを確認する


『新イベント トロピカルトレジャー 開催のお知らせ』

 トロピカルトレジャー……何となくイメージが浮かぶ名前だ


『無人島でお宝を見つけよう!参加者はランダムな無人島に流され、装備しているアイテムと用意されたバッグに入るだけのアイテムしか持ち込めない状況の中、頑張って生き延びよう!5日間以内に無人島に眠るお宝を探したり、サバイバルを楽しんだり、仲間と共に協力してイカダを作ったりしながら無人島を脱出しよう!』


 ほほう?今回は敵は無しで全員協力するタイプのイベントかな?


『※パーティを組んだとしても、辿り着く無人島が全員一緒になる訳ではありません。辿り着いた無人島に居るメンバーと協力しましょう!』

 なるほど。固定メンバーで行くとかは出来ない訳だ。つまり他の知らないプレイヤーと協力出来るか出来ないかで、無人島生活が天国にも地獄にもなると……これは1陣も2陣も関係無く遊べる交流の場みたいになりそうだな



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― 新着の感想 ―
[一言] ハチとハスバさんが一緒になったらおもしろいことが起きそうだなァ
[一言] アイリスはやっぱり恋愛クソ雑魚なんだなぁ
[一言] ハチなら、(勝手に)お宝を用意したり、その中に二重底の箱や、ハズレを作って楽しませたり、(勝手に)無人島の謎を用意したりしそう
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