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3月20日
僕はいつも学校で主席だった。
3年間誰にも負けた事なんてなかった。
万年2位の金崎と万年3位の大島がT大に受かったと聞いた。
皆が僕の事をまるで腫れ物を扱うかのようになった。
聞きたくないのに皆が話していることが耳に入る。
引きつった笑顔で慰めて来る奴が憎い。
「来年また受ければいいさ。お前なら出来るさ、今回は運がなかっただけだ」
金崎がそう言いながら僕の肩をポンと叩いてきた。
運がなかっただと…?
運なんて僕には必要なかったんだ。
実力だけあればいい。
無能な奴に限って「運がよかった」なんて恥ずかしみもなく
ゲラゲラ笑って「僕は馬鹿です。」って言いふらしているようなもんだ。
そんな奴に負けた僕は一体なんなのか…。
人間のクズだ。嫌、ゴミ以下だ。生きている価値がない。
僕に「来年」の言葉はない。
例え、来年に合格したとしても金崎や大島の「後輩」になるなんて
死んでも嫌だ…
死んでも…




