同棲生活
はじめましてこんにちわ(*゜д゜*)
文章がおかしいかもしれません、誤字脱字あるかもしれません。
まずキャラが可愛くねぇ!とか言われたら終わるような小説ですけど若輩だと自負しております。ご了承お願いします。
それじゃ失礼しましたー(。・ω・。)ドキドキ
桜も枯れ落ち、春も終わる頃。一見して、平凡なアパートの一室。
窓から差し込む朝日を背景に、欠伸をする青年の姿があった。
「うぁ~~……ーーったく、毎日の事とはいえやっぱ慣れねぇなぁ」
一通りの用意を終えた青年は、いつものように寝室へと向かっていた。
この青年の名は『東野拓海 とうのたくみ』。
悲惨な中学、高校生活を経て、今年から大学生になる。それに伴い茶髪にした。目つきが悪く、日課が筋トレという他に個性として挙げるものがあまりない、至って平均な青年である。
他にはいくつかの特技と悲しい過去もあるのだが、それはさて置きーー
今の問題は、寝室で眠る同級生の女の子をどうやって起こすかということだ。
「……ふぅ」
拓海は、本来なら自分の部屋である筈の戸の前に立ち溜め息を吐いた。心境はというと期待半分、不安が半分で憂鬱と言ったところか。とにかく、と俯いた顔を上げ、短く二回ノックする。
「………………」
何秒か待ったが、中から反応はない。
「起きてるかー?」
呼び掛けてみる、がこれも反応なし。
「入るぞ」
言うのが先か、拓海は戸を開ける。因みに、この部屋の間取りは六畳の広さで奥にベッド、右の壁に本棚が有るだけの簡素な部屋である。その上にカーテンが締め切られていて全体が薄暗く、この状態ではとても味気ない部屋に見えてしまう。……が、この部屋には一人の少女がいた。そこにいるだけで部屋のイメージを一変させるぐらいには可憐な少女が。
「……ん……っ」
ベッドの上で布団にくるまっている少女が、微かに吐息を漏らした。それだけで、薄暗い部屋に漂う空気が意味を変える。高級なホテルなどとはまた方向の違う、ずっと居たくなるような居心地やゆったりした時間の流れ。少女の作る甘い空間に、大抵の男は理性が揺らぐだろう。
また、毎日律儀に起こしに来ている拓海も例外ではなく、
「……っ。またかよおい。いい加減恥じらいを覚えろ全く……」
「すー、すー……」
少女のはだけた服から覗く肌に、何時もの様に唾を呑む。
「……っとと、こんな事してる場合じゃない。時間が時間だ、この際仕方ない……か」
ふるふると頭を振り、時計を見直してどこかに逝きそうな理性を立て直す。今の時刻は8時30分、リミットである授業開始が9時30分だとして10分前には入っておきたい。となると支度に30分、移動に20分しかない。
「おい、凜。起きろー」
この少女は『北篠凜 きたしのりん』。武道において高名な北篠家の娘で、拓海の同級生で幼馴染みである。また、拓海と過去から深く関わっており、結果同棲している。腰まで真っ直ぐに伸びたさらさらの黒髪に、くりっと丸い眼。あまり日に焼かれていないのか、絹の様にキメの細やかな白い肌という外見の為、姫と呼ばれる事もある。武術に長けていて、世界クラスの運動神経を持ちながら学力も学年で三位というまさにハイスペック人間。
拓海はまず、その凜の肩を掴んで揺すってみた。……起きない。名前を呼ぶ声を大きくしていく。………起きない。頬をペチペチと叩いてみる、がこれも不発。
「くそ、またか……」
凜は普通の少女ではない。昔から数々の死線や修羅場を生き抜いた経験から、眠っていても気配を察知することが出来た。しかし、その反動なのか信用している人といるとなかなか起きない。拓海もそれは知っていたが、仕方ない。東野拓海が普通の人間である以上寝坊もするのだから。
「……こほっ。これはワザとじゃないぞー。起きないお前が悪いんだぞー。……悪く思うなよー?」
小さく咳払いして棒読みな言い訳をする拓海。凜がどうしても起きないときの最終手段の為だ。そうして一呼吸おいて、やっと口が開く。
「……お、おい雌犬! 主人に起こさせるってのは、ど、どう言うことだ?」
……あぁ、言ってしまった。拓海は自分の顔がどんどんと熱くなっていくのを感じた。人に見せられる顔じゃないだろうなと思いながら。
拓海には別にSだとかMの気があるわけではない。だから、先に言い訳をするのは心にもないことを言う罪悪感の所為でもある。だが、いつも通りの展開ならば問題はこの後ーー
「……ん、ぁ……ご、主人、様……?」
「お、おー。おはよう、り……んん!?」
凜の小さな唇が微かに動いた後、連られて眼も徐々に開いていく。それに明るく返す拓海。ガバッと勢いよく布団が持ち上がった次の瞬間には拓海は天井を眺めていた。つまりは押し倒されたのだ、馬乗りに。事後報告。
過程をすっ飛ばすほどスムーズな運び、凜が武術を嗜んでいる所為だろうか。そういえば叩きつけられた衝撃もない……。
そう思っている矢先、ふにっ。という間の抜けた擬音が鳴る。実際に鳴ったかはわからないが、それほど柔らかな感触が拓海の唇にあった。
「ーーんむっ!?」
ここにきてようやく吹っ飛んだ意識が追いついてくる。拓海にとっては気付けば目の前に凜の顔があり、唇を吸われている状態だ。襲われる様に強引に、でも優しく、啄んで精気を啜る感じ。こうなっては為すすべもない。これが拓海の懸念していた問題だった。いつもする言い訳も本文はこの時の為である。
「ん……っ、ちゅ、……ぷぁ」
一度、二度と、2人の間に隙間がない程度に離したり触れたりして啄む凜。非常事態に拓海の頭が真っ白になっていると、ちゅっと可愛らしい音を立てて2人の口が離れていく。さっと身を翻して座りなおす凜。
彼女が突然こんな行動に出るのは拓海が言った雌犬、主人というキーワードによるものだった。何故その言葉に反応するのかはわかっていない。拓海以外の人が言っても無反応な所を見ると原因は不明だ。
と、考える余裕もなくあわあわと動揺する拓海を尻目に、凜がハッとした表情で顔を上げ、
「……申し訳ありません。ご主人さま」
そう言ってすぐに足を正座に組み直し、床に指を立てて頭を下げる。
「あ、あの、お、おおお前なぁ……っ!?」
「躾のいたらぬ犬にはおしお……き、を……?」
押し倒され、キスされ、理解が追いつかずズザザザ! と激しく後ずさる拓海。凜は寝ぼけ眼にその様子を見て言葉を切っていく。するとなにかに気付いたのか、
「あ、れ……た、くみ…………~~っっ!!」
途端に両手に顔を埋める凜。両手から生えている様にも見える耳が火照ってみるみる赤くなっていく。かと思うと正座しながら脚をバタバタ動かし、羞恥に悶えていて。忙しない凜に、拓海は恐る恐る声をかける。
「えー……その、だな、凜。これは……」
「ダメ。忘れて。許さない」
普段はポツポツと呟く様に話す凜が、手で顔を隠したままハッキリした口調で拓海の言葉を遮った。拓海は凜がハッキリ話す時、大概が敵意を表していることを知っていた。そして追い討ちをかけるとどうなるのかも。だから、
「あ、はい、忘れました」
「……ん。許さな、い……」
この流れは非常にスムーズだった。
こんなやり取りでも少しは落ち着いたのか、凜が拓海に向かって時計を指差す。時間は薄情なようで、支度にかけられる時間は既に20分を切っている。
「あ……、ってお前が起きないからだろ! 早く支度して行くぞ!」
拓海の言葉に凜はムスッとして支度を始める。納得のいかない拓海だったが、時間がないこともあって特に言及はしなかった。
「もう弁当は作ってあるから。教科書とノートさっさと鞄に入れて顔洗ってこい」
「……ん。言われなくても……する」
それになにより、怒ってるのかと思えばほんの少し口角の上がった凜の表情を見ると、既にそんな気分でもなくなっていた。
…やっちゃったテンションな作者です。
えぇ、小説の正しい書き方は学んでおりません。妄想だけが迸っております。後悔はしてますが反省はしてません(恥)
えーと、コメントは良いこと悪いことのどちらでも嬉しいです。打ちのめされるのも勉強かなとか偉そうに思ってたりしやがるので気軽に書き込んでください。
他のユーザーの方々、尊敬してます。それでは