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第5話 絶望への道


この世界の難易度がハイマスターモードと認識してから数日がたった

攻略者達から受ける即死クラスの攻撃QTEを何とかしていく

月光蝶モドキなんて普通はエンドコンテンツクラスの攻撃になるが、リメイク版ハイマスターモードではチュートリアル後に使われるイージー技の一つとなっているが威力してはエンドコンテンツクラスだが


ヒロインちゃんが手足を何回も失いながらも攻略者達から愛の即死QTEをもらい、ドロドロの愛を育むゲームになってる


手足がいくら無くなろうが生きていればそれは愛なんだからとキャッチコピーがこのゲームにある


それは聖女の力で手足の回復ができるから可能な話であって普通は無理、だがその無理が最低必須で格下能力

持ってるのが当たり前、そんな扱い


この国にそれができるぐらいの聖女は数十年誕生してない

上にそもそも聖女自体軽い力であっても数年に一度産まれるかも分からない存在でもある


それが、模擬戦以下のオワソビ感覚で消滅させられるか死亡するか、そういう感じだ


悪役令嬢の私もヒロインちゃんが頑張ってやってることを余裕もって可能

月光蝶モドキをパリィも回避もできる

攻略者達全員できる、だからこそ聖女がこの世界的には最強になるが、私たちの枠組みからしたら最弱になる


私が昼食の為に食堂に移動していると、赤令嬢と青令嬢が口論している

赤髪の令嬢だから赤令嬢と青い髪の令嬢だから青令嬢と呼ばれる令嬢

ゲームでもその名前で表示されていたから私も本来の名前は知らなかったし、ゲームでも赤令嬢、青令嬢呼びだったし

私が近づくと赤青令嬢が同時に私の方を見てきた

「シャーリー様、聞いてください、この赤が」

「シャーリー様、こっちの話を聞いてください青なんかよりも」

「シャーリー様と話すのはこの私なの赤は引っ込んでなさい」

「ありえない、シャーリー様と話すのはこの私、青はあっちに行きなさい」


そう、赤令嬢と青令嬢はいつも私の後ろにいる取り巻き令嬢だが、2人とも中がとても悪い

「で、何があったの」

「それはですね」

「それはですね」


「青は黙ってなさい報告するのは私」

「赤こそ黙ってなさい報告は私がします」


この2人は昔からこうだった、私と関わる事なんでも評価になるため手柄の取り合い

いつも埒が明かない、

「今日は赤から報告しなさい」


私がそう言うと赤令嬢はガッツリポーズし青令嬢は赤令嬢を睨む 逆でも同じいつもの事

「報告させてもらいます、シャーリー様を除け者にしてあの女が」


あの女か、ヒロインちゃんの事なのでしょう、気にする必要はない

「それで、青は何が報告が」


「はい、南の砦で問題が」

南の砦か、予定より早い防衛戦が始まるの

「分かりました、砦の問題はこちらで上にあげておきます」

「ありがとうございます」


青の報告に赤はかなりキレている

「シャーリー様、もう1つ報告が」

赤がもう1つの報告があると言ってきた、これもいつも通り、先に報告内容より後の報告の方が良かった場合予備で用意している報告を提出する

報告内容の重要度関心度が評価に繋がると思っているから、先行を取った赤令嬢が今回のヒロインちゃんの報告はさほど重要ではないと取ったんだろう


より重要な後攻の砦報告に埋もれて負けてしまうと

それならば、砦報告より重要な報告して砦報告を薄めてしまおうと

これも2人の評価合戦では良くあること

「それで、その報告は」

「ピーコック伯爵領で革命が起こると噂が」


革命報告か、これば領内無双が発生するフラグだろう

「分かりました、革命、上にあげておきますね」


赤令嬢は先の報告でガッツリポーズし青令嬢が赤令嬢を睨む

私的には逆転なんて報告には無いがどちらも重要な報告なのだが、彼女たち的には優劣をつけたいようだ


アルジュナルートの城砦の防衛戦

ヒュンケルルートの領内無双

共にストーリーに関係して分岐後にどれかが発生するイベント

それが、まさかの同時発生

ゲームでは有り得なかったがここは現実

ありえない訳ではない


青令嬢が報告したいような感じはするが、いつも通りにスルー

3回以上の報告は確実に沼るのは知っている

昔、報告を全部聞く事をしたが、ひたすら報告合戦でキリがなかった

後半は報告の内容も雑になってたし、その上にでっちあげも多かった


私は緊急便で兄に連絡をだした

アルジュナルートの城砦の防衛戦の一つ

南の砦の防衛の副官の役職に兄が付いている


そして、その南の砦の防衛戦のきっかけが兄の死亡による損害で危機になるがヒロインちゃんとアルジュナの活躍で打開して防衛成功させる

このタイミングで南の砦で不安が発生するなら、兄の死亡イベントが発生する

それを阻止しなければ行けない


兄から緊急便の返信が届いた

何者かに狙われている、数時間持つか

自身が死亡した場合、南の砦はかなり危険な状況になる

自身を狙っているの者は候補が多すぎる

特定は不可能、だが自身の死亡による得するのは南諸国の貴族達だろう


と緊急便の返信の内容がこうだった

兄は南の諸国からの戦争の為の下準備と思っているがゲームではなんと上界国からの襲撃


これは下界国の私たちに対しての宣戦布告なのだろう

第6話は明日の7時に投稿

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