第3話 ヒロイン登場
翌日、私はベッドから起きて日課になっている、ラブースタに触る
ラブースタは私のいる王国に伝わる愛してるのを視覚的に視認出来るようにする魔道具である
王国の貴族令嬢たちはほぼ全員持っていて、好きになった人にラブースタを渡し告白するのだ
告白と言ってと8割以上が政略結婚のため、高数値のラブースタはなかなか見られなかったりする
ラブースタの数値が高ければ高い程、愛が重いという事
こうして私も毎日ラブースタに愛を込めて貯めている愛が重くなるように
ヒロインちゃんもたしか男爵令嬢だから持ってるはず
ゲームでも使ってたし、メーターの1つになっていたし
そういえばヒロインちゃんに関して確認してなかったのを思い出した、ここで一旦生理しておこう
ヒロインちゃんの事、アリス・ハートロイドは
ハートロイド男爵家に拾われて養子になった女の子
拾われた理由がアリスちゃんに先代のハートロイド男爵の面影があったから、実際にアリスは物語の終盤でハートロイド男爵と母違いの従姉妹だったことが判明する
アリスちゃんの実の両親は数十年前の厄災にて死亡
アリスちゃんは孤児院に預けられ数年後に拾われる
その後、ジーザス王国国立貴族専門学園に入学する事になる
そこが乙女ゲームの始まりで乙女ゲームの舞台になる
そこで五人の男性を攻略してハッピーエンドを迎えられるように頑張る
難易度が超高難易度の乙女ゲームな為、バットエンドが800種類以上もある、そのうち500種類は死亡によるバットエンドになる
そのうち悪役令嬢である私がバットエンドのきっかけになるのが約120種類あって
主にアシムーンルートでのバットエンドの原因になる
悪役令嬢に転生?した私が生き残るにはヒロインの攻略を止めて生存するかヒロインに他のルートを選ばせて、干渉を減らすか
他のルートにもヒロインちゃんを妨害する者は居るが、貴族令嬢が動くのはアシムーンルートだけ
他のルートだと魔物使いや暗殺者などの闇企業の連中になって貴族では無い
さて、一旦ヒロインに関する確認はここで置いておいて、これ以上の確認は現時点では無意味
私の現状を確認しておきましょう
私の現在の年齢は15歳で乙女ゲームの始まりのジーザス王国国立貴族専門学園に入学するのは本日
そう、現在 馬車に揺られ学園に向かっているところ
学園指定の馬車下車場で降りて、私は学園に向かった
学園の入口の門にたどり着くと門のところに立っていた
この状況、ゲームのオープニングシーン
悪役令嬢がヒロインの横を通過して門を抜けようとするが、ヒロインから声を掛けられ、悪役令嬢が目上に話す時は目上からの許可が必要なのをヒロインにここで叱咤するが、そこにアシムーン第一王子がやってきて、学園では階級の上下はないと言いながらヒロインを助ける
アシムーンとその仲間である数名の攻略対象者達と学園に入ってゲームタイトルがドン!
でゲームが始まる
ちなみに悪役令嬢はその場に置いてかれるという、
叱咤の原因はヒロインが学園に来たけどどこに行くのか分からなかったので横を通過した人に聞きたかった
それだけだった、が運悪く悪役令嬢に声をかけてしまったがゆえか
私は改善方法は既に解は出でおりヒロインの横を通過しようとする瞬間
「あの〜」
予想通りヒロインが声を掛けてきた、服装は学園指定の制服を着用しているが何故か汚れている皺が少々入っている
伯爵令嬢なら絶対にそんなだらしない状態の制服なんて着用しない
制服に変な折り目も付いてるし私からしたら服装チェックでNG出してる
こんな服装が上位の貴族なわけがない、実際にヒロインは男爵令嬢で養子組
貴族の服装マナー講習をしっかり学べてないと思った
だからこそ、上下関係は必要とゲームでの私は思ったんだろうが、そのまんまだと評判が悪くなる可能性を考慮するとここでの回答は
「何かしら、私に何か用かな」
「あの〜、校舎の行き方は」
「あなた、今年の入学生なの」
「はい、あなたもですか?」
「人に名前を聞く前に自分の名前を言うのよ、教わらなかったかな」
「はい、教わりました、私はアリスです」
「シャーリーよ、家名はどうせ後で知ることになるし、今は省くわ」
満点とは思えないが、なるべく穏やかに自己紹介まで行くように誘導し
「で、本題の校舎の行き方は私も行くから着いてきなさい」
説明がめんどくさい上に、行先が同じならこれで良かったと自分は思ってる
「わかりました、ありがとうございますシャーリー様」
「多少は、貴族のマナーがあるようで」
そう返答すると、後ろからぞろぞろと、アシムーン第一王子一行がやってきた
「何話してるだ」
「あら、お久しぶりですねアシムーン様」
やってきて開口一番に話しかけてきたのはオープニング通りに第一王子だった
「何やら揉めているような感じだったのでな」
次に話しかけてきたのは、まさかのヒュンケル
「ヒュンケル様、ご冗談を揉めてなどいませんよ、このアリスが道が分からないと私に聞いてきた、それだけですわ」
「ふん、それが本当なら別に問題ない」
なんかビリビリしてる、ヒュンケルとあったのは数年前でその時が初めてで関係が良くも悪くも
何かの力を感じる?
「アシムーン王子、彼女を連れて行きましょう」
連れていくねぇ、私を邪魔者みたいに扱わないでよ
「ヒュンケル、相変わらず嫌ってやるな」
「ですが、アシムーン王子」
「アシムーン様、私 ヒュンケルになしかしたの」
そう、私は知らない間にヒュンケルから嫌われているようだ
「その話は長くなる、一旦学園に入ろう、それでいいねアリス嬢」
「はい、わかりました」
お目目キラキラのアリスを連れて私たちは学園に入っていった
第4話は明日の7時に投稿




