【プロットタイプ】これ以上、望む事なんか
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
基本は乙ゲープレイヤーの壁です。
えぇ、ヒロインと攻略対象がくっつくのが全て。
ワテがくっ付くのとは、話が違うんだよ!!
その為に、根回し全力でしてぇたんだよ!! こっちとら!!
という謎な強火カプ房。
でもうーん、たまにはボヤいて欲しい。
酒は好まない。しかし珈琲は好む。行き着く先が同じ無くせに、彼奴は明確に区別をして、珈琲を求める。其れが一番、体を巡るという様に。
ある夜の事である。珍しく同居人が、鏡花が、酒を嗜んでいた。酒は甘口で、思わず顔を顰めてしまいそうな程だった。甘党しか、飲めないようなものだった。
静かに、舐める様に、ただちびちびと嗜みながら、ただうつらうつらと船を漕ぎ始めた。
「瑠衣たん……。珈琲……」
「おい、よせ」
まだ一杯だ。背の低いグラスの半分だ。それなのに既に酩酊していた。それなのに、まだ酔おうとする。全てを焼払う様に、味を変えて求めてくる。
鏡花は酒をあまり嗜まない代わりに珈琲を好む。珈琲で酩酊し、思考を霞ませ、ただ眠る。最近は耐性が着いてきた様で、行先で船を漕ぐ事は減ったが、それでも今は酒が入っている。このままでは追い討ちだと、分かってしまう。
「珈琲……」
俺が沈黙する。
「珈琲ぃ……」
鏡花の眉間に皺が寄る。
「んー……」
先に痺れを切らしたのは鏡花だった。少し覚束無い足取りで立ち上がると、キッチンへ。其からただ力加減の分からぬままに、乱雑に扉を開く。
悪酔い、という言葉が脳裏を掠めた。そこまで行く前にすぐに眠ってしまったから。目を閉じて、ただ大人しく丸くなっていたから。
ただゴネる鏡花を諫めるのは、些か面倒であった。だから取り敢えず、その場に座らせる。
「淹れてやるから待ってろ」
世話の焼ける。一人で生きていけるとは思っている。何とかするとも思っている。が、どうにも覚束無いところがある。それでもきっと何とかするだろう。
愛されている。とは思っている。愛される。という感覚も分かっている。気遣われる、心配をされる、私の為に自己犠牲を払ってくれる、信じて……くれる。
そういう上手く言葉に出せない集合体が『愛される』だと思っている。分かっている。分かってるのだ。例え言葉に出来なくても。でも……。
「愛されたい……」
脳が酩酊すると、精神がおかしくなると、それ以上を求めてしまう。十二分に貰っていると思うのに、それだけでは足りないと叫んでしまう。
「私だけを見て欲しい。私の為に自己犠牲を払って欲しい。ドラマチックな何かが」
欲しい……。
分からないな。それ以上なんて、もう貰っているのに。これ以上望む事なんか無いのに。酔いが回るの言うのは、これだから、これだから。
「ん……。君、私が呼んだら……地の果てまでも……来て……くれ……」
机に突っ伏する。何だか意識が持たない。そのまま、気持ちの良いまま、寝てしまいたい。そうしたらいつも通りだ。何もかもう嘘になれ。
ふと、背中に柔い何かが当たった。其れは背を覆い、しっとりと伸し掛る。
最後の記憶はそれだった。
私は基本乙ゲープレイヤーだと思って戴ければ。
くっつくべきはヒロインと攻略対象。
私は枠外のプレイヤー。
その為に、ひたすら根回し、ゴールインへのダンクを決める為に奔走しまくりたい。
其れが例え、付き合いたい、結婚したい、殺したいぐらい愛してるキャラでも。
なんか違うんだよなぁ。私が隣にいるの。
まぁ私がそんなキャラなので、鏡花も
『瑠衣たん、惚れた人いるの!? はぁ〜(歓喜の叫び)、バージンロード敷いてあげる。ゴールインへの花道作ってあげる。情報集めて根回ししてあげる。結婚式呼んで(目ん玉ガンギマリ)』
みたいなキャラではある。
愛されたい。という思いがやや希薄。
愛したい。が爆裂。
でも偶に、ふとした時に、気の迷いがあって『羨ましいな』とは思って欲しい。
逆に、一度も『羨ましい』と思わない人いるのかねって。
相手の為に全て捨てられる。
世界と私を天秤に掛けて、迷わず私を選んでくれる。
そんな物語を見て、『羨ましいな』と思わない人、いるんかなって。
なんか、うん、承認欲求がないし人がいないように、そんな人は居ない気がする。
追伸
作者が好きな乙ゲーって何?
というか、仮にそのヒロインが自分の最推し意外の事を『好きになっちゃった……///』とか言ったらどうするの?
アリスとトランプをモチーフにした、乙女ゲー。
帽子屋が尋常じゃなく好き。(黒髪萌はそこから知った。俺様で許せるのは多分、このキャラだけ)
まぁアリスちゃんが、白うさぎ好きになったり、チェシャ猫好きになったり、三月ウサギ好きになったり、そういうルートは見てきたんで、応援はする。
そもそも帽子屋ばりに、アリスが好き。同じぐらい好き。怪文書になりそう。
『そっか〜。そうなのかぁ〜。君がそういうなら』
とか言いながら内心歯ぎしりしながら、爆速で手筈整える。




